1948-07-05 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第56号
公團金融は普通銀行でもやれるようになつておりますが、これについては資金の関係もあり、金融機関再建整備が漸くできたというようなことで、これから日本金融機関が整備されていこうというときでありまして、今何といたしましても復金のような存在がなくてはならない。資金力がないので、資金を融通すべき道が開かれても、公團金融全部を普通銀行でやれるかというと、やれないような状態であります。
公團金融は普通銀行でもやれるようになつておりますが、これについては資金の関係もあり、金融機関再建整備が漸くできたというようなことで、これから日本金融機関が整備されていこうというときでありまして、今何といたしましても復金のような存在がなくてはならない。資金力がないので、資金を融通すべき道が開かれても、公團金融全部を普通銀行でやれるかというと、やれないような状態であります。
○佐藤(觀)委員 御承知のように現在農村の金融機関が非常に梗塞しておりますので、その方面において相当金が逼迫しておることは、当局が御存じだろうと思うのであります。少くとも新しい農林金庫ができなければ農林の團体とか、あるいは漁業会、そういう方面にこの復金の金を融資するようなことができないかどうか。その点について当局にお伺いしたいのであります。
從來は一つの途として、相互金融的な意味においての農業会の活動というものが、ある時代には相当にあつたのでありますが、農業会の金融部門もまた、金融機関の再建整備等の関係がございまして、このたび農業協同組合に切換えるというようなことで、金融的な部門の活動というものが非常にできにくくなつておる。
それからその中の一環として郵便貯金の増加、それから各金融機関その他の金融機関全部、その内訳もございますが、総計が三千億ということで閣議決定を経たのでございます。
と申しますのは、一般の金融機関におきまする同種の補償は、損害保險会社、生命保険会社等に対しまする中央会その他の戰死保険金等に対する補償が附いておるのでありますが、これと同じ性質のものでありまして、その方は金融機関再建整備法に基く補償といたしておりません。從いまして、それと同じ性質を持つておりまして簡保に対する損失の補填は金融機関再建整備法に基くものとは性質を異にいたしております。
○中西功君 それで金融機関については、今まで再建整備法に從つて整備がなされて來ておると思いますが、政府の金融機関であるような、こういう簡易生命保険、こういうようなものについては、たしか金融機関再建整備法では別に除外されておつたと思うのでありますが、この整備については今まで政府はどのようになされたか、簡単に説明して頂きたいと思います。
次に金融機関再建整備法の一部を改正する法律案、これは極めて長い法律でありまするが、併しその要旨は、金融機関の再建整備によります最終処理を新旧勘定が確定したのでありまするが、三月の下旬に至つて最終処理方法等の再檢討を要することになつて、それが非常に遅れたのであります。
○副議長(松本治一郎君) この際日程に追加して、大藏省預金部特別会計の昭和二十三年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案、簡易生命保険事業における戦争危険に因る死亡に基く保険金の支拂による損失の補てんに関する法律案、物資の割当に関する手数料等の徴収に関する法律案、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案、割増金附貯蓄の取扱に関する法律案、当せん金附証票法案
(第二 〇五号) 一六 炭鉱労務者福利厚生事業拡充に関する陳情 書 (第二一三号) 一七 生活協同組合法案反対に関する陳情書 (第二 二二号) 一八 生活保護法による生活基準引上に関する陳 情書(第二二 九号) 一九 引揚者諸問題解決促進の陳情書 (第二四三号) 二〇 民生委員法制定に関する陳情書 (第二七二号) 二一 生活協同組合に対し中央金融機関確立
但し、この場合特別の金融機関を設けることについては、金融機構全般の問題と関連するので、さらに愼重に研究する必要があるのであります。 —————————————
三、金融の円滑化をはかるため、金融機関貸出順位の引上げ。 四、加工業者及び一般消費者が適当價格にて入手し得るよう二重價格制による價格差補給金の交付。 五、賠償撤去を指定せられている加工工場の残置。 以上五項目を実施すべきものと認められる次第であります。以上をもつて御報告を終ります。
○玉屋喜章君 増資のことでございますが、新聞紙上等で見ますると、信託会社が銀行業務を兼ねておる、そうして信託銀行というものができる、そして金融機関は他の金融機関の株を持つても構わん、併し証券会社が銀行の株を募集をして、そうして銀行の株を持つたとすると、その証券会社の募集した株は法律上無効になるとか、銀行が証券会社の株を持つたらそれは無効になるとかいうようなことを新聞で見ましたが、これはどういうことですか
