1997-06-06 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
もちろん、対内価値の問題と対外価値の問題は常にパラレルに動くとは限りませんので、その運用面で難しい面もあるかと思いますが、両方が相並び立たずというときには、やはり国内物価を優先するということにいたしましても、為替相場はどうでもいい、金融政策担当者はこれを顧みないということでは問題があるのじゃないかというふうに考えるわけであります。 次に、第二点でありますが、日銀と政府の関係であります。
もちろん、対内価値の問題と対外価値の問題は常にパラレルに動くとは限りませんので、その運用面で難しい面もあるかと思いますが、両方が相並び立たずというときには、やはり国内物価を優先するということにいたしましても、為替相場はどうでもいい、金融政策担当者はこれを顧みないということでは問題があるのじゃないかというふうに考えるわけであります。 次に、第二点でありますが、日銀と政府の関係であります。
「事態がここまできた以上、金融政策担当者と金融機関のトップの責任は、江戸時代の温情味溢れる大岡裁きでも「家財没収のうえ江戸四万所払い」といったところだろう。私はいまこそ、これを求めたい。」非常にいいことを言っております。そして、当委員会で他の委員から質問をされて、答えの中でこう言っております。「日本には恥の文化というのがありました。今、近代流に言えば、あるいは誇り、プライドの問題かもしれません。
アメリカの例を引きますと、アメリカでは公的資金の導入の前段に、経営責任の追及、金融政策担当者の責任の明確化を徹底して行っております。そして、政府組織の改革まで行っております。あわせて、公的資金の導入はあくまでも異例の措置であるとの認識から、清算期間を五年と明示いたしております。さらに大事なのは、公的資金の規模を明確に国民の前に明らかにしたことであります。
このマネーサプライのマイナスと連続マイナスの実態を、日本銀行は金融政策担当者として見た場合にどう見、どのようにしようとなさっているのですか。