1948-06-26 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第44号
玉屋 喜章君 西川甚五郎君 山田 佐一君 石川 準吉君 木内 四郎君 深川タマヱ君 星 一君 小林米三郎君 高橋龍太郎君 栗山 良夫君 政府委員 経済安定本部財 政金融局次長
玉屋 喜章君 西川甚五郎君 山田 佐一君 石川 準吉君 木内 四郎君 深川タマヱ君 星 一君 小林米三郎君 高橋龍太郎君 栗山 良夫君 政府委員 経済安定本部財 政金融局次長
但し貸家はその程度になりますが、重要産業の鉱山とか石炭山とか、或いは重要工場におきまする勤労者階級のために、いわゆる給與住宅的な住宅を建設して、その住宅には金融的な援助或いは資材等を特別優先というようなことで、廣い意味の勤労者住宅はそういう面から相当これを推進して行きたい考えでございます。
漁業に関する金融関係の問題は、過去におきましても、常になおざりになり勝ちにあつたのでありまして、まことに私どもは遺憾に存じておつたのであります。今日農業方面の御意見を伺つてみますと、農業に対しましては、農業金融の途を開きますために、農業手形制度を設けて、農民の救済をしようというような制度を立てられておるようであります。
なお予算としての補助金の額は、今申し上げたものでありますが、一両日中に御審議を願います農業、林業、水産業に関しまする特別会計による復興金融金庫のアイデアをもつておりまする法案が、さいわいにして両院の御審議を経ることができまするならば、先ほど申しましたような、相当多額な金融を低利で運営ができるのであります。そういう面におきましても、漁港、船溜りにこれらの金が金融されると考えておるのであります。
それからなお金融の一部の是正策といたしましては、農業関係が非常に金融に詰つておられましたので、先般御報告申し上げたかと思われますけれども、農業手形の利用によつて、農薬、肥料あるいは農機器具等の金融をつける、あるいは製茶、繭の資金等についても、同様の農業手形の利用によつて金融の途を開いたのでございますが、そのほかにこれは農村、農林関係において、金融が非常に行詰つておる。
財政及び金融委員会理事梅林時雄君。 ————————————— 〔梅林時雄君登壇〕
ところで実際はその金融機関に來ております。それは全部の金融機関を当つたわけではありません。私が当つたのは七つでありましたが、そのうちで二つ來ておりまして、あと五つは來ておらないように聞いておりますが、その二つは來ておるように見受けますが、何かお間違いではありませんか。
○北村國務大臣 金融機関の決議は私もよく存じております。ただいま御朗読になりましたものは私ももらつておりますから、その通りであります。そのことと銀行の仕事とは別でございまして、これは金融機関の反対は初めからわかつておるのであります。ただ今回の軍公の問題について金融上の問題が起つたときには、これは日本銀行が世話するのはあたりまえでありまして、ビズネスとしてやるべきでありますから、そのことはやります。
○松田委員 軍事公債の利拂を打切るということは、参考人も出ましたけれども、この軍事公債はもう拂わぬで置くがよかろう、軍事公債を反故同様にしてもいいんじやないかというような議論もありますが、終戰になりました当時、軍事補償の打切をやつたあのときに、こういう利拂の停止をやるとか、あるいは延期をするとかいうことを一緒にやつて置いたならば、これが影響は金融機関になかつたように思いますけれども、今金融機関がようやくにして
○足立委員 それで証人がS・S・Kの発起人になつたということは、親和銀行からの金融面が都合がよいからという理由が多分に含まれておつたと思いますが、そういう理由はございませんか。
赤字金融をいたしておりますところは、申すまでもなく政府の物價政策のために赤字を出しておる。從つてあるときには補給をもつてこれを補填するということになることは、やむを得ないのでありまするが、しかし御指摘のようなことが絶無とは思われぬ点もあるようでございますし、最近われわれの方といたしましても、赤字金融をいたしているということについての、大藏省としての監督権を強化する必要を感じております。
從いまして有價証券金融については、特段の考慮を拂わなければならぬということは申すまでもないことでございまして、先般來いろいろと協議研究をいたしまして、ようやく関係方面の了解を得まして、今日これを発表することに相なつておるのでございまするが、この委員会において最初にまず御質問がございましたから、そのことを申し上げたいと思います。
それはこの法律案の円満なる施行、証券の民主化、企業再建の遂行上、政府は証券金融に関しいかなる方策をとるつもりであるか。現伏のごときことでは、企業及び金融機関の再建整備のための増資もできず、また証券の民主化もできぬではないか。この点に対して大藏大臣の御所見を承りたい。さらにいま一つは、今後証券民主化、企業再建等のために消化せねばならぬ株式は巨額に上ると思われますが、一体どのくらいに相なつておるか。
