1972-03-24 第68回国会 参議院 本会議 第8号
委員会におきましては、参考人の意見を聴取するとともに、金融環境整備のための諸方策、生命保険会社と本制度との関係、海外短資等の流入の規制、準備預金に対する付利の必要性、その他金融全般等について質疑を行ないましたが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。 質疑を終了し、討論なく、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
委員会におきましては、参考人の意見を聴取するとともに、金融環境整備のための諸方策、生命保険会社と本制度との関係、海外短資等の流入の規制、準備預金に対する付利の必要性、その他金融全般等について質疑を行ないましたが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。 質疑を終了し、討論なく、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
しかし、この公定歩合が引き下げられたことにつきましては、低金利という考え方よりも、金融環境整備によって、当然安定化の方向に進めるということは、当時の私の談話にも発表いたしておるとおりでございます。
まあしかし、将来貸出金利がまた一厘も二厘も三厘も下がるといううような場合を考えますと、どこまで預金の金利を据え置きにして金融機関の合理化その他の金融環境整備の施策だけによって、貸出金利が下げ得るものかというものに対しては、慎重に考慮しておりますし、金融機関自体の態度や考え方も十分参照して、慎重に態度を決定して参らなければならないと、このように考えておるわけでございます。