1984-07-20 第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第35号
そこで、本件議論は、もし結論を出すためには、先ほど申しましたような制度論と、それから三年ばかり前に金融制度調査会自体がそういうふうに位置づけたことでございますので、再度金融制度調査会の審議にゆだねる必要があると考えるわけでございまして、私ども、いま少し見きわめる問題があるのではないかというふうに考えております。
そこで、本件議論は、もし結論を出すためには、先ほど申しましたような制度論と、それから三年ばかり前に金融制度調査会自体がそういうふうに位置づけたことでございますので、再度金融制度調査会の審議にゆだねる必要があると考えるわけでございまして、私ども、いま少し見きわめる問題があるのではないかというふうに考えております。
この銀行法のもとをなしました金融制度調査会自体の基本的な考え方が、いわゆる効率化、これは金融政策、金融制度、金融機関経営のそれぞれの効率化ということがあろうかと思いますが、そういった効率化の思想と一方、公共性あるいは社会性、この二つの理念というものをいかに具体的に調和させていくか、こういうことからでき上がっているわけでございますが、むしろこの専門機関制度というのは、どちらかというと効率化ということよりは
銀行法全体の結論が出るまで週休二日制の問題も結論を出さないというような、そういうかたくなな態度は私どももあるいはまた金融制度調査会自体もとらないと思います。
資本主義の本山イギリスやアメリカにおいてなし得ることが、いかに困難であろうとも日本では実情に合わないという断定でもって何らそのことに努力目標を置かないということは、これは適当でないのではないか、金融制度調査会自体の委員の議論としてもかくあるべしというような御答申を大胆になさるべきであって、銀行協会がそういうことはむずかしいと言っておるから、その儀に及ばぬ、あるいはそのことをなしがたい、ただ運営委員会