1966-06-09 第51回国会 参議院 内閣委員会 第29号
なお、御理解を深めていただくために、もう総務長官には必要ないと言うかもしれませんけれども、やはり大事な問題でございますので、その認識が違っておると、どうも論拠が合いませんから、そういう意味で、もう、かつての満鉄等について精通されておる長官に対して失礼の向きもありましょうけれども、現実を一、二しぼって申し上げてみたいと思うのですが、政府は、満鉄資本金に対するいわゆる出資金を一般会計から支出していたということの
なお、御理解を深めていただくために、もう総務長官には必要ないと言うかもしれませんけれども、やはり大事な問題でございますので、その認識が違っておると、どうも論拠が合いませんから、そういう意味で、もう、かつての満鉄等について精通されておる長官に対して失礼の向きもありましょうけれども、現実を一、二しぼって申し上げてみたいと思うのですが、政府は、満鉄資本金に対するいわゆる出資金を一般会計から支出していたということの
一つは、政府は満鉄資本金に対する出資金を一般会計から支出しておるということ、その現実をどのようにお考えになるか。御承知のように、特殊法人に対する政府出資は、通常特別会計から出資されておるのが慣例となっておったわけです。にもかかわらず、満鉄に対してはいわゆる一般会計から支出をしておるという点、この一点からだけ見ても満鉄を政府機関と見ていいことは確認されなければならないわけです。