1963-07-01 第43回国会 参議院 本会議 第31号
この問題は、山谷事件とか釜ケ崎事件にも示されているように、歴代自民党内閣の大きな責任であります。これらの地域では、ほとんどの住民が不安定な仕事に従事する日雇い労働者であります。しかも、仕事が不安定な上に、住宅もないために、いわゆるドヤと呼ばれる旅館に住まっているわけであります。
この問題は、山谷事件とか釜ケ崎事件にも示されているように、歴代自民党内閣の大きな責任であります。これらの地域では、ほとんどの住民が不安定な仕事に従事する日雇い労働者であります。しかも、仕事が不安定な上に、住宅もないために、いわゆるドヤと呼ばれる旅館に住まっているわけであります。
例の釜ケ崎事件が起きまして、そうしてこの委員会から調査団を派遣したわけであります。私が現地調査をやりまして得ました確信は、御案内のように、一口に釜ケ崎と申しますけれども、あそこのベッドはおそらく東京の高級ホテルよりはるかに高いわけです。それからいろんな社会の落後者と言いますか、ルンペン、プロレタリアと言いますか、そういう人たちがあそこに多く住んでおります。
ドヤ街は、大都市の、いわゆる釜ケ崎事件というものに象徴されますように、いろいろな問題がございます。したがいまして、更生相談所を作り、それから更生ホームといいまして、子供を持っているそういう宿所の定まらない人を一定期間収容する。そのうちに仕事を見つけてあげるというふうなもので、これは七カ所くらい要求してございます。これが二億四千六百万でございます。
○赤松委員 官房長官にお尋ねをいたしますが、御承知のように、昨年は釜ケ崎事件が発生しまして、政府並びに国会におきましては、この事件の発生の背景なりあるいは原因というものを非常に重要視をいたしまして、その結果、政府当局も釜ケ崎の調査に着手して、国会におきましても、わが法務委員会、社会労働委員会及び地方行政委員会の三委員会が現地に調査団を派遣いたしまして、しさいに調査を行なったのであります。
スラム街対策の姿勢というもの、政治の姿勢というものは、今のように貧弱な財源を持つ地方公共団体に依存しておったのでは、再び第二、第三の釜ケ崎事件が起こるのです。だから当時私どもは、地方公共団体にまかせるのじゃなしに、政府みずからがスラム街を一掃するための社会保障の一環として大きな予算を編成して、政府みずからの手でおやりなさい、やりましょう、こう言ったが、どこにその予算が出ておりますか。
昨年釜ケ崎事件の発生いたしました直後の政府の言明が、わずかに三千百五十五万円の施策になって現われたといたしまするならば、私は非常に問題だと思うのであります。しかもこの予算の内容を見ますると、これは都市のスラム街からドヤ街、パタヤ街、同和地区、アイヌの集団地区、こういったものを全部含んでおるわけであります。
いや今までは建前としてそういう建前にあるので、これからはさらに補助金を増していくような考え方でいきたい、そんなことでは第二の釜ケ崎事件を抑えることはできません。もし、ことしの夏再びあのような事件が発生した場合、あなたはその責任をどうしますか。
それは御承知のように、昨年釜ケ崎事件が発生をいたしまして、当時政府は釜ケ崎だけでなしに、日本におけるスラム街の全体の対策について十分に施策を行ない、かつ来年度予算においては十分にその対策を講じたいということをしばしば言明したことは御承知の通りであります。以来、衆議院におきましては法務委員会、社会労働委員会、地方行政委員会、相次いで現地の調査を行なったのであります。
調査の対象は、大阪高検、大阪地検、大阪府警、大阪市民政局、大阪形務所、大阪婦人補導院、交野女子学院、京都地裁、奈良少年刑務所、奈良少年院、奈良少年鑑別所、笠松刑務所であり、釜ケ崎事件については、現地を詳細に視察しました。
第一点は、十月十七日の法務委員会で志賀委員から質問がありました大阪の釜ケ崎事件に関連して、大阪府警の警察官によるいわゆる拷問と申しますか、職権乱用の事案について質問があったわけでございますが、その後相当捜査も進んでおるのではないかというように考えられますので、その後の捜査の結果あるいは捜査の経過について、一つお尋ねをしたいと思います。
