○委員長(草葉隆圓君) この問題はいずれ外務省関係も必要でありますので、後刻課務省関係の出席を求めて、その上で厚生省及び外務省ともどもに立ち会つて御意見を御檢討願いたいと思います(「同感」と呼ぶ者あり)その前に大藏省の銀行局の特別金融課長がお見えになつておりますから、どうか同局関係についての御質疑をして頂きたいと思います。
○説明員(磯田好祐君) 恩給金庫の問題につきましては、政府部内におきまして、完全な意見の一致を見ておりませんが、併し大藏省といたしましては、恩給担保金融の面を落して先方と折衝いたしております。向うで現在審議して頂いておる案は落した案で審議して頂いております。
第二の御質問であります漁場の金融についてのお尋ねでありますが、これはお話の通り、終戰後において一番遅れているのが農漁業金融であります。しかしてこれに関しましては、お話の通り、沿岸漁業並びに遠洋漁業に対するおのおの独立した立場において施設することが正しいと思います。
○石原圓吉君 金融制度の確立につきましては、次の適当なる機会に総理大臣より御答弁を伺いたいのであります。この点留保いたしておきます。
○國務大臣(大屋晋三君) 石原君の御質問の水産金融に関しまして、ただいま農林大臣から御答弁がありましたが、私から少し補足して申し上げることにいたします。 さしづめの手段といたしまして、いわゆる漁業資材配給規則に規定いたしておりまするところの漁網その他の漁業資材並びに漁業用の油の購入資金に限りまして、とり急ぎの措置といたしまして漁業手形の方式を考えておるのであります。
それから復興金融金庫の増資に対する分もそういう状況であります。ただ十一月以降の政府職員の俸給等に関する法律案につきましては、政府から提案されたもので審議をいたしておりますので、大藏委員会だけではいかんということで、特に人事、労働の委員長から連合審査を求めて來られました関係上、三委員会で連合審査を行なつておるのであります。政府からの提案された案では、一應この三委員会の質疑が終了いたしております。
○尾形六郎兵衞君 この「ピース」の値上につきましては、前々國会の財政金融委員会におきまして、当時の委員の人は一齊に六十円にすることは無理だ、どうしても五十円にした方がいいじやないかという訂正の案まで出しましたのですが、どうしても大藏省はこれに対して、増産して増收を図ることは不可能であるから、六十円を通さして呉れということでやつたのであります。
それから第三点は、金融公庫法案は相当大部の條文でもあるのでございまして、それが一應でも全部審議が終了しておりますれば、それは是非とも出したいと当初に思つたのでありますが、逐條審議が関係の筋と実は遅々として進んでおらない。ここういう状況にあるのであります。かように考えますと、どうも本國会には提案ができないのじやないか、かように考えて実はこれを見送つておるような次第であります。
金融措置のためのいろいろな問題から簡單に考え出したので、賞與を出してはならぬという意味ではないというふうに御答弁なさつておるのでございますが、その点は間違いございませんか。
第十一号 午後一時開議 一 國務大臣の演説に対する質疑 (前会の続) ————————————— 請願 第一 三条市所在の旧武徳殿拂下に関する請願(第三五号) 第二 吉原市に刑務支所設置の請願(第一二二号) 第三 教育予算増額に関する請願外十六件(第二七号) 第四 山形市立化学研究所における超短波研究費國庫補助の請願(第五三号) 第五 教育金融金庫設置
第三点は、最近における農村金融の行詰まりは実に重大なる段階に入つたのであります。この春の作付ごろから急激なる資金難が農村を襲い、配給の肥料すら買えない農家が全國的に現われて來たのであります。政府は、これを救済するために農業手形を案出したのでありますが、これは次の供出を目当としての代金の前渡しであつて、供出米の青田買いとも称すべき方法である。
第二の、現在農村における金融が梗塞されておる、そこで、農業協同組合等に保証せしめて徹底的に金融したらどうか、さらに進んでは、三百億円くらい出して農山漁村の復興金庫をつくつてはどうか、という御意見であります。御意見の通り、今日最もやらねばならぬことであり、遅れておるのが農山漁村金融の確立であると思います。
