1990-10-12 第119回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号
その後、原因調査、再発防止対策の検討、金属粉等の洗浄、回収が行われました。平成二年七月には通商産業省から健全性評価結果が公表され、原子力安全委員会に報告がなされ、同委員会において審査が行なわれました。なお、審査の結果は十月に同委員会から公表されております。
その後、原因調査、再発防止対策の検討、金属粉等の洗浄、回収が行われました。平成二年七月には通商産業省から健全性評価結果が公表され、原子力安全委員会に報告がなされ、同委員会において審査が行なわれました。なお、審査の結果は十月に同委員会から公表されております。
もう一点は、今先生おっしゃいましたように、原子炉圧力容器内に流入した金属粉などの洗浄、回収結果を踏まえまして、残存する金属粉等が機器、燃料に及ぼす影響を評価しておるわけでございます。
○辻(一)委員 まだまだ論議をしたいことがありますし、それからケーシングやあるいはこの後の金属粉等々問題がありますが、後でまた同僚の小松さんが論議をされると思いますので、きょうはこの程度にとどめたいと思います。 終わります。
通産省といたしましては、東京電力から四月に流出部品とか金属粉等の回収状況の報告が行われたわけでございますが、現地に検査官を派遣しまして、水中テレビカメラによる原子炉容器の中の洗浄後の状況の確認等を行いまして、東京電力からの報告の内容を確認しているわけでございます。
それで、回収されました金属粉等の粒径の分布でございますが、〇・一ミリ以下が七三%、〇・一ミリから一ミリが二五%、一ミリ以上が二%ということになっているわけでございます。
また事象の当初、振動の警報が発生したわけでございますけれども、直ちにポンプをとめていれば、少なくとも大量の金属粉等の原子炉圧力容器内への流入という事態は避け得たと考えられておりますが、運転マニュアルの規定が適切なものでなかったということが事象の拡大、それから進展を許す要因となったというふうに考えております。
私ども、予備調査の段階で、比較的大きな金属片を百八十六個ということで分類いたしましたけれども、その後は比較的大きさが小さくなるということもございまして、その後は金属粉等という分類で全部しております。ですから、もし一ミリ以上の微小な金属片という分類にしましたならば、この二十七キロから三十一キログラムの中の二%がそれに当たるというふうに御理解をいただければと思います。
「金属粉等の調査及び回収結果のまとめ」というのがあります。これは通産に提出しているところのもので「表—9 金属粉等の調査及び回収結果のまとめ」。それによりますというと、金属粉等の、「等」がついていますね、等の発生量、三十キロから三十三キロ程度とあります。それで、それぞれのうちいろいろ書いておりますが、欄外に(注1)、(注2)というのがあります。この(注1)の欄外においては、こう書いております。
それに基づきまして、現在残存する金属粉等を前提に今後のプラントの運転に影響があるかないか、今現在実は評価をしている最中でございます。 その東京電力の報告によりますと、これまでにいろいろ洗浄、回収した結果、ボルト、座金等の部品の一部はすべて回収済みでございます。それから金属片、大きな金属片につきましてはすべて回収済みでございます。それから、金属粉等につきましてはほぼ回収済みでございます。
私どもとしましては、その回収結果を踏まえまして、残存する金属粉等がプラント全体に及ぼす影響をしっかりと評価いたしまして、今後のプラントの運転に関して問題がないかどうかをきちっと検討してまいりたいと考えております。
それから燃料集合体、この三つにつきまして調査区分をしまして、まず洗浄、回収作業に先立ちまして、サンプリング調査によりまして金属粉等の分布状況を調査し、そして洗浄、回収をし、回収量の評価をし、残存量の評価をするというステップで進むわけでございます。
したがって、金属粉等という言い方の中には、核燃料の下部タイプレートやジェットポンプで見つかった大きな金属片も含まれているはずでございます。このうちの何キログラムが金属片で、何キログラムが金属粉なのでしょうか。大きさ何ミクロン以上を金属片と呼び、何ミクロン以下を金属粉と呼んでいるのかということも含めて、それぞれの量を示していただきたいと思います。
○向政府委員 今回、我々回収作業を徹底してやるということで進めて、東京電力に調査をさせてきたわけでございますが、「金属粉等」と書いております今回の評価の対象になった粒径といいますのは、〇・一ミリ以下の寸法のものが九八%、残りの二%がすべて〇・二ミリ以下、こういうような状態のものが回収されたものでございまして、我々こういうものを総称しまして「金属粉等」と言って考えているわけでございまして、こういう前提