2008-02-22 第169回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
間違っても、軍事大国でありますとか金満国家でありますとか、場合によっては土建国家とか言われることのないように、そういう国柄にしなければいけないと私などはつくづく思うところであります。 それだけではなくて、知的立国の要件としてはまだあると思います。それは、一つは、そこにありますように、清潔で透明性の高い政府。
間違っても、軍事大国でありますとか金満国家でありますとか、場合によっては土建国家とか言われることのないように、そういう国柄にしなければいけないと私などはつくづく思うところであります。 それだけではなくて、知的立国の要件としてはまだあると思います。それは、一つは、そこにありますように、清潔で透明性の高い政府。
そして、三つ目には、今私が申し上げましたように、通常二ドルから三ドルのシラカバを百ドルで伐採し、その補償を日本政府がするというような、こういうばかげたお金を、日本は金満国家ということで垂れ流している。 この三つのポイント、どれをとっても、私は日本の国が余りにも誇りを失った行動をしていると言わざるを得ないというふうに思っております。
あの湾岸戦争で我が国は増税までして、そして巨額の支援金を出したわけでありますけれども、どの国からも感謝もされずに、逆に、小切手を、金ばかりを出す、そういう金満国家日本というそしりを受けた、そういう記憶も新しいところでございます。しかし、その後、海上自衛隊によります掃海艇が大変な成果を上げてくれました。その評価も上がったというところも記憶に新しいところでございます。
これを別の面から見ますと、日本、これは百億ドルもの大金を出しながら、どうでしょうか、被援助国の皆さんから言わせますと、やれ金満国家の札束外交だとか、実は援助に名をかりた輸出ビジネスじゃないかとか、日本株式会社が政府を先頭にODAに名をかりて金もうけをしているんじゃないか、こういう批判が大変根強いわけですね。