1974-03-29 第72回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
たとえば一つの例をあげますと、国内の銅価格は、ロンドン金属取引所、LME相場にスライドして動いてきたわけでありますが、現在LME価格が、二月末の統計によりますとトン当たり千百五十ポンドと、史上最高を記録しているわけでありますが、これに対して国内価格は、国内需要の不振で十万円近い安値を示しているという、海外原料高・国内製品安という傾向が生じつつあるわけであります。
たとえば一つの例をあげますと、国内の銅価格は、ロンドン金属取引所、LME相場にスライドして動いてきたわけでありますが、現在LME価格が、二月末の統計によりますとトン当たり千百五十ポンドと、史上最高を記録しているわけでありますが、これに対して国内価格は、国内需要の不振で十万円近い安値を示しているという、海外原料高・国内製品安という傾向が生じつつあるわけであります。
すなわち、四十八年七月五日の朝日新聞によりますと、これは「AP・DJ共同」と書いてありますが、「四日のロンドン金属取引所のスズ相場は続騰し、現場が前日に比べトン当たり二十二ポンド高の千八百四十九ポンド、三カ月先物が二十一ポンド高の千八百五十四ポンドと史上最高値を記録した。」としるされております。
○中尾辰義君 河合参考人にお伺いしますけれども、いまも少し触れられたんですが、ロンドンの金属取引所による価格形成のことでありますが、この改善が可能なのかどうかですね。