1974-03-22 第72回国会 参議院 決算委員会 第6号
今回は、その鈴木青年がいい例だと思いますがね。その意外な例を待つというわけにいきませんがね。たとえるならば、私は心理学者というものをあんまり信用しないのですけれども、それをいれるのも一つの方法かもしれませんですが。こんなことも考えていた人がいるんですね。一個中隊で攻めていったらどうだろうと、わあっとあの中へね、勝ったぞと。
今回は、その鈴木青年がいい例だと思いますがね。その意外な例を待つというわけにいきませんがね。たとえるならば、私は心理学者というものをあんまり信用しないのですけれども、それをいれるのも一つの方法かもしれませんですが。こんなことも考えていた人がいるんですね。一個中隊で攻めていったらどうだろうと、わあっとあの中へね、勝ったぞと。
○中尾辰義君 それでは少しこまかく聞いてみますけれども、今度の発見にはずいぶん功績があったといわれておる鈴木さん、鈴木青年はこれまた調査員として派遣されているわけですが、この鈴木さんに対する費用はどうなっておるのか。さらに谷口元少佐、それから小野田家の御兄弟に対する費用ですね、これは皆厚生省の調査員として派遣されたというふうに聞いておりますが、その辺どうなっていますか。
○政府委員(八木哲夫君) 鈴木青年の接触によりまして、それから写真が送られてまいりまして、御家族なりあるいは戦友の方に見ていただいて、小野田さんに間違いないということがわかりましたので、従来、いろいろな救助活動なり捜査なりはやっておったわけでございますが……
○八木政府委員 小野田元少尉につきましては、陸軍中野学校の二俣分校で特殊教育を受けまして、ルバング島に特殊任務でおもむいたわけでございまして、その後日本軍が投降した際も最後まで勧告に応じないで、いまだにルバング島に残留しているということで、最近鈴木青年が小野田少尉に会った話でも、上官の命令がなければ出られないと言っておりますので、逃亡兵ではないと思います。