2020-03-19 第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
石橋委員御指摘の二件につきましては、昨年十二月、ロシアの警備当局により、北方四島周辺水域操業枠組み協定に基づき操業していた北海道根室市のタコ空釣り漁船五隻が国後島古釜布に移動させられる事案が発生し、七日後に帰港した件でございます。
石橋委員御指摘の二件につきましては、昨年十二月、ロシアの警備当局により、北方四島周辺水域操業枠組み協定に基づき操業していた北海道根室市のタコ空釣り漁船五隻が国後島古釜布に移動させられる事案が発生し、七日後に帰港した件でございます。
船に関しましては臨時の追加ポイントというものもつくったということでありましたけれども、今、古釜布を経由するということになりますとどうしても遠回りをしてしまうところもあるかと思いますので、ぜひこの出入域ポイントを増設するということに関しては、私も強く要望させていただきたいと思います。
色丹島の穴澗湾から根室港であれば四、五時間で移動できるものを、ロシア側の出入域地点は国後島の古釜布しかない。したがって十九時間もかかった。健常者でも大変な移動を、まして治療を受ける患者にとっては大変な負担である。 このような意味で、色丹島の穴澗に新たな出入域地点を設ける意味があるのではないかということなんです。
手続の改善に関しては、この八月末に実施予定の勇留島と志発島の墓参の際には、国後島の古釜布以外の場所に入域、出域の手続を行うポイントが設けられる見込みとなっていますが、これまでのところ、自由訪問では同様の措置が見込まれておらず、残念な状況にあります。 また、何よりも残念なことは、今年度の第一回目の自由訪問として、五月十五日から四日間の日程で国後島を訪れた際の対応についてであります。
それから、国後島の古釜布に加えての出入域手続の箇所をふやすということ、それから、墓参等の航空機の利用、これはもちろんヘリコプターも含めての話でございますけれども。 それと、今後、共同経済活動を持続的に進めていくとなれば、あるいは墓参、自由訪問を拡充、拡大していくとなれば、今の「えとぴりか」の船舶だけで済むのかということもありまして、その船舶の増便についても提言をさせていただきました。
○脇参考人 この十八日から行われる飛行機による墓参、元島民の身体的な負担の軽減という観点からそういうふうな形で進めていただいているということでありますし、それから出入域手続も、今まで古釜布一カ所であったものを何とかもう一カ所ふやしていただくということも現実に今やっていただくという状況になっているところでありますし、それから、自由訪問、墓参のそういう手続の簡素化ということも含めて今やっていただいている
手続の改善に関しては、八月末に実施予定の勇留島と志発島の墓参の際には、国後島の古釜布以外での場所に入域、出域の手続を行うポイントが設けられる見込みとなっていますが、これまでのところ、自由訪問では同様の措置が見込まれておらず、残念な状況にあります。 また、何よりも残念なことは、今年度の第一回目の自由訪問として五月十五日から四日間の日程で国後島を訪れた際の対応についてであります。
今回は国後島の訪問ということで、五月十六日は瀬石、ニキシロ、古釜布の市街地、五月十七日は東沸、古釜布市街地を訪問する予定で、本日十八日に根室港に戻ってくる予定でございます。 なお、今般の自由訪問では、ロシア側で調整が付かず、予定していた訪問地に入れなかったところがあると承知しております。
御指摘のとおり、現在、国後島古釜布のみにて行われております出入域手続のための地点については、訪問先の島に応じまして、その島に近い場所にも地点を設けて移動時間を短縮することで、元島民の方々の移動に伴う負担を軽減したいというふうに考えているところでございます。 政府としては、できるだけ早期にこれが実現するよう、ロシア側との間で調整を進めてまいりたいと考えております。
