1956-02-10 第24回国会 衆議院 商工委員会 第3号
それから金属材料研究所設置費でございます。これは各方面から金属材料の問題がやかましくなっておりまして、これをぜひ新設しようということで、国立の研究所を設けるようになったわけでございます。これは将来科学技術庁ができますれば、科学技術庁の方に移管されることになる予定になっております。上の科研も同様であります。 その次の国立研究所特別研究費でございますが、これは本年一群増加を見た費目でございます。
それから金属材料研究所設置費でございます。これは各方面から金属材料の問題がやかましくなっておりまして、これをぜひ新設しようということで、国立の研究所を設けるようになったわけでございます。これは将来科学技術庁ができますれば、科学技術庁の方に移管されることになる予定になっております。上の科研も同様であります。 その次の国立研究所特別研究費でございますが、これは本年一群増加を見た費目でございます。
それからもう一つ、その上にあります金属材料研究所であります。
さらに、技術の振興でありまするが、試験所、研究所の研究費を約倍額増加いたし、さらに金属材料研究所を新設することにいたしたのであります。なお、中小企業対策といたしましては、各種補助金の増額、あるいは中小企業相談所の増設、こういうことを行う予算を計上いたしたような次第であります。
それから金属材料研究所設置の経費でございますが、これは日本の金属材料の質が悪いし、いろいろ利用方面との関係も不十分だということで、新しく研究所を設けるべしという意見が学術会議の方面あるいは航空技術審議会等でも出ておりますので、その関係の研究所を新設いたしたいと思いまして 一応第一次段階では一億というふうになっておりますが、この一億はどうも研究費ばかりで、土地、建物、いわゆる諸設備的なものがございませんから
金属材料研究所というのが東北大学にございます。そういうようなときに、金属材料だけのことを学部で深く広く研究するということは、全体のバランスがどうしてもとれない。そういうような場合に、そういうものの特殊の研究をするために研究所という形で置かれているものと思います。
しかし大学やあるいは金属材料研究所や原子研究所が、原子炉を使いまして、いろいろ金属材料の試験をしたりして、それが一般科学の水準の向上になって新しい鋼鉄が生まれるとか、あるいは高度のプラスチックが生まれるとか、そういう間接的な一般科学の上昇に伴う間接効果として、鋼鉄の強い機関銃が生まれるとか、今使われておる程度のものが使われるということはあり得ると思うのであります。
そういう方面に自動車の部分品にいたしましても二百幾種類もありますが、その部分々々についての研究介をしてもらつたならば日本の自動車にいたしましても決して欧米に劣るようなものではないと私は思うのでありますか、そういたしますと金属材料研究所、或いは学術振興会、そういう方面になるとそれは文部省の管轄になります。
○海野三朗君 今例をとつてちよつと申上げますが、この金属材料研究所の増本博士の研究が時計のぜんまいの膨脹係数が小数点以下六桁までゼロという合金を発明した。で、スウイツツルの時計のぜんまいに更に劣らない立派なものかできた。ところがそれを今工業化するに当つて、文部省としては金が非常に少い。それでありますから、まだそれが実際に活用されていない。ただ二百万円くらいしか金が出ていない。
そうするとこの材質という点に考えを及ぼしますると、先ず日本では金属材料研究所というものがあり、学術会議というものがあり、そういう方面では材質ということについて非常に専門的に入つておるのでありますが、通産省としてはいい品物、いい品物といつたつて、根本は例えば金属材料研究所あたりにしますと文部省の管轄になります。
そうして各省からそれぞれ管下の研究所、試験所その他の希望の輸入機械を申請いたしまして、文部省からは大学関係の希望の輸入機械を申請いたしまして、科学技術行政協議会でこれを取りまとめて検討いたしまして、順位をきめて輸入すべき機械を決定いたしましたわけでございますが、このうちで東北大学の金属材料研究所というものがございまして、そこで金属の薄い板でございます。
二百五十一番は予算外に工事を施工したものでございますが、東北大学の金属材料研究所低温充填室及び法文学部教室が、戰災のために約七千四百坪を焼失したのであります。それがため研究と授業を放置することはできないので、緊急に建物の復旧を必要としたりであります。何しろ講義のことでありますので、すぐ年度初めから至急に講義にかかるために非常に工事を急がしました結果、本件のような措置をとつたことは遺憾であります。
それから二百五十一号の問題でございますが、これは東北大学の金属材料研究所、それから法文学部の教室、これが戰災のために焼失をいたしました。その焼失面積は七千四百坪に亘つた次第であります。
○説明員(小林義男君) 二百五十一号「予算外に工事を施行したもの」、昭和二十一年の十月の東北大学金属材料研究所低温充填室増築という工事を請負わせました。それから二十二年の二月に、これもやはり二十一年度でありますが、法文学部の教室の増築という工事を請負わしたのでありますが、二十一年度には予算がありませんでした。
たとえば東北大学には、世界に誇るべき金属材料研究所があります。御承知のように本多光太郎博士が設立したものでありますが、この金属材料研究所も、今まつたく研究の機能を停止しておるわけであります。その他電氣試驗所、通信研究所、あるいは傳染病研究所その他あらゆる研究所が現在解体またはストップしておるわけであります。
それは、終戰以來日本人の生活が実にみじめになつたし、産業もまたにつちもさつちも行かないような状態になつて來ておるということ、こういうことについては、ここで申すまでもありませんが、特に日本の学術は一体どうなつておるか、これは東北大学でも、金属材料研究所が、予算をもらえないで、どうにもならなくなつておるというような事実またいわゆる博染病研究所というものも動きがとれなくなつて来ておる。
あるいは東北の金属材料研究所のごときものも株式会社にしておやりなさつたらいいでしよう。私はそういうふうに考えます。根本の考えがこれではいけないのではないか。科学技術の振興に対しては、もつとほかに途があるのでありまして、株式会社にして營利を目的とする研究所ということにされるお考えそのものに、私ははなはだ疑問をもつておるのでございます。