○武藤委員長 今あなたのお話の復金の金融、あるいは終戰処理費の支出などで放漫な財政政策をとつておりながらわれわれの方は構わぬというようなことはどの会社にどういう放漫な貸出をしたとか、どの土建業者にどういう支拂をしたとか、査定をしたとかいうような具体的な話ではなく、一般的な方針がそういうことは不都合である。そういう趣旨ですか。
○武藤委員長 あなたは省内におつて大体よくわかつていると思いますが、終戰後はどちらかと言えば一般の官僚はやや凋落の形であるかと思うのですが、大藏官僚というのは金融緊急措置令その他いろいろな金融方面に対する措置、それからただいまお話の復金の設置、終戰処理費、なかんずく土木費等についての実権を握つているので、金融業者や土建業者とも密接な関係があるわけであつて、その方面に対する圧力と言いますか、支配力と言
それで今日の地方税制策が甚だしく銀行その他の金融資本の擁護に傾いておるというふうな議論も生れるわけでございます。この点は今回改正案として提出されておりますものでも大きく改正はされておらないわけであります。それでこの負担の公平を図ります意味から、所得税附加税の復活ということが先ず要求されました。
それから消費税を各地方で取扱うと、その都度入つて來て、その結果早く金が入るということは、その点は確かにあると思うのでありますが、先つき申しました意味で、その間の繋ぎぐらいは何らかの金融機関で調節されればいいのではないか。これは單に五年も十年も待つというのではなくて、一定の期間経てば入つて來るということは確実なんです。私はそういう意味で申したのです。
ただそれに対する反対が、地方團体側からの反対は、どうも還付税は一遍取つた金が地方へ行つて、それから又帰つて來るので、何ケ月か掛かるので間に合わん、そのくらいの程度では何かで金融的な措置でも國家が講ずべきではないか、こう考えるのであります。
國の財政においてはインフレーションの進行にマッチする税目もありますが、地方税にはこれがなく、市町村当局は財源の捻出と金融のため日夜奔走している現状であります。さらに新憲法実施に伴う教育制度の改革、警察、消防の地方移讓など、政府は國費において最小限度の財政的保証をも與えず、新規経費の増額は地方財政にとつては致命的な打撃を與えているのであります。
これに対しまして預金部におきまして七十億ばかりの消化がありまして、あと二十億ばかりが一般市中銀行なり、あるいはほかの金融機関なりから公募された額であります。なお預金部のうち年度末におきます貸付けが未済になつたものが二十億円ばかりあります。これはいろいろな事情で手続が遅れておりまして、消化し得ることは確実であろうと思います。
また金融の問題についても、それぞれの場合に具体的に私どもは相当な御助力を申し上げて、金融の途の解決もやつておる。それからなお地方位の消化の問題についても、最近金融機関と御相談をいたしまして、貯蓄目標額の五%は優先的に地方財政のために使わしてもらうということも了解を得ておるのでありまして、さような点についても及ぶ限りの努力をいたしております。
そのためには農業土木についても、長期の金融を行つて、そうしてこれで政府の補助というものを唯一の頼りにしないような方向に導いていくというようなことを私は考えておるのであります。
もし資材が四箇月も五箇月もずれないようになつておつて豊富であるならば、また指定以外の炭鉱は、個人の努力によつて、この難局に打勝たなければならないという管理炭鉱と違う個人に特別の努力がありますがゆえに、あるいは出炭量を増すことができないとも考えられないのでありますけれども、資材において國管が優先権をもつ、金融に対しても優先権をもつ。
○水谷國務大臣 私から鈴木さんにそういうことを教える資格はありませんけれども、御指摘のように、最近の金融の金詰りは、税金に急な取立て、あるいは予算のずれによる政府支拂の不円滑、あるいは日銀融資の方針というぐあいに、いろいろその点はあろうと思います。これは金融が産業を支配するのか、あるいは金融が産業に奉仕するのかということは、人によつていろいろの意見があろうと思います。
○水谷國務大臣 鈴木さんの御案内のように、このたびの三党政策協定におきましても、中小企業に関しては、專門の金融機関をつくるという政策協定もいたした次第でございます。從つて商工省といたしましては、年來中小企業に関する專門の金融機関をつくりたいと考えておりのでございます。
○天田勝正君 本院規則によれば、治安及び地方制度委員会の所管事項中には、財政に関するものはないのでありますから、規則の規定を尊重し、やはり財政及び金融委員会に付託して置くのがよいと思います。
○参事(寺光忠君) 本案は先に財政及び金融委員会に付託されましたが、その後治安及び地方制度委員会から治安及び地方制度委員会に付託替して貰いたいとの申入れがございました。つきましては、財政及び金融委員会の意向を尋ねましたところ、議院運営委員会の意向に一任するとのことでございますので、この点如何いたしますか御諮りして頂きたいと思います。
次に、先日財政及び金融委員会に付託されました金融委員会に付託されました地方配付税法案の付託替の要求がありますので御諮りいたします。
