1996-04-05 第136回国会 衆議院 予算委員会 第26号
残念ながら、このような、なかなか民間の個々の金融機関だけでは解決できないような不良債権問題というものに日本経済が逢着いたしましたのは、今回が戦後初めてでございますので、このような組織をもって不良債権問題に当たるのが初めての経験ということではございますけれども、このような事態を解決するために強力な回収機関を設けて、このバブルの発生、崩壊の間にともすれば緩みがちであった日本の金融道徳というものについても
残念ながら、このような、なかなか民間の個々の金融機関だけでは解決できないような不良債権問題というものに日本経済が逢着いたしましたのは、今回が戦後初めてでございますので、このような組織をもって不良債権問題に当たるのが初めての経験ということではございますけれども、このような事態を解決するために強力な回収機関を設けて、このバブルの発生、崩壊の間にともすれば緩みがちであった日本の金融道徳というものについても
しかし私は、やはり金融の政策責任者、あるいは金融全般のいわば指導者的立場にあった方々、これが、いわゆる金融道徳というかモラルというか、そういうものとか社会的な責任、こういうものをみずから感ずることによってのみ、この問題の本質的な解決がなされるであろう。