次は、今度は船のことなんですけれども、「えとぴりか」二号、私も一昨年利用させていただいて国後島に行きましたけれども、非常にすばらしい船でして、安定していて清潔ですばらしいんですけれども、ただ、古釜布のところでは、はしけを利用して乗りかえるんですね。結構やはり、私のような年齢の者でも少し危険を感じるんですけれども、恐らくさらに高齢の方はなかなか大変だと思っております。
入域出域手続を国後島の古釜布の一カ所からふやすことや手続の簡素化など、あり得べき案を迅速に検討するということで合意したというふうに私は思っております。
その中で、サンマの最盛期を迎えているが、日本のサンマ漁船が、サバやイワシの混獲の問題もあり、某国のチェックポイントで十五時間から二十時間にわたって足どめされている、また、いまだサンマ漁船が古釜布に十日間も足どめされているとか、漁獲物の価格低下の問題もさることながら、乗組員の健康や食料の問題が心配される、こういうふうな意見も出たり、関連して、某県のサンマ漁船からも、チェックポイントにおける検査が非常に
ただいま御指摘がありましたように、七月十七日に第十邦晃丸が根室沖においてロシアの国境警備局所属の警備艇により漁獲量超過の嫌疑で拿捕された後、現在に至るまで、もう既に一カ月超、古釜布沖で拘束された状態にございます。
何かといいますと、広尾漁協所属の第十邦晃丸、十一人の乗組員が船体とともにいまだ国後島は古釜布沖で係留され、一度も陸に上がることもなく、あの狭い船体の中で一カ月と一週間がちょうどたったところであります。
その後、国後島古釜布に連行され、現在に至るまで残念ながら古釜布沖に停泊中であります。 日本政府といたしましては、こうした事態を受けまして、外交ルートを通じて、人道的観点からも、伊東船長を始めとする十一名の乗組員及び第十邦晃丸の船体の早期解放を繰り返し繰り返し申し入れてきてまいりました。
まずは、七月十七日に根室沖でロシアの警備艇によって漁獲量超過の嫌疑で拿捕された北海道の十勝の広尾漁協所属の第十邦晃丸、国後島の古釜布まで連行されて、約一か月、古釜布沖でずっと停泊をさせられているわけでございますけれども、二十一歳から六十四歳まで、十一名の乗組員がずっと船の中にいるわけであります。
極論すると、国後の古釜布でもいいのではないかというぐらいのこともお願いしたいと思いますが、この点についてはどうお考えでいらっしゃるでしょうか。
次に、また島の話になりますが、国後島の港、たしか古釜布だったと思いますけれども、そこに魚の工場があって、その内臓等を海にそのまま流しているというようなところを私は現場で見てきたんですけれども、自然環境保護といった観点からこの問題を掌握しておられるかどうか、あるいは、野生動物の保護といった点でどんな形で四島の野生動物を保護しているか、教えてください。
○上月政府参考人 今、古釜布の港の環境問題、それから野生動物の保護のことについて御質問がございましたので、お答え申し上げます。 まず、古釜布の周辺には、今御指摘の問題に加え、座礁した船舶が多数放置されている。一定、自然環境に好ましくない状況にあるということも聞いております。
○松本(剛)国務大臣 政府としてさまざま情報収集をする中で外務省でも一定の情報収集をしておるわけでありますけれども、直接外務省など政府が収集した情報で申し上げることは、今後の情報収集の観点などから、差し控えさせていただいているところでありますが、報道など、公開されている情報などもあわせますと、例えば国後島の古釜布というんでしょうか、ユジノクリリスクでは一・五メートルの海面上昇があったとか、高いところでは
○梶山大臣政務官 御存じのように、十月三日に、国後島古釜布から坂下船長が帰還いたしました。そして、記者会見をした後、病院に直ちに入院いたしまして、その当時の詳細な状況につきましては聴取は現時点ではできておりませんが、調査は、海上保安庁としては終えていないと承知をしております。
したがって、ロシア側に対しまして、従来より、現在は国後島の古釜布が唯一の通過点ということでございますが、新たな四カ所の通過点の開設、そしてまた訪問対象者の拡大等の改善について申し入れてまいりました。 十五年度の訪問におきましては、新たに三カ所の通過点を開設することについて、ロシア側との間で調整がなされたということを改めて報告を申し上げておきたいと思います。