現下の医療問題の隘路の一つは医藥品の不足と高價な点であり、良質廉價な医藥品の生産供給は國民の医療を確保するため最も重要な問題であるのみならず、医藥品及び医療器具機械の生産は有望な輸出産業の一つであつて、今後積極的に生産の増強をはかる要があるのでありますが、このためには藥学的又は医学的見地からの指導、監督に止まらず、生産に必要な金融、資材及び配給、輸出入等に関する経済的な問題について、もつと積極的な措置
ただ問題は、先ほどお話になりましたように、仕事を遂行する上において、現在における財政金融状態から見て、非常に困つているということは十分察しておりますけれども、それにつきましては、われわれとしてはできる限り金融の斜旋について今後も盡力を続けていきたい、こういうように考えております。
商業委員会におきましては、財政金融委員会と連合委員会を開き、又東京証券協会、証券処理調整協議会等の証券関係やその團体の責任者及び銀行又は会社の責任者の意見を徴し、慎重に審議をいたしたのであります。
九十七億円中六十億円、すなわち六〇%の部分が今日預金部預金となつていることは、特殊事情下やむを得ざる変態現象ではありますが、残余の三十七億円中十五億円が地方團体公共貸付に充当せられていることは、その十五億円が戰前の平價においてなされているものであることを顧みるとき、本事業責任準備金の運用が、いかに忠実に資金還元の原則に從つてて地方公共の利益増進のために運用されていたかを表明するとともに、本責任準備金が地方財政金融上
簡易生命保險並びに郵便年金が日本の財政並びに金融等の上にもつ重要性は、椎熊君のお述べになりました通りでありまして、殊に昨年度のごとき、財政支出が非常に厖大でありましたけれども、保險並びに貯金等を通じてその六〇%を還元し得て、インフレーシヨン下にあつて非常に大きな貢献をしたということは、これは実は感謝すべき事実であると思うのであります。
これは御指摘の通りまことに重大な問題でございまして、ただいま炭鉱融資委員会並びに復興金融委員会等において檢討いたしております。さよう御了承を願いたいと思います。 〔國務大臣岡田勢一君登壇〕
今のままでおきますと、会社は多くは赤字でありまして、手持の資金がないのみならず、赤字であると金融を受けることができない。基礎産業のものについては金融ができるにしても、一般に廣くはできないのであります。そこで物價を補正いたしましたのは実はその産業が相当黒字化する、そうして経営が健全化する、そうすると一般の金融としても、その幅において民間金融一般の金融が行い得る余地がある。
○北村國務大臣 いよいよわからなくなつてきたのですが、私はやみの金融についてどうかと廳かれても、私は知らない。資料がないからわからぬとお答えしたのです。しかるにやみ金融について、これこれの事実がある。こういうお話ですから、それはどういうことですかと伺いますと、これは登録による登録公債だと言う。登録公債は個人にもあるかもしれませんが、私は寡聞にしてあまり知らない。
○北村國務大臣 いよいよ私はわからぬようになつたのですが、登録公債をやつているのは公の金融機関です。金融機関以外に、登録公債があるということを私は知らない。その登録公債がやみ金融で担保になつているという抑せでありますが、どこの金融機関でやつているか、もう少し具体的にお話を伺いたい。
それから供給の面におきましても、資材或いは金融、そういう関係が必要でありますが、これらいついての措置も、法案化するものが出て來るかも知れませんが、それらの措置が現われておりません。
現在新聞用巻取紙については、終戰この方割当に対して一ポンドたりとも配給不足を生じたことがないのでありますが、これは一般の紙に先立つて、新聞用紙がその資材なり、石炭なりが優先的に確保されておるせいでありますから、少くともこの程度に教科書用紙についても、むしろ新聞以上にこの生産のための資材確保、或いは金融方面の措置等を國策的にこれを取上げて頂きたい、そういうことを特にお願いする次第であります。
悪く行くと、文化事業の悪統制の再現を見るの危險があるのではないか、もつと業者を信用して頂いて、用紙の配給の点でも、金融……この教響書全般に亘る仕事を業者みずからの力、或いは共同の力で共済して運営せしめるというふうな方式が、考え方がよいのではないかと存じます。
そうなりますと、例えば農林中金であるとか、或いは商工中央金庫といつたような金融的な業務を扱つておりますものは、有價証券を沢山持つておる。或いは預金を持つております。そうなりますと両方で掛かつた所得税を法人税から引くといいましても、もう引き切れないという場合がございます。そういうものにつきましては臨時租税特別措置法の登録公社債の免税ということが金融機関にございます。
小宮山常吉君 西郷吉之助君 高橋龍太郎君 渡邊 甚吉君 中西 功君 栗山 良夫君 政府委員 大藏政務次官 森下 政一君 大藏事務官 (主税局長) 平田敬一郎君 大藏事務官 (主税局國税第 一課長) 脇阪 實君 経済安定本部財 政金融局次長
そのほかわれわれ金融の面において地方公共團体中央金庫法案なるものをこしらえて、地方債の需要に應ずる手段といたしたかつたのであります。また災害復旧資金法を制定いたしまして、災害に対する資金の需要を急速に滿たす手段を制定いたしたいと思つたのであります。しかしこれらはいずれも政府の反対に遇いまして、延び延びになつている状態でございます。