2019-04-03 第198回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
ちょっと過去の例を調べてみたんですが、二〇〇〇年の二月十九日に、当時の金融再生委員長だった越智通雄委員長が、栃木県の金融機関の関係者の講演でこういう発言をしたんですよ。検査の仕方がきついところがあったらどんどんおっしゃってください、最大限考慮しますからと。これは、手心発言ということが当時言われて、国会でも追及され、問題となりました。
ちょっと過去の例を調べてみたんですが、二〇〇〇年の二月十九日に、当時の金融再生委員長だった越智通雄委員長が、栃木県の金融機関の関係者の講演でこういう発言をしたんですよ。検査の仕方がきついところがあったらどんどんおっしゃってください、最大限考慮しますからと。これは、手心発言ということが当時言われて、国会でも追及され、問題となりました。
○山井委員 覆水盆に返らずというか、もう公の場で総理と副総理の地元の事業だからそんたくして予算をつけましたとまでおっしゃっているわけですから、今さら関係がありませんと言われても私たちは納得できませんし、昔、越智金融再生委員長が、結局、金融問題の検査について、検査の仕方がきついとかあったら、どんどん直接おっしゃってください、書類かなんか渡してもらったら、彼が私のところに来たら最大限考慮しますから、それはとおっしゃって
ただ、私の感じとしては、私、まだ金融庁が分かれる前に大蔵政務次官、それから、分かれましてから金融再生委員長というのもやらせていただきましたが、当時は、やはり法務省の会社法制と常にぎくしゃくがあったというのが実感でございまして、そのことがいわばこの制度のユーザーにもいろいろな、何というか、響きがあったんだと思います。
さて、今回の法案に関連して、かつて金融再生委員会によってなされた金融機関の特別公的管理を一部模倣した原発公的管理の案がみんなの党様の方から提案されております。 以前に、私は、リーマン・ショック後、アメリカのスタンフォード大学に、研究所に派遣されて、日米の金融危機対応の比較研究をしました。
また、そうですね、財産権の問題ですかね、強制的に破綻処理させる、これは問題じゃないかというお話もありましたけれども、これにつきましても、金融再生法のときを思い出していただきたいんですが、金融再生委員会というものが設置されまして、そこがしっかりと特別公的管理の道筋をつくっていったわけですけれども、この原発国有化スキームに関しましても、同じように電力再生委員会というところが設置されてこれをしっかり行っていくということでございます
○仙谷国務大臣 これは、多分、諸経費も含めて、私がこの十五年、二十年ぐらい、例えば新たな役所をつくるときに、例えば消費者庁なら消費者庁、あるいは金融再生委員会なら金融再生委員会、調べた記憶からすると、目の子で大体一人一千万見当で考えればいいと。
御指摘の旧長銀の譲渡先の選定については、当時の金融再生委員会において、公的負担の極小化、金融システムの安定等の視点に立って、条件提示が最適であると判断したパートナーズ社に譲渡先が選定されたものと聞いております。その結果がどういう歴史的評価を受けるかということについては、これからの話ではなかろうかと思います。
さて、私が柳澤大臣に初めて質問させていただいたのは、柳澤大臣が金融再生委員会の委員長をなされていたときでございます。その当時から答弁が長く、禅問答のようなことで、金融の素人には、私になかなか分かり難いものもございましたが、様々な点で柳澤大臣から御指導をいただきました。金融のプロはさすがに違うなと感心もさせられました。
○国務大臣(山本有二君) 金融再生法におきまして、金融再生委員会が特別公的管理銀行の資産判定を行う仕組みになっておりまして、譲渡し候補先自身、つまり譲り渡す相手方による資産内容の調査、いわゆるデューデリジェンスはその場合やっていなかったし、予定されていなかったわけでございます。 いわゆる、こうした状況の中で瑕疵担保条項というものが結ばれました。
かつて、越智金融再生委員長は、金融機関を監督する立場にありながら、検査に手心を加える趣旨の発言を行ったことで辞任をしました。そのことから、尾身大臣の行為は、予算編成の責任者である財務大臣として極めて適格性を欠くものであり、見過ごすことはできません。 尾身財務大臣とこの沖縄科学技術大学院大学との関係は、これだけにとどまるものではありません。
繰り返し申し上げますが、かつて平成十二年、越智通雄金融再生委員長は、その御自身の発言の中で、金融検査に手心を加えるということを語られたことによって辞任をされました。事実上の更迭です。監督する立場におられる方がこのような発言をなさって、そして、このように予算に対して、査定側でなく要求側にサジェスチョン、アドバイスをするというのはいかがなものか。 高市大臣、お尋ねをします。
