2015-06-09 第189回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
児童生徒の移動を保障するためにトラックに近づくこともできない、金網越しに子供の姿を見るという状態なんですね。だから、自分の子供がいつ走ったか分からないという保護者もいました。しかも、学年が多いので児童生徒の出番が少ない、保護者も出たり入ったりするわけです、出番が相当なくなっちゃうから。私がこれまで見てきた運動会とは全く異質のものでした。
児童生徒の移動を保障するためにトラックに近づくこともできない、金網越しに子供の姿を見るという状態なんですね。だから、自分の子供がいつ走ったか分からないという保護者もいました。しかも、学年が多いので児童生徒の出番が少ない、保護者も出たり入ったりするわけです、出番が相当なくなっちゃうから。私がこれまで見てきた運動会とは全く異質のものでした。
こういうのをお考えになれば、コンビナートの隣に金網越しに小学校をつくることがいかに問題があるかということがおわかりになるのではないだろうかと私は思うのですよ。
そのために読売新聞の報道では、「駅長室付近で、金網越しに警戒する鉄道公安職員たちは、繰り返される暴挙になすすべもなく「学生の数に比べ、警官が少な過ぎる」とくちびるをかみ、くやしさをかみしめていた。」というような報道をしておるわけであります。事前にわかっていて、しかも相当数の警官が千五百おったにもかかわらずそういう事態が起こってくるというのは、とうてい普通の常識では考えられないのです。