よって古釜布発電所の発電機増強の必要性はないと考えられる。」こう結論づけています。 さらに、東京電力、一九九九年八月、平成十一年、これもこれだけ分厚い調査報告書があります。この中にも、発電施設が必要だなんというのは一行もないんです。「当面設備を新設するよりも、存在する設備の補修により、供給能力を増加させることが経済的であり、望ましいと考えられる。」こう二つの調査というのをやっているわけですね。
本船の特徴、一、本船は国後島の古釜布云々、技術的性能、航海速力約九ノット、時速十七キロ、航続距離九百八十キロ、二日半航続可能と、ちゃんと書いてあるよ。船内にはと。それから、航海レーダーがあるとか。はしけに航海レーダーが必要なのか。 今のは希望丸の話。友好丸は千二百キロ走れる。同じように、本船とかいろいろ書いてある。しかも、この友好丸は全然動いていない。
友好丸は、御指摘のとおり、現在、国後島古釜布に係留されておりまして、いまだ運航されるに至っておりません。これは、島側内部におきまして、友好丸の運航に必要な手続が完了していないためであるというふうに承知しております。
○国務大臣(川口順子君) その今、委員がおっしゃっていらっしゃる報告書のことでございますけれども、これについて私が理解をいたしておりますところは、ちょっと長くなってしまいますけれども、古釜布にある発電所は、七基のディーゼル発電機を備えて総設備容量が五千八百キロワットであると。しかし、老朽化により設備容量の五〇から六〇%程度しか発電できない。
そして、(5)のイに「古釜布における引渡までは、全て造船所の責任とする。」という一項が入っていました。 さらに、次の資料五の一に「建造仕様書」、これを見せてもらったところ、五の二に「本船は引渡し後、平成十年一月十七日までに「北海道花咲港」に回航し就航可能な状態において係船のこと。」それから三番目に「上記一、二に係る回航業者の手配及び費用は一切造船所の負担とする。」
具体的に申し上げますと、まず安全上の観点から、国後島古釜布港まで最小限の航行距離とするために、海港の中で最も国後島に近接している根室花咲港より出港することが適当と考えられたこと。次に、希望丸の国後島回航の際に必要となります伴走客船につきましても、これまでの北方四島住民支援に用いられた船舶の例にかんがみまして、根室花咲港より出港することが想定されていたこと。この二つが挙げられると思います。
それは、こんな一項がなければ、自分のところでつくってすぐ持ってこいと言ったら、一昼夜かけたってすぐ直接古釜布へ運べばいいじゃないですか。一昼夜ぐらいしか違わないですよ。この一項が加わったために、約一千万経費がかかる、これでは自分たちが受注しても利益が出ない、だからやめておこうと。最初からそんなことはわかっていますよ。花咲港にしたということは、根室造船を念頭に置いてやったわけでしょう。
○政府参考人(齋藤泰雄君) 古釜布発電所につきましては、ちょっと読ませていただきますけれども、 古釜布発電所は表4・1より、約五百キロワットの予備力を備えた発電所と考えられる。 また、この発電所には既に調達済みの発電機(出力八百キロワット二台、六百三十キロワット一台)があり、今後一年以内に一台でも据え付けられれば、合計約四千キロワットの出力を持つことになる。
○政府参考人(齋藤泰雄君) この三島に対しますディーゼル発電施設につきましては、色丹島、択捉島、これがより急ぐということで先行いたしまして、その後、先ほど申し上げましたように、平成十二年の一月二十二日から二十七日、また四月二十三日から二十九日に掛けまして現地調査をいたしまして、六月四日に発電施設を、国後島古釜布に設置工事を開始したわけでございますが、そういった現地調査を踏まえまして古釜布のディーゼル
(資料を示す)前のものが、古いものが、茶色いものがいわゆる古釜布の旧の発電所。これ新規発電所、こんなすごい発電所を二十億円で造った。しかし、コンサルタントを担当したこの会社はこの古釜布の増強は必要ないと言っているじゃないですか。何でこれを予算化したんですか。おかしいじゃないですか、これは。