1981-05-14 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第20号
国の債権ははっきり、短期でしかも明確にして、安心して国民がそれ以上田との関係の金銭債権債務は清算する、それ以上は取られないということがあってやはり近代的な財政政策がとられているわけなんです。それを、たまたまロッキードがあったために十年に一遍かということになったときに、ばっと二年やるという今回のやり方については、どうも便乗したことになる、こういうようなことになる。
国の債権ははっきり、短期でしかも明確にして、安心して国民がそれ以上田との関係の金銭債権債務は清算する、それ以上は取られないということがあってやはり近代的な財政政策がとられているわけなんです。それを、たまたまロッキードがあったために十年に一遍かということになったときに、ばっと二年やるという今回のやり方については、どうも便乗したことになる、こういうようなことになる。
それから、これも先生御承知と思いますが、企業会計審議会の意見によりますと「外貨建ての短期金銭債権債務については、決算日の為替相場による円換算額を付する」こういうことになっておりますので、決算の段階で適切に対処したい、このように考えております。
それから、目減りそのものは、やっぱり金銭債権債務全般に及ぶ問題でもございますので、まず第一に、やはり総理のおっしゃいますように、物価対策に重点を置くべきだと考えております。 以上でございます。(拍手)
○福田国務大臣 こういう物価の異常な際には、どうしても、いま御指摘のような金銭債権債務、こういうものにつきまして、非常な不公平な問題が起きてくるわけなんです。 これをどういうふうにするかというと、それはできる限りの手当て、細工はできますが、しかし、抜本的なことになりますと、これはもうこういう異常な事態をほんとうに短期で解決する、そのほかないのです。
具体的にお伺いしますが、三菱重工は、四十六年九月期には外貨建て長期金銭債権債務について、取得時、発生時価額で処理をいたしまして、差損益を計上いたしておりません。四十七年三月期には同様に決算処理では差損益を計上せず、法人税は経常利益二百二十八億円に対してゼロであります。四十八年三月期には経常利益約四百三十七億円、前年同期の約二倍の利益をあげた。
○愛知国務大臣 企業会計の問題についてはごく最近、三月二十九日ですか、審議会から個別問題に対する意見第六というものが出まして、私といたしましてもこれをよく勉強させてもらいたいと思っておりますが、その内容を一言で申しますと、先般当委員会で御指摘のありました外貨建ての金銭債権債務のうちで長期のものについては、取得時または発生時の為替相場によって円換算額を付する。
○愛知国務大臣 いまも御指摘がございましたように、長期の金銭債権、債務の扱い方としては、換算がえの処理方法として三つの方法が考えられて、これが審議会から提案されたということは御承知のとおりでございます。これは取得時または発生時の為替相場によって換算する方法、それから決算日の為替相場によって換算する方法、このいずれをとりましてもよろしいということは、企業会計として公認されたところでございます。
輸出前受け金と申しますのは、結局本来の輸出前受け金でございますと、それは物を引き渡すことに対して金を受け取るわけでございますから、金を受け取った段階ではすでに残っている債務と申しますのは、物の引き渡し債務でございまして、金銭債権、債務とは直接関係がなくなるわけでございます。
まず第一の点でございますが、長期金銭債権、債務につきましては、取得時または発生時の為替相場をとる。それから短期金銭債権、債務につきましては、決算日の為替相場によって円換算をする方法、これが第一の方法でございます。 それから第二の方法は、長期金銭債権、債務と、それから短期のものとのすべてにつきまして、決算日の為替相場による円換算を行なう方法、これが第二でございます。
○説明員(垣水孝一君) 御質問の仰せのとおりでございまして、もし他の金銭債権、債務が、他の短期金銭債権、債務が取得日の相場のままということになりますとそういうことになります。ほかのものを決算日でいたしますれば、それと同じような取り扱いをするということでございます。
○橋本国務大臣 これはどんな簡素な形をとりましても、実際長きにわたる金銭、債権債務関係の問題でありまするし、いろいろな市町村の機構等もございまして、私は仰せの通り、非常に膨大な法案になろうかと考えておるのでございますが、それについて、やはり法案の中でどこまで規定をいたしまして、あと事務手続その他施行令できめる部分等もいろいろあると思いますが、施行令等にいたしましても、やはり概略の仕組みは御審議の際にお
それじや貨幣価値も変つて来たから、預金者にもつと払われる余裕があるなら、新勘定に入れる代りに預金者に払つたらどうかという議論も先ほど野溝委員でありましたか、お話が出ておつたようでありますが、この点は金銭債権債務の処理に当つて貨幣価値の変動ということを頭において処置をいたしますということは非常にむずかしい。技術的に殊に全体の秩序を非常に混乱させる恐れがある。
結局しますところ、特別相続分というものを止めますということと、それからその超過部分を均等に金銭債権債務の関係で相続の初めからそういつた債権債務を持つたものとして処分をして行くという考えであります。その趣旨によりまして修正案を提出いたしましたので、大体この第一條にありまする遺産の分割による農業資産の細分化を防止するということも目的を達せられることになります。