2008-11-05 第170回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
今回の一連の金融クライシスで約二千兆円ぐらいのお金が消えていったとも言われております。したがって、かつて経験したことのない最大の危機とも言われますこの危機を世界はどのようにして克服していくのか、大きい国際的な政治課題でもあるわけであります。
今回の一連の金融クライシスで約二千兆円ぐらいのお金が消えていったとも言われております。したがって、かつて経験したことのない最大の危機とも言われますこの危機を世界はどのようにして克服していくのか、大きい国際的な政治課題でもあるわけであります。
時間の関係で、先輩の田波総裁に失礼な聞き方になるかもわかりませんが、今の、九八年、九九年のころでありますが、大蔵次官時代にまさに金融クライシスが発生した。
九八年でしたか、参議院選が終わりましたあの不安定な政局の中で金融クライシスが起こったわけです。あのときに、民主党は政局にはしなかったわけです。そして、これは天下国家の一大事なので、党派を超えて金融システムの安定を最優先しました。そのときに、政策新人類と言われましたけれども、自民党と民主党が中心になりまして一つの金融システムをつくりました。
きょうも皆さんが随分取り上げてくださいましたから、私としても重なりになりますので申しませんが、やはり地域金融という意味で、各自治体までもがそこで何らかの取り組みをしなくちゃならない状態になっているということで、このペイオフ解禁ということをきっかけに、私も金融クライシスのような事態になるということを非常に案じております。
この金融クライシス、財政クライシスはトレードオフの関係にあるような感じもします。 ただ、今はお金をどんどん使えば後でペイするというような、予定調和路線が成立するような右肩上がりの時代じゃないということについてどのようにお考えですか。
バブルに踊って膨大な不良債権をため込んで、それが金融クライシスの原因だと言って、また土地の資産価値を高め、信用を膨らませようという発想はもってのほかで、国民をないがしろにするものだ。自分が働いてつくったわけでもない土地を、持っている者と持たない者との間で金持ちと貧乏人に分かれていくような社会をつくっていいのかということが、私が懸念材料として申し上げておきたいことであります。
これは日本経済を襲う金融クライシスだと言っても過言ではありません。日本経済に及ぼす影響は住専以上のものがある。この最悪の状態を避けるためにも、公的資金は投入しないとおっしゃったのでございますが、これは政府それから民間挙げての救済スキームづくりが当然必要となってくると思いますが、大蔵大臣いかがでしょうか。
とにかく金融界大変なんですが、この金融クライシスを象徴的に体現しておるのは日債銀だという話が専らでありまして、ここに絞って一つ二つ聞きます。 日債銀といえば、佐川スキャンダルの渡邉廣康と並ぶもう一人の主役、小針暦二の福島交通に絡んだ融資事件を初めとしまして、自民党の派閥の領袖クラスとの接触など悪いうわさには事欠きませんな。国民政治協会への献金もトップです。