この点に一つ大体いつ頃までにという見通しがあるのか、この点を一つ伺つておきたいと思うのですが、それからもう一つ、私時間がありませんので大事な問題を質問したいのでありますが、委員長から又他の委員からも一つ伺つて貰いたいと思いますことは、生業資金、引揚者等の一般の金融が中止状態になつている、そういうときに今度の追加予算においても、本年頭初において生業資金の要求額は二十七億だつたか、二十二億でしたか、要求
○紅露みつ君 生業資金の問題は、お話を伺つて、大変たよりないのでございますが、私共は國民金融公庫と申しますか、この方の法案が出ると思つて期待しておつたのでございますが、これも先般來のお話では、恩給金庫の方の問題で、スムースに行かないということでございますが、そうすると、差し当つてこの小口の金融はどういうことになりますでしようか、早速これは地方に出ますと、第一の聞かれることだと思うのですが、この公庫が
○政府委員(阪田泰二君) 國民金融公庫の問題につきましては、御承知のような事情でありまして、大藏省といたしましても、最後まで努力いたしまして、お尋ねのような恩給関係の事項というようなものは切離しまして、それでやろうと、又出資関係のことが補正予算と関係いたしまして、大分問題になりまして、この関係も、場合によつては或程度出してもいいから、何とかしてこの際金融公庫法を提案したいということで、努力いたしましたわけでありますが
くきめていただきたいということを、小久保さんにもお会いしたときに数回お願いしておりまして、当初お願いしたときから自分としては、そういう氣持でお願いしておる次第でありまして、從つてこの問題がずるずるになりまして、書類だけつくつて來られて、その差配である竹野君も私も迷惑するということで、誤解を受けるというので、早くちやんとしていただきたいということを申し上げておいたのでありまして、むろん竹野君も私といろいろ取引関係もあるし、金融
なぜそういう現金を受取つたかといいますると、たまたまその当時私の方の職員組合の関係から、たしか〇・七箇月か八箇月の給與が年内に出ないというので職員組合からこれらの現実の支拂いについては局長個人の責任において何らかの金融策をとつてもらいたいということが、商工省の各局で問題になりまして、それぞれ担当局ではある程度のむりをして、そういう処置をとり、金融をした事例があるのであります。
これはあとの金融問題なり、その間における金利などを負担しますから、そういうことを考えて、そのようになつております。商工省として関係しておりますのはそれだけでありますが、それ以外に実は短纖維を持つていなかつたかということになりますと、これは私どもとしてはわかりかねるのでありまして、それ以外にあるいはまだ短纖維を持つていたかもしれませんが、その点は私の方では全然わからないのでございます。
將來はこのように、日銀の処置によつて、勝手に農業手形の取扱を中止し、農業金融を窮地に陷いらしめるようのことのないように、特段の留意を要望するのであります。 九、肥料及び農業の配給が、往々にして適期を失することがあり、これが配給については、遅延せざるよう一層指導督励せられたいのであります。 以上であります。
これらについても大藏省その他と努めて懇談いたしまして、社会事業という非営利的な社会性を帶びた事業のためには、最低の金利をもつて金融してもらえるような措置をせつかく確保したいと考えまして、私も過般來大藏省当局に強く要求いたしておるような次第であります。
記 派遣議員 木村禧八郎 昭和二十三年十二年十三日 大藏委員長 櫻内辰郎 参議院議長 松平恒雄殿 となつておりますが、これはさきに十二月九日で議決になりましたのは、関西方面の金融界及び産業界代表よりの、金融制度改革に関し意見を聽取すると共に、その実情を調査し、以て金融制度の解決に資するということで、黒田英雄君外四名計五名の方を派遣されたいという要求で、これはすでに本会議でも議決
しかし、中小企業の困つておるのは、資材難と金融難と重税であります。資材と金があれば、生産は十分上るのでありまして、ことさら生産第一主義でなくても、その成績は上るのであります。從つて、生産第一主義は資材と金融とを十分にしてやるということでなければならぬのであります。また現実として、資材はどうして多く與え得るつもりであるか。
