2018-05-11 第196回国会 参議院 本会議 第18号
鉄道ホームからの転落事故が後を絶ちません。視覚障害者の方からは、欄干のない橋を目隠しをして歩いているようなものだという声が寄せられます。転落件数は年間三千件近くに上り、悲惨な死亡事故も相次ぐ中、安全対策は緊急の課題です。 ところが、転落防止に有効なホームドアが設置されたのは、全国約九千五百駅のうち六百八十六駅、一日十万人以上が利用する駅でも約三割にとどまっています。
鉄道ホームからの転落事故が後を絶ちません。視覚障害者の方からは、欄干のない橋を目隠しをして歩いているようなものだという声が寄せられます。転落件数は年間三千件近くに上り、悲惨な死亡事故も相次ぐ中、安全対策は緊急の課題です。 ところが、転落防止に有効なホームドアが設置されたのは、全国約九千五百駅のうち六百八十六駅、一日十万人以上が利用する駅でも約三割にとどまっています。
次に、鉄道ホームからの転落事故の対策についてお伺いをしたいと思います。 昨年の八月、東京メトロの青山一丁目駅で目の不自由な方がホームから誤って転落をして亡くなるという大変に痛ましい事故がありました。そして、十月には大阪で、そして今年に入っても一月に埼玉で同様の事故が続いています。防げたかもしれない事故だと思います。
このような鉄道ホームからの転落事故が全国で後を絶たない。不慮の事態でとうとい命を落とす、危険にさらすという問題であって、その鉄道を利用する多くの国民にとっては、交通の足に支障を来すことでもあるわけでございます。ですから、対策が急がれる。
○金子国務大臣 御指摘いただきました鉄道ホームのバリアフリーあるいは防護さくといったようなものにつきましても、早速に検討させていただきまして、でき得れば今次二十一年度予算の補正予算の中に取り入れられるものは取り入れて、少しでも早く、こういう高齢化の時代、あるいは、障害者の方だけではありませんけれども、国民の安心、安全のために資する事業として取り組ませていただきたいと思っております。
ついては伊集院駅の駅舎を拡築いたしまして、南薩鉄道ホームをさらに本屋の前に移設されたいという趣旨であります。 この点について、聞くところによりますと、国鉄の方において、運輸省の方においてこれが増改築を行おうという意図を一応表明されたことについては、私ども承知しておるのでありまするが、どういう関係でこれが本年度に実現に至らなかつたかという点も、あわせて御答弁を願いたいと思います。