1968-12-20 第60回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
イカ釣りの問題でいま漁政部長からいろいろお話がございましたが、一つには、いまの全歩合制、釣り子制度というか、そういうものをやめていくには——釣り針というか、釣りの道具を持って船に入ってくる。そうして、見ますと船の甲板に仕切りがしてある。自分のドラムのところだけに自分のものを置くわけだな。そして適当な時間に箱に詰めるのでしょうが、たくさんになれば積んだまま航行する。それがほとんど。
イカ釣りの問題でいま漁政部長からいろいろお話がございましたが、一つには、いまの全歩合制、釣り子制度というか、そういうものをやめていくには——釣り針というか、釣りの道具を持って船に入ってくる。そうして、見ますと船の甲板に仕切りがしてある。自分のドラムのところだけに自分のものを置くわけだな。そして適当な時間に箱に詰めるのでしょうが、たくさんになれば積んだまま航行する。それがほとんど。
それが、いまの釣り子制度が一般的であります大きな船になりますと、先ほど申しましたように、釣り子に自分が一番釣るのがうまいんだというようなプライドもございます。したがいまして、省力化機械の実績とそれとのかね合いの問題がやはりこの雇用形態に密接にからんでおる、私はこういう感じがいたすわけであります。 基本的には、生産性の向上、生産体系を機械化することによってそういうおくれた雇用形態をくずしていく。