この願意といたしますところは、從來地方事業資金の融資は、殆んど預金部資金及び簡易生命保險、郵便年金の積立金から受けるのだが、昭和二十年度からこれを停止されたため、地方金融機関から借入れているが、多額の融資は至難で、又短期間の貸付及び利子高率等のため、地方團体の借入は困難で、地方財政の円滑な運営ができないので、早急に從來通り逓信省の手によつて運用し、地方財政の窮状打開を図られるよう措置を講ぜられたいというのでありまして
尚以上の外、金融機関、保險事業等の損失補填のため、交付公債二百三十四億七千三百二十七万八千円を発行せんとするものであります。 次に特別会計予算について申上げます。本案は二十六の特別会計に関するものでありまして、その総額は、歳入、一兆一千百八十三億四千九百十一万九千円、歳出一兆二百二十七億一千六百八十万円となつております。
大藏省預金部特別会計の昭和二十三年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出) 第八 簡易生命保險事業における戰爭危險に因る死亡に基く保險金の支拂による損失の補てんに関する法律案(内閣提出) 第九 物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律案(内閣提出) 第十 昭和二十三年六月以降の政府職員の俸給等に関する法律案(内閣提出) 第十一 金融機関再建整備法
次に、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案について御報告申し上げます。 本案は、金融機関に対する政府の補償金及び金融機関の新旧勘定の併合後における前に旧勘定に属した資金より生ずる利益金の処分等に関し、金融機関再建整備法の一部を改正せんとするものでありまして、本月一日政府よりの説明あつた後、愼重審議いたしました結果、三日討論を省略し採決いたしましたところ、全会一致をもつて可決いたしました。
○議長(松岡駒吉君) 日程第七、大藏省預金部特別会計の昭和二十三年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案、日程第八、簡易生命保險事業における戰爭危險に因る死亡に基く保險金の支拂による損失の補てんに関する法律案、日程第九、物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律案、日程第十、昭和二十三年六月以降の政府職員の俸給等に関する法律案、日程第十一、金融機関再建整備法
いつごろから華華しくこの方面の金融機関が発足して活発に資金を融資してやられるつもりであるか、そうなればまことに頼もしい話ではあるけれども、將來というようなことでは話にならない。その点はいかがでございましようか。やはりそういうようなあいまいなことでございますか。
しかしその次の段階として、しからば今後希望のある場合に、地方の中小の銀行の新設を認めるかどうかという問題でございますが、実はこの点につきましては、別の機会に御説明したこともあるかと考えますが、今回の金融機関の最終処理と再建整備につきましては、金融機関の信用力、その基礎の拡大化ということについて、不必要と思われるほどな非常な関心を拂いましたわけであります。
それでは簡易生命保險事業における戰爭危險に因る死亡に基く保險金の支拂による損失の補てんに関する法律案、物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律案、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案、割増金附貯蓄の取扱に関する法律案、当せん金附証票法案、外國貿易特別円資金特別会計法案、右各案を一括議題として採決いたします。右各案に賛成の諸君の起立を願います。
○川合委員 ただいま議題となつております簡易生命保險事業における戰爭危險に因る死亡に基く保險金の支拂による損失の補てんに関する法律案、物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律案、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案、割増金附貯蓄の取扱に関する法律案、当せん金附証票法案、外國貿易特別円資金特別会計法案等の質疑を打切り、討論を省略し、採決せられんことを望みます。
、その中に一般商人も加わるようになるのであるかという御質問に対しましては、今年の馬鈴著から新らしい集荷制度ができて、從來のような農業会、協同組合の一元的集荷制度を改めて、一定の資格條件を持つておる者は、農業会、協同組合でありましても、その他一般の業者でもよろしいということになつた結果、 〔議長退席、副議長着席〕 一般業者が集荷する場合に農業会、協同組合から金融することができないので、一般金融機関
