2008-11-20 第170回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
現に、今年の七月に当時の渡辺金融担当大臣の私的懇談会であります金融市場戦略チームで、アメリカ政府が金融機関に公的資金を注入した場合、日本の外貨準備から資金の一部を提供するということが検討されていたわけでございます。
現に、今年の七月に当時の渡辺金融担当大臣の私的懇談会であります金融市場戦略チームで、アメリカ政府が金融機関に公的資金を注入した場合、日本の外貨準備から資金の一部を提供するということが検討されていたわけでございます。
私のところで金融市場戦略チームが第一次レポートにおいてまさにこの点を指摘をしたところでございます。不動産や不動産担保ローンの証券化については、そのプロセスにおいて様々な関係者が介在いたします。原資産の組成者から証券化商品の組成者、販売者、投資家に至る一連の流れの中で適切な情報伝達がなされる必要がございます。証券化市場の発展のためには、まさにトレーサビリティーの向上が極めて重要であります。
また、私のところの金融市場戦略チームにおいてもこの問題は議論をしてきたところでございます。 そうした中で、今御指摘のJ―REITを始めとする不動産ファンドは、投資家からのエクイティー出資に加えて、銀行等からの融資を受けて不動産の投資を行っているわけです。
先ほども申し上げました私のもとでの金融市場戦略チームは、こうした問題点を指摘し、そして報告をいたしました。証券化商品の取引に関して、原債権に関する情報のトレーサビリティーを改善すること、これはもうまさに監督指針の改正につながっております。
昨年十一月でございますが、私が金融市場戦略チームとして報告を受けておりますが、このチームの報告書なども、相当、金融安定化フォーラムの報告書の中に反映をされているわけであります。
先ほども申し上げました金融市場戦略チームの議論の中で、金融資産が九〇年代から世界的におよそ四倍近い膨らみ方になっております。日本の場合には、それが二倍弱の水準でございます。こうした膨れ上がった金融資産を背景に、食料、資源のマーケットにお金が流れ込んでいるという実態がございます。 では、いきなりマーケットを規制するということが正しいやり方であるのかどうか。
私のところで金融市場戦略チームを立ち上げてございますが、その中でも議論が行われております。 エコノミストの水野和夫氏の指摘によれば、九〇年代以降、世界の金融資産が大変な勢いで膨らんできております。九〇年当時と比べて、およそ四倍ぐらいになっております。まさしくこの膨れ上がった金融資産を背景に、世界中で食料と資源の争奪合戦の様相を呈しているというのが水野氏の指摘でございました。
○渡辺国務大臣 突然のお尋ねでございますが、高橋洋一さんは、金融庁顧問として、私の金融市場戦略チームの会議に参加をしていただく予定になっております。きょうも十時から開かれますが、多分そちらの方には御出席になられると思います。 御案内のように、高橋さんは金融行政に携わった御経験をお持ちでございますから、そうした知見を活用した金融市場の戦略、立案を私としては期待をしているところでございます。
○国務大臣(渡辺喜美君) 先ほども申し上げました私のところの金融市場戦略チームでは、今、田村先生が御指摘のような問題についても議論をいたしております。 ついこの前の会合だったかと存じますが、水野和夫委員から大変面白いプレゼンテーションが行われました。つまり、ベルリンの壁崩壊以降、九〇年代半ばに世界経済が一体化をいたします。十一億人ぐらいの資本主義がその何倍かの規模に膨れ上がるわけであります。
まさしく、こういった現実を前にして私も、先ほど来申し上げております金融市場戦略チームにおいてこの問題を調査分析をいたしているところでございます。
私のところで金融市場戦略チームというのをつくっているんです。そこでは、リフレーションを主張する方もいらっしゃいますし、円委員のように、強い円は日本の利益である、これこそが内需拡大の秘策であるということをおっしゃる方もいらっしゃいます。恐らくこれは、時間概念を軸とすれば結局は同じ御主張なのかなと私は思ったりしているんですね。
○国務大臣(渡辺喜美君) 私の私的懇談会として金融市場戦略チームを昨年立ち上げました。昨年の十一月に第一次報告書を出していただいております。 証券化商品というのが、ローンを、金融機関が自分のところで持つモデルではなくて、貸出しを行うときからそのリスクを証券化して分散をしてしまおうと、こういうモデルについてかなり突っ込んだ議論が行われました。
○吉村剛太郎君 仄聞するところによりますと、金融市場戦略チームですか、立ち上げられたということを聞いておりますが、そういうことですかね。そして、どういう対応策、青写真でも作られたのかどうか、その辺の御説明をいただきたいと思います。
○渡辺国務大臣 私のもとに、金融市場戦略チームというのをつくらせていただきました。まずはサブプライムローン問題の原因究明、あるいは対応策等について議論をしていただいてきております。第一次レポートを昨年の十一月に出しまして、その後、ことしに入りましてから、ソブリン・ウエルス・ファンドの調査分析について議論を開始したところでございます。
そういったことを私の下に置かれました金融市場戦略チームでは提言をさせていただいているところでございます。 それからもう一つ……
かといって、何もしないというわけにまいりませんので、私のもとに金融市場戦略チームというのをつくりました。そして、きょう、たしか十時から、格付五社においでをいただいて、今現在ヒアリングをやっている最中でございます。今月中には、こうした検討結果を踏まえた第一次レポートを出す予定になっております。
また、サブプライムローンが組み込まれ、証券化された金融商品や格付会社の問題でございますが、この問題については、先ほど来申し上げております私の私的諮問機関の金融市場戦略チームで今議論をしているところでございます。今週はムーディーズやS&Pなどの格付機関にもおいでをいただきヒアリングをするところでございます。十一月中には第一次レポートを出していただく予定になっております。
〔委員長退席、理事円より子君着席〕 私のところで金融市場戦略チームというのを立ち上げました。専らサブプライムローン問題の議論を今のところはやっております。この問題についての提言を来月第一次レポートとして出していただくことになっております。その次の課題は、正に日本の金融戦略であります。制度の問題は金融審議会で議論をしていただいておるわけですが、戦略を議論をする、そういうところがなかったんですね。
また、私の私的懇談会として、金融市場戦略チーム、金融の実務家の皆さんに集まっていただきまして、サブプライムローン問題について大局的な観点から情報収集、分析を進めております。このチームが来月中には第一次レポートを出してくれるものと思っております。 いずれにしても、早期発見、早期治療ということが大事でございますので、早目早目の取り組みを心がけております。