その点では、これは、前政権だけじゃなくて、政権交代後も直嶋前経産大臣は、津波によって、まず地震で鉄塔倒壊、今度ありましたけれども、地震による送電鉄塔の倒壊等外部電源喪失、津波による内部電源喪失、そうなれば炉心溶融に至るという問題を取り上げても、メルトダウンを起こさせない構造になっていますと答弁していたんですね。
たとえ津波で内部電源が喪失しても外部電源が生きておればよかったんですが、夜の森線、受電鉄塔倒壊ということによって外部電源がとれなくなった。 女川原発の調査をやりましたら、外部電源は生きていたわけですね。五系列のうち四系列だめになったけれども、一系列生きていた。これは、仮に女川で内部電源が喪失しても大丈夫だったということになると思うんです。
○吉井委員 ですから、プラントの評価はするんですけれども、外部電源等の評価についてはやっていなかった、これが今回、夜の森線の鉄塔倒壊につながったと思うんです。 あわせて伺っておきますが、内部電源もまた問題になるわけですね。
鉄塔倒壊場所は津波とは全然違うところなんです。つまり、地震で倒壊したんですよ。そのために外部電源がとれなくなって、炉心溶融になったんです。もちろん、外部電源がだめでも、内部電源がいけたら大丈夫なんですけれどもね。ですから、そういう問題だということをきちんととらえておくことが大事だと思うんです。
○吉井委員 ですから、鉄塔倒壊したら、そもそも外部電源がとれないんですよ。津波で内部電源がだめになるだけじゃないんです。そういう問題があるわけですから、当然、外部電源喪失を考えた対策をとらせるのが私は政府の責任だったと思うんです。
それから一時間後には、鉄塔倒壊などで全交流電源が失われた。これは東京電力から報告があり、その後、DGがだめになる。バッテリーは長くはもちませんから、だめになる。こういう状況の中で、班目委員長は何時ごろ、炉心の露出という問題が出てきて、炉心溶融ということを心配しなければいけないというふうにお考えになられたのか、伺います。
実は、二〇〇六年、ちょうどあなたが原子力安全委員長であった当時の三月一日の予算委員会で、私は、津波の押し波と引き波、これにより機器冷却系が取水不能になる問題なども取り上げ、同年十月二十七日の質問では、地震による鉄塔倒壊で外部電源喪失となり、内部電源が事故に遭ってディーゼル発電機もバッテリーも働かなくなるという問題で、鈴木委員長のこの点での予測を質問しました。
○吉井委員 ですから、まず鉄塔が倒れたら、これはもう完全に、さっきもおっしゃった事故の中には、二〇〇五年の石川県羽咋市で地すべりによる鉄塔倒壊、これは、地震等によれば当然地すべりどころの話じゃなくなるんですが、外部電源がまず断たれる。
最近ということでございますので、平成十二年度から二十一年度までの鉄塔倒壊の事故、電気事業法に基づきます電気事故報告を受けているものでございますけれども、全部で六件ございまして、一番最近におきましては、関西電力、二〇〇八年の九月十五日に美浜におきまして鉄塔の上部折損、そういった事故が起こってございます。
私は、最初にきょうは、電力会社の鉄塔倒壊事故の最近の状況、これが一体どうなっているのかということから伺っておきたいと思います。
○吉井委員 バックアップ電源の問題は既に昨年の秋の委員会で議論いたしましたけれども、これは要するに、北陸電力のあの鉄塔倒壊事故とか、バックアップ電源の方が切れる、内部電源の方が外国の例でも二系列損傷して機能しなかったりという問題、それから地震、津波の問題も昨年議論してまいりましたので、ここでは繰り返しませんけれども、やはり安全という問題を考えたときに、とてもじゃないが沸騰遷移へ進んでいけるような話じゃないということを
引き続き、妙見堰管理支所の庁舎周辺破損及び鉄塔倒壊等の被災箇所を視察いたしました。 その後、新潟県、小千谷市、山古志村及び川口町の関係者と、雪害対策の現状及び特別交付税等の地方財政措置と国土交通省の補助金のあり方等について意見交換を行った後、それぞれの被災地に赴きました。
これらの調査や四国電力からの状況の聴取等の結果で見ますと、鉄塔倒壊に際しまして、鉄塔基礎部分や、基礎部分と鉄塔を接続するボルトに大きな力が加わった形跡がございません。かような事実から、何者かによってボルトが倒壊前に抜き取られていたと推定をされまして、人為的な原因であると認識をいたしてございます。
このときは車のスリップ事故等はもちろんあったわけですけれども、それ以上に送電線の鉄塔倒壊による停電の被害、さらには停電したことにより浄水場のポンプが停止し、それによる断水が被害の範囲を拡大したとも言われております。
鉄塔倒壊の原因につきましては、現在鋭意詳細検討中でございますが、定性的には、春先といたしましては非常な台風並みに発達いたしました低気圧の通過によりまして、非常に強い風が吹いたわけでございますが、さらに水分を多量に含みました雪が大量に降りまして、これが電線等に付着するという非常に悪い条件が重なった結果、特に強風が吹きつけます河川の横断部分の鉄塔を中心に被害が出たものでございます。
○末廣説明員 先般の雪害の事故でございますが、送電線の鉄塔倒壊という事象があったわけでございますが、ちょうど昭和五十五年、東北地方におきまして鉄塔倒壊ということがございまして、これまで各電力会社におきましては、特に湿った雪の降る機会の多い地域であって、かつ鉄道とかあるいは幹線の道路などの横断箇所等につきまして、順次離着雪リングの取りつけを中心といたしまして雪害対策を講じてきておるところでございます。
ただ、今回の四月四日の日野市における鉄塔の倒壊事故でございますが、この件につきましては、さっそく私どものほうの中に、東京西線鉄塔倒壊事故対策検討会という委員会を設置いたしまして、四月四日以来、五回にわたりまして事故現場の調査あるいは設計関係資料、工事施行関係図面あるいは事故前後の諸記録、各種の試験結果等につきまして慎重に審議を行なっておるわけでございます。
○三宅政府委員 全県一円の停電がございましたのは、鉄塔倒壊の当日、十分から約一時間、地域によって区々でございますが、停電を昼間いたしております。
次に送電設備は鉄塔の流失しましたものが五十基、鉄塔が傾斜したのが十五基、鉄塔倒壊が三基。配電設備につきましては、電柱の流失が約四千本、欠損が二千本、倒壊が二千五百本、傾斜六千本。断線につきましては高圧三千カ所、低圧三千八百カ所その他いろいろございますが、あとは省略いたします。復旧に要しまする費用の総額はこれも各設備別に調査できておりますが、省略をいたしまして、合計十億四千万円となつております。