1979-03-02 第87回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
○小杉政府委員 昨年の、あれは外務委員会であったと思いますが、私どもの日野課長が答えておりますのは、崔書勉と崔重夏なる者が同一人物であるかどうかをわれわれとしては確認する手段がない、ただ、金浦空港事件を契機にいたしまして韓国側において彼らが同一人物だと言われている事実は知っておる、そういう趣旨であります。私どもとして同一性というものを確認する手段がないということを申し上げたはずでございます。
○小杉政府委員 昨年の、あれは外務委員会であったと思いますが、私どもの日野課長が答えておりますのは、崔書勉と崔重夏なる者が同一人物であるかどうかをわれわれとしては確認する手段がない、ただ、金浦空港事件を契機にいたしまして韓国側において彼らが同一人物だと言われている事実は知っておる、そういう趣旨であります。私どもとして同一性というものを確認する手段がないということを申し上げたはずでございます。
それぞれ大きくこの金浦空港事件というのを報道しております。この韓国で当時発行されている新聞の報道によると、一九六七年の八月一日に、崔氏は日本円、ドル、小切手等で総額で三千万以上の金を韓国に持ち込もうとして韓国の関税法違反で金浦空港で逮捕された。そこで指紋を照合した結果、張徳秀殺人事件で服役中行方不明になった崔重夏であるということが判明をした。
あなたの方では、いまの四十二年八月一日、一九六七年の八月一日に、日本から崔書勉、この人が韓国へ行った、そのときにやみドルやら法外な金を持っていたことで韓国側で外為法違反で検挙された、いわゆる金浦空港事件、このいきさつを承知をされておりますか。
それから、その後、先ほど報告のあった金浦空港事件、そして彼が不法入国をして東京に来たときにいろいろ生活のめんどうを見た人、これはいわゆるドルブローカーの仲間なんですよ。金浦空港事件についても、これは明らかに非常な分不相応な大金を持参して金浦空港へ行っているわけですからね、これはやみドルなんですよ、全部。彼が一番最初に入ってきたときの経過というのもやはりそうなんです。