かつて、平成十二年、同じように金融担当でおられた越智道雄金融再生委員長は、会合の場で、もし検査があれば言ってくださいということを発言したことによって、手心発言と批判をされました。そして、それによって御本人は職を辞するというような形にまで発展をいたしました。 このように、財政規律、非常に厳しい立場で物を見なければならない方がそうした発言をもし仮にされたとすれば、これは大変な問題でもあります。
○柳澤国務大臣 私は、あの任を解かれまして、金融再生委員長あるいは金融担当大臣というのはもう本当に全力を尽くして取り組みますので、任を離れますと少しほっとする、させていただくというようなことがございますので、その間の事情をつまびらかに記憶をいたしておりません。大変恐縮です。
○柳澤委員 現在段階では、失礼ですが、今の竹中大臣の答弁程度の御答弁しかできないかと思うんですが、やはり私も金融再生委員会というものに、もっと深刻な問題を扱ったんですが、かかわりを持った者として、この事前のルールというものは非常に重要だというのが私の経験からも申し上げられることでございますので、ぜひ真剣なお取り組みをお願いしたい。
このような枠組みの下で、新生銀行から引き取った債権額の累計は約一兆二千億円となっているところでございますが、これは金融再生委員会において特別公的管理の早期終了が求められるという時間的な制約のある中で各債務者の状況把握に最大限努めたものの、当時の厳しい経済情勢の下で資産判定時に見通すことが困難であった債務者の経営悪化要因がその後に顕在化した結果ではないかと考えているところでございます。
○国務大臣(伊藤達也君) 長銀の処理に当たっては、長銀一体としての譲渡という前提の下、GS社は長銀とともに短期間のうちに国内外の多数の譲渡候補先に接触するとともに、金融再生委員会における審議の過程で各譲渡候補先から提示されたビジネスプランの特徴等について意見を述べるなど、最も有利な譲渡先を選定するための作業に従事したものと承知をいたしております。
金融再生委員会におきましては、長銀の資産劣化を防止し、国民負担を軽減する観点から、極力早期に処理することが重要であるという認識の下、長銀及びGS社の協力を得て、国内外の譲渡候補先の候補の中から譲渡先の選定を進めたところでございます。
そして次に、恐らく産業再生機構に似たような、あるいは産業再生機構を改組してもできるかと思うんですけれども、公的金融再生委員会というのを別途設け、そこで仕分けをしていく。清算、廃止をするもの、存続をするもの、あるいは十分に民営化にたえ得るものを民営化する、この仕分けの作業をしなきゃいけない。 具体的に最も簡単なのが、最大の出城であります道路四公団。
貸し出し増強への取り組み等から見て、みずから的確に履行しようとしていないと認められた場合には業務改善命令の発動を検討することとしている、これは平成十一年九月三十日、金融再生委員会が公表した基準でございますが。
個々の契約内容について、これはさまざまな評価があるということは承知をいたしておりますけれども、以前から委員から御質問いただいて私も何度かお答えをさせていただきましたが、旧長銀の譲渡先につきましては、金融再生委員会におきまして、公的負担の極小化、金融システムの安定等の視点に立って、複数の候補先が提示した条件を総合的に検討した結果、リップルウッド社の提示条件が最適であると判断してパートナーズ社を譲渡先に
○小林(憲)委員 さて、両大臣から感想を含めましてお伺いをいたしましたが、お手元にお配りしました「ハゲタカが嗤った日」、これは谷垣大臣のお話も、随分、金融再生委員長の時代からずっと出てきます。これに関しましては、私、きょう御質問させていただきますけれども、これをごらんください。
しかし、当時の金融再生委員会が、法律に基づいて定められた枠組みの中で最大限の努力をしてこのような形の譲渡が決まったわけであります。そして、先ほど来委員がいろいろお話になられておりますけれども、この問題についても、契約の中身、そして関係法令に基づいて適切に対応されるものではないかというふうに思います。
○伊藤国務大臣 今までの経緯について委員から御説明がございましたけれども、当時、旧長銀の譲渡先の選定につきましては、金融再生委員会において、公的負担の極小化、そして金融システムの安定化、こうした視点から複数の候補先が提示した条件について総合的に検討した結果、譲渡先が決定したものであるというふうに承知をいたしております。
これに関しましては、十一年一月二十日の金融再生委員会発表の金融再生委員会の運営の基本方針、同年三月十二日付発表の申請金融機関に対する資本増強の基本的考え方、さらには、十三年九月十九日付の私的整理に関するガイドライン研究会が公表した私的整理に関するガイドライン、これに示されている考え方を踏襲して、四点ここに御提示をされています。
私、あれ非常に印象に残っていたものですから、てっきり私も、あのときは金融再生委員長をやっておったんですが、非常に印象に残りまして、てっきり私も委員会にいたんだと思って議事録を見てみましたらいませんでしたので、多分テレビで拝見していたんだろうと思います。