1971-09-16 第66回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
最近、円の問題をはじめわが国を取り巻く国際金融・通貨情勢はきわめて困難な事態に立ち至っておりますが、本日私は外国為替銀行の立場から、特に為替取引の現状と問題点ということに焦点をしぼりまして、次の四つの点について述べさせていただきます。 その四つの点といいますのは、第一がわが国の対外取引の特質であります。第二が変動相場制への移行前の状況であります。第三が変動相場制へ移行後の状況と問題点であります。
最近、円の問題をはじめわが国を取り巻く国際金融・通貨情勢はきわめて困難な事態に立ち至っておりますが、本日私は外国為替銀行の立場から、特に為替取引の現状と問題点ということに焦点をしぼりまして、次の四つの点について述べさせていただきます。 その四つの点といいますのは、第一がわが国の対外取引の特質であります。第二が変動相場制への移行前の状況であります。第三が変動相場制へ移行後の状況と問題点であります。
○熊田説明員 確かに、今後の国際情勢、国際金融通貨情勢、こういうようなものは、いろいろまだ曲折はあろうかと思います。しかしながら、最近のワシントン会議におきます決定からも見られますように、大体貨幣用金というのは現在の保有額で十分であるというふうに考えられております。
準備率でございまするが、これは申すまでもなく、そのときそのときの金融通貨情勢によって日本銀行が定めるわけでございまするが、やはり最高限は法律上きめておく必要があると存ずるわけでございます。本案におきましては百分の十という最高限で一応法律上最高限度としておるわけでございます。