1968-04-18 第58回国会 参議院 商工委員会 第13号
○政府委員(両角良彦君) 金山対策につきましては、五カ年計画でこれを推進をしてまいりたい。したがって、明年度以降におきましても本年度で不十分であった点については、これを十分補足をいたすとともに、さらに前向きの基礎調査あるいは構造坑道の掘さく、新鉱床の探鉱等についての所要の資金調達につきましては、きわめて重要な課題といたしまして積極的に努力をいたしたいと思います。
○政府委員(両角良彦君) 金山対策につきましては、五カ年計画でこれを推進をしてまいりたい。したがって、明年度以降におきましても本年度で不十分であった点については、これを十分補足をいたすとともに、さらに前向きの基礎調査あるいは構造坑道の掘さく、新鉱床の探鉱等についての所要の資金調達につきましては、きわめて重要な課題といたしまして積極的に努力をいたしたいと思います。
そのために一千万円の予算を計上いたしたということは、一般会計として金山対策の重要性を認識をしたという意味では、きわめて重要であろうかと思います。これは、私どもは金額の問題よりもむしろ姿勢の問題として金山対策の金看板と考えておる次第でございます。
○加賀山参考人 金山対策として、政府のとっておられる方策は、ただいま河上さんからもお話がありましたように、三段階の方式によって逐次成果をあげていく、こういう方式で進めるほかにないと思います。それについて政府が企画立案をされたものを事業団のほうへ実行に移すようなことに、おそらく四十三年度なってくると思います。
○両角政府委員 今回私どもが検討しておりまする当面の緊急対策は、ある特定の分野に限られる結果になろうかと存じますが、それだけが金山対策のすべてであってはならないという点はまさにお示しのとおりでございまして、私どもといたしましても鉱業審議会の中に金分科会というものを設けておりまして、今後とも金分科会におきましてこれら総合的な金山対策をいかにすべきかということを早急に検討する用意がございます。
具体的な方法もいろいろ考えておっていただきまして、やはり、ひとつ思い切った合理化、抜本的な金山対策を——探鉱を強化する、そして有望な鉱床を見つけて、これによって増産をし、コストダウンをするということを、この際ひとつやろう。
しかし、ただいままでのお話にございましたように、金山対策が重要になりました今日、かかる意味から金再開発の緊急対策というものを現在検討しておる次第でございまして、ここにおきましては当然探鉱事業団の全面的な活用を考えてまいる構想を持っておるわけでございます。
○両角政府委員 御指摘のとおり金山対策につきましては、今後ともただいまの参考人各位の御意見を十分参照いたしまして対策を検討してまいりたいと思いますが、一応現段階におきましてわれわれが検討しております案におきましては、御指摘のとおり現在稼働しておる金山のうち有望なる鉱山、事業所単位で拾い上げまして、それに対する重点的な投資というもので金の生産をふやしてまいりたい、かような考え方をとっておるわけであります
従いまして私たちの組合におきましてはこれらの問題を極めて重視いたしまして、大会において金山対策の積極的な運動を展開することになつたのであります。幸い昨年の十一月の二十八日に参議院におかれまして私たちの請願が採択され、更に一月の十八日以降三日間に亘りまして竹中委員長を初め、伊豆地方を実地に調査されましたことについては深く感謝をいたすところであります。