1985-11-27 第103回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
○説明員(立石眞君) 新しい建築材料また鉄筋コンクリート造建築物等の使用方法等についてお答えいたしたいと思います。 こういうような材料を使います場合には建築基準法の規定に基づきまして安全なものとしなければならないわけでございますが、これらの基準に従って現在の建築物がつくられているわけでございますが、最近は新しい建築材料あるいは新しい鉄筋コンクリート造等が開発が進んでいるわけでございます。
○説明員(立石眞君) 新しい建築材料また鉄筋コンクリート造建築物等の使用方法等についてお答えいたしたいと思います。 こういうような材料を使います場合には建築基準法の規定に基づきまして安全なものとしなければならないわけでございますが、これらの基準に従って現在の建築物がつくられているわけでございますが、最近は新しい建築材料あるいは新しい鉄筋コンクリート造等が開発が進んでいるわけでございます。
ただ、こういった大工、棟梁の方々は、鉄骨造建築物や鉄筋コンクリート造建築物につきましては、十分な知識、経験等がないということで、結局受験上の問題もございまして、試験出題等の問題もございまして、建築士の資格を取得できないというような状況がございました。
ただ、二級建築士につきましても、その業務範囲は、木造建築物のほかに鉄筋コンクリート造建築物あるいは鉄骨建築物等も業務範囲としております。このため、二級建築士の試験科目は多岐にわたっておりまして、木造建築物について知識と技能が十分ある方でも、鉄骨造建築物あるいは鉄筋コンクリート造建築物について、あるいは一般的な構造計算について十分な知識がないと合格にならないというような状況にあるわけでございます。
○国務大臣(園田直君) 病院と社会福祉施設の二つに分けまして、病院の方は財団法人日本建築防災協会で五十二年に作成した既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準によって診断を行うよう指導しております。福祉施設の方は、地震防災上改築または補強を要するものの基準を大体次のとおりに決めております。
それと並行しながら、私どもの方で既存の鉄筋コンクリート造建築物の総合的な耐震性を定量的に判定するための基準を目下つくっております。間もなく完成する予定でございます。これをもちまして、国の機関はもちろん地方公共団体等に慫慂いたす一方、日本建築学会等関係各界の協力を得まして、その成果の普及を図る予定でございます。