2020-03-16 第201回国会 参議院 予算委員会 第11号
先ほど、日本銀行から、新型感染症拡大の影響を踏まえた金融緩和強化のための措置として、まず第一に、一層潤沢な資金供給の実施、これは積極的国債買入れとドルオペの実施であります。二番目として、企業金融支援のための措置、CP三・二兆円、社債四・二兆円。そして、ETF、REITの積極的な買入れであります。ETFについては十二兆円、REITは〇・一八兆円ということが発表されたところであります。
先ほど、日本銀行から、新型感染症拡大の影響を踏まえた金融緩和強化のための措置として、まず第一に、一層潤沢な資金供給の実施、これは積極的国債買入れとドルオペの実施であります。二番目として、企業金融支援のための措置、CP三・二兆円、社債四・二兆円。そして、ETF、REITの積極的な買入れであります。ETFについては十二兆円、REITは〇・一八兆円ということが発表されたところであります。
日本銀行は、九月の金融政策決定会合において、量的・質的金融緩和導入以降の経済・物価動向と政策効果について総括的な検証を行い、その結果を踏まえ、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現するため、金融緩和強化のための新しい枠組みである長短金利操作付き量的・質的金融緩和を導入しました。新しい枠組みは、二つの要素から成り立っています。 第一に、長短金利操作、イールドカーブコントロールです。
今回の金融政策運営について、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現するため、金融緩和強化のための新しい枠組みを導入したということでございました。
いわゆる適合的な期待で実際の物価に引きずられて動くということを、もう少し予想物価上昇率を引き上げていく、そして人々のデフレマインドの転換を図っていくということのために、金融緩和強化ということで、新しい枠組みである長短金利操作付きの量的・質的金融緩和を導入したということでございます。
日本銀行は、九月の金融政策決定会合において、量的・質的金融緩和導入以降の経済、物価動向と政策効果について総括的な検証を行い、その結果を踏まえ、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現するため、金融緩和強化のための新しい枠組みである、長短金利操作つき量的・質的金融緩和を導入しました。新しい枠組みは二つの要素から成り立っています。 第一に、長短金利操作、いわゆるイールドカーブ・コントロールです。
それから、日経連の根本二郎会長が本年三月三日に、日銀の金融緩和強化で無担保コール翌日物金利がゼロに近づいていることについて、「金利がゼロでもいいというのはいかがなものか」、こんなことを述べておられます。あるいは、先ごろ審議委員になられました田谷当時大和総研の常務理事は、「ゼロ金利により金融調節を通じた経済活動の誘導は限界に達した。