2013-11-21 第185回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
特に今、リーマン・ショック以降の各地の金融規制というのは、アメリカもヨーロッパも、少し言葉が過ぎるかもしれませんが、自国のマーケットを守ろうと金融保護主義的な動きにもなっていますので、この辺の動きについては、私は、規制は少し、欧米、今国際的に議論をされている規制というのは行き過ぎているのではないかと思います。ただ、必要な規制はもちろん導入していかなければいけないということだと思います。
特に今、リーマン・ショック以降の各地の金融規制というのは、アメリカもヨーロッパも、少し言葉が過ぎるかもしれませんが、自国のマーケットを守ろうと金融保護主義的な動きにもなっていますので、この辺の動きについては、私は、規制は少し、欧米、今国際的に議論をされている規制というのは行き過ぎているのではないかと思います。ただ、必要な規制はもちろん導入していかなければいけないということだと思います。
私どもも、これからの金融ビッグバン等を考えると、こうした消費者金融保護法的なものをきちっとつくっていく必要があるということを、再三再四、宮澤大蔵大臣などに我が党の海江田議員などが中心になって言ってきましたが、こういう概念で来ておりますので、殊さら、特に際立ったとかあるいは奇異なという概念でもありませんので、その点についても御理解を賜りたいと思います。
いずれ消費者金融保護法的なものを、今議連でもつくったりしております。国民を保護するのが私たちの仕事です。政府の仕事です。そういう意味でこれは看過できない。しかも、国営事業が先頭を切ってやっていて、どの生保よりも損失額が大きいという実態ができております。
金融制度改革が求められる直接的な要因はバブル経済の破綻にあることは申し上げるまでもございませんが、問われるべきは、我が国のこれまでの金融自由化政策であり、金融保護行政であると存じます。
今後、このような金融保護行政というのですか、こういうことがとり続けられますと、それこそもうモラルハザードもいいところでございまして、大変な状況になるんじゃないか、このように思うわけでございますが、このようなことについて御答弁をお願いいたしたいと思います。
しかし、金融システムの秩序維持あるいは弱小な農林金融保護、そういう視点から、やはりこれは当事者の調整が前提であるという考え方、これはわからぬわけではありません。ありませんが、行政としても、問題がここまで深刻になっていますから、何らかの解決方法を見出せるような所要の対応策というものがとられるべきではないか、こういうふうに思いますが、大蔵省、もう一回答弁してください。
○政府委員(佐藤勝美君) 御指摘ございました社内預金の保全に関しましては、御承知のように、金融保護関係法令に基づきましていろんな手続が定められておりますが、ただ御指摘の具体的なケースのように、保全措置が適正に行われているかどうか問題があるということに私どもは非常に重大な関心を持ちました。それで、この七月以降、全国的な監督指導をこの問題について行いまして、その際あわせて調査をいたしております。
それから、いまの従業者の関係でございますが、第一段に、どうもこれは金融保護であり、あるいは企業保護だけじゃないかという非難があるようでありますが、これはそういうつもりは一つもありません。
すなわち、工業と農業が同一水準である近代機械化農業、加工農業に発展し、農民が原料生産者として交換過程において搾取されない段階に達するまで、国家は農業に対し特殊なる金融保護政策をとるのはあたりまえのことでなければなりません。
これは金融保護の部面からも大蔵省で御検討こなつて来たことと思いますが、税金をとる立場からはこの点をどういうふうにお考えになつて来たか。銀行局あたりは、問題の保全経済会に限つて純然たる匿名組合ではないと申しておりますが、純然たる匿名組合ではないが、これに準ずる一種の無名契約のものだという解釈で、金融、預金、その他の関係の取締りのための権力の発動はしないで来たというような話でありました。
政府は飽くまで今日の中小企業の救済に対し、積年の悪弊に対する罪亡ぼしをして、温かい手を差伸べなくてはならないのでありまして、特に私は自由党の与党各位に申上げたいことは、この冷酷無情の中小企業対策に対しまして、殊に野党は今回の補正予算に対し、中小企業にせめての年末金融、保護助成政策の修正を、案を以て、今衆議院に提出せんとしておりますが。