1954-03-19 第19回国会 衆議院 決算委員会 第18号
○浅村説明員 鉄線蛇籠につきましては、ただいま私存じておりません。これは調べまして資料を御提出したいと思います。
○浅村説明員 鉄線蛇籠につきましては、ただいま私存じておりません。これは調べまして資料を御提出したいと思います。
それは北海道の開発工事にはいずれも鉄線蛇籠が何本も非常に使われております。実は鉄線蛇籠につきまして最近耳にしている問題で、これは北海道ばかりに限つたことではないのでありますが、全国的に鉄線蛇籠の単価がべら棒に高いということが私の調査の結果出ておるのですが、北海道の場合もしあなたここでわかつておるならば、鉄線蛇籠一本どのくらいでできておるか知らしてください。
第四号から第十五号まではいずれも工事の施行に当りまして非常に粗漏であるとか、或いは出来高不足をいたしておりますとかいうたような問題でございまして、鉄線蛇籠及び栗石張の法覆工等におきまして非常に工事が粗漏でありまして、検査に行きましたときに蛇籠の一部が陥没しておりましたし、或いは法覆工の栗石が二五%、切込砂利が八〇%も脱落しておりまして、そのままでは災害復旧の目的を達したとは申しがたい。
いずれも工事の施行が粗漏で、若干の手直しが要るという性格のものでございますが、先ず四号につきましては、ここにございますように、要するに鉄線蛇籠、栗石張法覆工等で護岸を施工いたしたのでありますが、そのでき方が粗漏でありまして手直しを要するということになつておつたのであります。
その次の山梨県、これはわかりやすいあれですが、二十四年度に購入した鉄線蛇籠代の千八百万円、これは国庫負担金を交付済であつたのであります。それを又二十五年度に持越して使用した右の、今申しました千八百万円のうちの一部の蛇籠を二百八十八万円、これを又国庫負担金の対象に取上げてしまつたのであります。
利根川の應急復旧工事につきましては、直ちに先ず所要資材の蒐集に全力を集中いたしまして、空俵、杭、鉄線、蛇籠、丸太、石材等の手当を了しまして、すでにその大部分が現地に到着いたしておるのであります。尚資材について特に申添えたいことは、セメントその他の重要資材等につきまして、進駐軍の好意ある援助を仰ぐことを得ることになりましたことであります。誠に感謝に堪えない次第であります。