それがただ単なる、釜ケ崎事件のあの問題が特殊事情に火をつけたということでありますけれども、この種の問題は、あの状態ならば間々起こってくるんじゃないか。聞くところによると、警察から電話をした、ところが消防の方では、死んだ人間は救急車じゃ運ばない、それは霊柩車の範囲だということで出動を拒否しているのです。消防長官、これはあなたは報告をお聞きになったと思うのですが、どうでしょう。
私は新聞の報道だけしか持っておりませんが、大阪の淡路署でもって釜ケ崎事件の公務執行妨害容疑者が二人の刑事に暴行されて、釈放寸前になって暴行の事実は絶対に口外するなと、余罪と取引にかたく口どめされた事件がそれであります。この事件についての今までの取り調べの状態を御説明願いたいと思います。
○阪上委員 あと門司委員の御質問があるようでございますので、これで終わりたいと思いますが、どうぞ一つこの釜ケ崎事件につきましては、ほんとうに政府は関係各省と一つ十二分に連絡をとられまして、そしてスラム撤去の徹底的な方策というものをこの際打ち立ててもらいたい。
なお、釜ケ崎事件と今のこの事件の二人の刑事との関係でございますけれども、この二人は書類を作るのに関係したとかいうようなことはありますが、捜査には実際には当たっていなかったようでございます。そういうふうに私は聞いております。
○竹内政府委員 私の申し上げた趣旨は、こういうことを刑事がみんなやっているのじゃないだろうか、従って、釜ケ崎事件もでっち上げの事件じゃないかというような趣旨のお言葉があったように思いましたので、との二人の刑事は本格的な捜査には関係しておらなかった人のように私は聞いておるということを申し上げたわけでございますが、ほかの事件につきましても、もちろん供述の信憑性、任意性ということは絶えず検事としては細密な
○志賀(義)委員 釜ケ崎事件というのは非常に有名なことでありますけれども、昨年八月三日ですか、山谷のドヤ街でいわゆるマンモス交番に対する事件が起こりました。それがありましたので、九月になりまして、当法務委員会では、特におそらく山谷以上の大きい事件を引き起こすであろうと考えまして、数名の委員が法務委員会から派遣されて釜ケ崎の視察を行ないました。
それからいま一つは釜ケ崎事件、スラム街対策、これについて御質問を申し上げたいと思っておりますが、大へん時間がおくれておりますので、スラム街対策については来週に保留いたしたいと思っております。時間が迫っておりますので、ごく簡単なことで一つだけ私の意見を申し上げておきたいと思う問題があるのであります。 それは、昨日の公安条例の質問の際に、資料の提出をお願いいたしたのであります。
その一つは釜ケ崎事件であります。それからいま一つは最近広島、岐阜、愛知、静岡、こういったところで公安条例の改正をめぐりまして相当混乱を起こしておるのでありますが、このことにつきまして、二つ伺ってみたい、かように考えております。 そこで最初に公安条例について質問いたします。
なお、きょうは釜ケ崎事件について御質問申し上げようと思っておりましたが、公安条例が先に出て参りましたので、できる限り一本に問題をしぼっていきたいと思いますので、釜ケ崎の問題につきましては、今の点とさらに加えまして保留いたしまして、後刻に譲りたい、かように存じます。よろしくお願いいたします。
このような池田内閣の施策であればこそ、大阪市西成区釜ケ崎事件が勃発いたしたのであります。その再発の要素は依然として社会、に充満するであろうことを、私はここに指摘いたしたいのであります。 また、社会保障関係で見のがすことのできないのは、医療保障であります。
○加瀬完君 今、局長のお話のように、いわゆる釜ケ崎事件と称する暴動の経過は大体よくわかるし、御説明の通りだと思いますが、世にいう不快指数が非常に高くて、何かあればと待ちかまえておったにしても、もう一つ治安当局としては、どうしてそのはけ口を警察に求めてきたか、警察を相手にしたというのは一体どこにあるのだという点を究明してみなければならないと思う。