2017-05-23 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
針葉樹一辺倒だった植林を見直して、家具に利用可能なわせの広葉樹、センダンを植林する取組を始めているということですし、北海道でいいますと、旭川家具工業協同組合が二年前から道産の広葉樹を使った家具作りに移行する取組をスタートさせています。道産材を使った家具をアピールするパンフレットやラベルを付けるなどしてやっているわけです。
針葉樹一辺倒だった植林を見直して、家具に利用可能なわせの広葉樹、センダンを植林する取組を始めているということですし、北海道でいいますと、旭川家具工業協同組合が二年前から道産の広葉樹を使った家具作りに移行する取組をスタートさせています。道産材を使った家具をアピールするパンフレットやラベルを付けるなどしてやっているわけです。
なお、杉の花粉の問題でございますけれども、今大きな問題というふうに認識しておりまして、杉林につきましては間伐なり枝打ちなりをして施業をきちっとしていくほか、今後、公団造林におきましては、広葉樹の導入等を図り、針葉樹一辺倒から針広混交林のような森林も造成していきたいと考えておるところでございます。
今後とも、やはりCO2の問題がありますので、新植とか間伐の推進とか、それからやはり水源林の造成の問題とか、新たに人と森と野生の鳥獣の共存というような森林やら、それから針葉樹一辺倒じゃなくて広葉樹をつくっていくような造林の政策というものを一緒に進めていきまして、自然環境の保全ということに寄与していきたいと思っております。
問題は今後の造林政策ということでございますが、昭和六十二年に森林資源に関する基本計画というものを定めまして今後の方向を一応出しているわけでございますが、この中では、従来の拡大造林を主体とした森林資源整備方針、先生の言葉で言えば針葉樹一辺倒と申しますか、こういう方針を転換いたしまして、針葉樹というものも適する土地にはもちろん植えていくわけでありますけれども、やはり広葉樹を造成する、あるいは天然林というものを
針葉樹一辺倒で来ていたものを方向転換している。御案内のように、森林というのは二十年、三十年、五十年、百年の単位ですから、変わらない。これからは針葉樹一辺倒じゃなく、今やっているように天然林というものをふやしていくんだ、広葉樹をふやしていくんだ、こういう方針を堅持なさるつもりかどうか、これだけお尋ねしておきます。
○芳賀委員 地方によっては必ずしも針葉樹一辺倒ということでなくて、やはり広葉樹を中心にした、そういう植林経営というものが成り立たぬということではないと思う。