以上、すべて言つたことは、結局これらは眞実の意味の健全財政を実現する方法であるが、さらにわが党は金融機関と重要産業の國営、人民管理を断行し、これによつてインフレとやみを絶滅し、財政の基礎を確立し、自主的経済再建と人民生活の安定向上を期するものである。
利子の平均をすれば十数年後にしか拂われない、その利子のために、利子を帳簿には載つておりましても、現実にそれが金繰りの上にそれだけ不足して來る、間接には公債に対する信用の低下ということから事実上の賣買は金融機関が抑えられておつてしないにいたしましても、銀行のそれだけ資産の信用の上に響いて來る、それに対する処置としては、大藏大臣は日本銀行がビジネスとしてこれが要るというときには尻拭いをしてやるのだ、こういうお
実際この問題は、私は相当財界に不安を撒いておる、今登録公債を解除するようにという申請がないとおつしやいましたが、そういうことは金融機関としてでないにしても、持つております軍事公債全体の信用が非常に落ちて、そのために銀行の資産内容というものがそれだけ悪くなつておる、数字的にはつきり測ることができなくても、精神的に非常に大きな影響を與えておる、それが一つ、他の原因等と相錯綜いたしまする場合には、金融機関
○國務大臣(北村徳太郎君) 軍事公債の利拂を止めたことによる信用の問題が一つ、これもなかなか測定しにくい問題でございまするが、たびたびこの委員会でも申上げました通り、金融機関の所持は全部登録公債によることになつております。
○宮崎政府委員 この一時借入れをなします場合は、もちろん普通の金融機関から借りるのでありまして、先ほど申し上げましたように借りないでやれるつもりでおりますから、もし一時借入れをやる場合は、きわめて例外に属しますので、普通の金融機関から若干の期間一時借入れをする、こういうことでございます。
この問題は金融問題になりますので、これは日本銀行と一般金融機関との関係になる。ところが、御承知の通り、この軍事公債なるものは、他の公債と同様に、金融機関の所有する限りのものは全部登録公債になつておるというような関係で、日本銀行に登録されておるのであります。
○松嶋喜作君 この間の財政演説の中に、大藏大臣は、このインフレを克服するのには貯蓄の増強、つまり貯金をさせ、預金の増加を図ることが非常に重大なる意味を持つ、それについては、金融機関においては一般民衆に不信の感じを與えないように、銀行の信用を非常に重視するという演説がございましたが、併しこの公債の利拂延期によつて、一般民衆はさようなことを知りませんけれども、我々が少し考え直しますと、非常な銀行に欠陷がでて
先ず第一に金融機関再建整備法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 金融機関は、先般金融機関再建整備法に從いまして、その最終処理を完了いたし、新旧勘定を併合したのでありますが、それに伴いまして金融機関再建整備法に若干改正を加える必要が生じましたので、本法案を提出した次第であります。 本提案における改正の要点は次の五点であります。 第一は、登記期間の延長であります。
今回の政府原案によりますれば、薪炭の買入代金の支拂につきまして、その事務の一部を一般の市中銀行あるいは農業協同組合または農業会等に委託することができると相なつており、またその場合におきまして、あらかじめ資金の交付をこれらの金融機関にいたしまして、代金の支拂に必要な資金を交付することができるようになつておるのであります。
三、漁業会の解散を見越して金融機関が金融はしない。それがために生産資金の貸付ができないために、資材のチケツトはありましても、現物を入手することができないので、就漁不可能となつておる漁業者がたくさんあること。四、水産物の集出荷も資材の購入等も複数制になつたためと、金融のでき得ざる漁業会を頼るに足らずという氣分が漁業者間に多数にできたので、漁業会の事業の運営はまつたく窮地に陥つておるということ。
それからその次の点は、宝くじの関係でございますが、宝くじは從來金融機関又は地方團体において実施しておりまして、主として政府が行う分につきましては、勧業銀行を主として使つておりまして、その宝くじによる純利益と申しますか、これを一般会計宝くじ発行者納付金として納めさせておつたのでありますが、これは関係方面の意向もございまして、全部これは國が直営をいたすということに大体方針がなる予定であります。
次に、金融機関再建整備法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 金融機関は、先般金融機関再建整備法に從いまして、その最終処理を完了いたし、新旧勘定を併合したのでありますが、それに伴いまして金融機関再建整備法等に若干改正を加える必要が生じましたので、本法案を提出したのであります。本法案における改正の要点は、次の五点であります。 第一は、登記期間の延長であります。
しかもそれは主として金融機関の犠牲においてやつた。それで打切られた軍需会社そのものよりも、それに最大の債権をもつておつた金融機関が総倒れにならざるを得ないような状況になりまして、政府としてこれに対して一部の補償をすることは当然でございます。