中小企業金融の具体策がどういうぐあいになつておるかというお尋ねでありますが、中小企業に対する金融は、政府が最も意を用いております点でありまして、大体その具体策は、一般金融機関からの融資を今までよりも一層円滑にいたしたい、そういう方向に向つていろいろな具体策を考えておるのであります。
さらにまた資金につきましては、彈力性に富む金融によりまして企業活動を旺盛にいたし、労働問題につきましても、その実質賃金の確保向上に努め、爭議の防止と労働生産性の向上に資したいと思うのでございます。なお、統制の整理及び経済三原則の遵守等によりまして、企業の生産性、自主性の回復をはかりたいと、あわせ思うのでございます。
この請願の最後に、また電話公債をただいまのように鉄筋コンクリートをつけて固めておかないで、政府の奨励されるところの証券の民主化の面から申しましても、この電話公債を、場合によつては金融機関等より金融を受け得る担保等になし得るような措置を講じていただくこともお願い申し上げたい。かような請願者からの請願の趣旨でございます。
――――――――――――― 本日の会議に付した事件 請願 一 教育予算増額に関する請願外十六件(石川 金次郎君紹介)(第二七号) 二 山形市立科学研究所における超短波研究費 國庫補助の請願(海野三朗君紹介)(第五 三号) 三 教育金融金庫設置の請願(黒岩重治君紹 介)(第五四号) 日程追加 一 藝術大学に邦樂科設置の請願(松本淳造君 外四名紹介)(第九六号
かようなことで、その調達もなかなか困難で、金融面はまつたく梗塞しておる。こんな状態であつては民間バス、トラツクの事業というものは將來非常に困難に陷るだろうから、この際國家保証による融資をされたいというのであります。その國家保証による融資の趣旨を申し上げますと、予算外の契約による営業権を担保とする借入金の道を開け。かような趣旨であります。これは重大な意味をもつておる請願であります。
それから、これにあわせて請願をしてありますのは、消費税の納税にあたつては、相当金額になりますので、金融上非常に困る場合がある。そこで、三箇月の無担保で延納することのできるような方法に御改正を願いたい。こういうことがつけ加えてあります。それからさらにつけ加えて織物價格差益金の撤廃であります。
○松野委員 当時といたしますと、御承知のごとく金融措置の行われた非常に通貨の逼迫した時代でありますし、殊に当時の選挙をなさつた御経驗もございますので、一万円、五千円という現金に非常に苦しんだ時代である。しかるに五十万円という現金を持参されて何も條件もなしに、期待もなしにとるには、あまりに、多額な金だというお考えはございませんでしたか。
○参事(寺光忠君) 從來これと同類のものは財政法の四十六條によります内閣から毎四半期毎に予算使用の状況、國庫の状況、その他財政状況について報告して参りましたものを金融財政委員会の方で吟味審議して貰うということにいたしておりますが、それと同じように本件につきましても全議員に報告せられたものでありますけれども、主管者という意味におきまして経済安定の委員会において御吟味願つたら如何かとかように思うのでございます
○左藤義詮君 只今上程になりました各派協同提案による私学振興のための金融機関設立に関する決議案について、趣旨の弁明をいたしたいと存じます。 最初に決議案文を朗読いたします。 私学振興のための金融機関設立に関する決議案 わが國教育の民主化を徹底するためには私学の振興に俟つところが甚だ多い。
○議長(松平恒雄君) 日程第四、私学振興のための金融機関設立に関する決議案(左藤義詮君外十八名発議)(委員会審査省略要求事件)を議題といたします。本案は発議者左藤義詮君外十八名より委員会審査省略の要求書が提出せられております。発議者要求の通り委員会審査を省略することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村委員長 ただいま金融問題に対する今日までの小委員会の経過を石原委員から御報告になつたのであります。それにつけ加えまして、決議案上程の関係の御意見が述べられたようでありまするが、これは各委員個人の結合による決議案でありまして、当委員会からの手続としてとれないわけでございまするから、さよう委員の諸君は御了承置きを願います。
○石原(圓)委員 金融小委員会の経過を報告いたします。金融小委員会は昨十一日午前十一時より午後二時まで、長時間にわたり審議をしたのであります。