2018-11-20 第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
私がきょうここでつけてきているネクタイはカンヌでG20が開かれたときにラガルドさんからいただいたものなんですけれども、当時も、リーマン・ショックが終わった後に、国際金融モデルを含めて厳しい激しい議論が行われていました。あのころも厳しかったんですが、今はまた別の意味で大変厳しい情勢になってきているというふうに思います。
私がきょうここでつけてきているネクタイはカンヌでG20が開かれたときにラガルドさんからいただいたものなんですけれども、当時も、リーマン・ショックが終わった後に、国際金融モデルを含めて厳しい激しい議論が行われていました。あのころも厳しかったんですが、今はまた別の意味で大変厳しい情勢になってきているというふうに思います。
つまり、低リスク・低リターンであった郵便貯金を、アメリカの金融モデルのように高収益をもたらすように運用するということです。 しかし、金が金を生む金融モデルは破綻しました。時代が変わったのです。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、あたかも金に繁殖能力があるがごとく、金に金を生ませるのは最も不自然なりと言ったそうです。
我が国のエコノミスト、市場関係者、そして金融マンの中には、破格の高収益をもたらすアメリカの金融モデルを礼賛する人が少なくなかった。そうした中で、西川さんも高い評価を受けていた。 しかし、その金融資本主義は破綻しました。アメリカやイギリスですら、高収益な投資ファンドのモデルを反省しています。例えば、昨年六月、イギリス銀行協会の会長であるスティーブン・グリーン氏は講演の中で次のように述べています。
海外マーケットを求めて世界が今までの金融モデルで成長していたと、金融を中心にした経済で成長している中で日本は輸出中心にこれまで景気を維持してきたわけですよね。
続きまして、今回の法案の改正に関して質問しますが、米国サブプライムローン問題の発生により、米国ウォールストリートが主導した金融モデルに関して見直しをする機運がございます。こういった機運の中であえて金商法を改正する必要があるのか、こういった点に対して質問したいと思います。
平成十四年の九月三十日でございますけれども、そこに示されている御紹介のありました市場金融モデルというのはやはり非常に重要な基本的な理念、考え方であろうと思っております。 是非、幅広くこれは御議論を賜りまして、特に収益力をどう高めていくのか、どのような革新力、変革の力を持っていくのかということに焦点を当てて、しっかりとしたプログラムをお知恵を拝借しながら作っていきたいと思っているところであります。
そこには中期ビジョンとして産業金融モデルというのと市場金融モデルということを少し理念型として出して、将来はやっぱりいろんな、今ある主体がそのまま同じ仕事をやるということではなくて、同じプレーヤーかもしれないけれども、担う機能がそれぞれ変わってきて、複層的にいろんなことをやってもらうと。
債権の証券化と申しますのは、金融のモデルでいいますと、市場型金融モデルというのに当たるものでありまして、日本が戦後、経済復興の過程で、あるいは経済成長、高度成長の過程で、大いに活用してまいりましたいわゆる産業金融モデルといったものと対置させられるものであります。
そこで今、前者の方の市場型金融モデルにおいて、リスクを分散するために債権、資産を売っていく先というのはやっぱり機関投資家だろうと、こういうことなんです。必ずしもそれは転々流通するようなものばかりではないと、こういう考え方なのでございます。そういうときに、今正に林委員が御指摘になられたように、そういうものを受け止める投資家としては機関投資家が非常に大事なんですね。
これは、大臣の私的な懇話会ということでございまして、金融庁の公式な見解でもありませんが、その中を見ていきますと、金融の役割といいますか、これについて、産業金融モデルが一つあって、それから市場金融モデルというかそういうものがあると。
だから、是非ともお願いをしたいのは、その地域の金融モデルといいますか、あるいは日本全体のその金融モデル、特にこのままいけば銀行とサラ金の二つの金融機関しかないような状況になったときに、ユーザーの皆さんは大変迷惑を掛かると思うし、私は経済の活力は間違いなくなくなっちゃうだろうと。