1985-03-19 第102回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
それでその切断でありますが、ちょっと数値を示さないとどのくらい有効かということがよくおわかりにならないと思いますが、表4と表5に、金属チタンを切断した場合のほかの方法とのコストの比較あるいは切断速度の比較というのがあります。
それでその切断でありますが、ちょっと数値を示さないとどのくらい有効かということがよくおわかりにならないと思いますが、表4と表5に、金属チタンを切断した場合のほかの方法とのコストの比較あるいは切断速度の比較というのがあります。
あるいは大阪チタニウムという会社、これは金属チタンメーカーでございますが、二百四十六人の人員整理をやる。これも労使の話し合いが行なわれているということです。これは米国がドル防衛政策からSST開発をストップしたとか、そのほかいろいろと状況をあげておりますけれども、とにかくやめさせよう、首を切ろうというのが、いままで申し上げた会社のほとんどの実情でございます。
まあジェット飛行機にしましても、その排気等には金属チタンが要る、こういうことでもおそらく日本では純度の高い金属チタンはなかなかできない。
なお大きなものでは、ただいま総裁の申し上げました金属チタンがございます。
それから熱分解による金属チタンの製錬の研究、これが東京工業試験所に百八十五万円。それから液体アンモニア中での金属ナトリウムによる四塩化チタン還元の研究、これが科学研究所に二百万円。それからチタニウム金属中の酸素及び窒素、水素等の分析方法の研究、これが東京大学に百万円。その四件は製錬分析に関する事柄でございます。
それから只今も仰せられました通り、ありまして砂鉄を基礎原料にする金属チタンの自給度が向上するというようなことになりますと年間に千四百万ドル、丁度五十億円ほどになりますが、外貨の節約を達成することができる、こういうふうに私どもの役所でも最近の結論としてこういう研究をいたしたわけでございます。
通産省のある局においては、金属チタンをつくるために一千百トンのキヤパシテイーのある設備をやつた。やつたところがそれに入れるところの原料がないというので、カナダまで買いに行つておるのであります。カナダまで買いに行く必要がどこにあるかと言つたら、まだそのチタン原鉱というものの調査が行き届いておらぬと言う。
もう一つ伺いたいのですが、鉱山局長がいるからちよつと伺うのですけれども、金属チタンの製造状態は現在どのくらいにまでなつておるか、これの概要を御説明願いたいと思うのですがいかがでしよう。
それによつたところの金属チタンというものが製造されて行かなければならないと私は思う。であるから並行して行われておらないというところに大きな欠陥があるのでございまして、いよいよ電源開発も、大臣のお話によりますと八七%は進捗をしているということでございます。
計画があつたとしても、私がおかしいというのは、先だけを考えて、一番根本となるところの電気炉をどう持つて行つて、これだけの生産能率ができているから、初めてこれだけの金属チタンというものができる、そういう元をつくらないで、先ばかりをつくつているということになりませんか。違いますか。
しかもこれはクロール法によつて酸化チタンは結局純粋度まで行ける、あとはこの酸化チタンをテルミット法によつて金属チタンにかえる、そのために電力が非常にいるということであつたならば、それは天然ガスでもなんでも急速に開発していわゆるガス・タービンによるところの電力を供給してもらえばいい。
ところが最近、御承知のように金属チタン鉱業の重要性が認識され、また技術的にもこれが非常に軌道に乗つて参りまして、いろいろな機会に通産省からも御説明申し上げておると思いますが、最近試験の段階を経まして、来年度本格的に鉱業生産の段階に入る、こういうような形になつて参りまして、チタンというものも非常に大きく鉱産資源としてクローズ・アツプされて来たのであります。
とにかく金属チタンとして今世界の金属鉱業の王座を占めておるものが鉱種の中に入つてないなんという、そんな鉱業法はそれ一つだけでも価値がないということであります。私はそう思う。しかもこれを見ますと、リチユウムもウラニウムもゲルマニウムもない。こんな鉱種を並べて鉱業法を適用しろといつて、根本がだめなものによつて一切を律しろというようなことで、当局ははたして地下資源の開発に対して責任が持てるか。
そうすればジェット機までできる、いわんやその合金に要するコバルトだとか、いろいろな合金のものはことごとく日本でできる、外国によらなくても、外国の特許によらなくてもできるのみならず、今日では御承知の金属チタンまで国内でできるようになつたのでありますから、これはひとつ活用して国内の生産に移すようにしなければ、ああいう小さなヘリコプターなどは船に積んで来なければならぬ。とても間に合いません。
科学の発達等にほんとうに力を注いで行かれるなら、日本の資源によつて外に向つて供給し、さらにこれを精製して金属チタンにまですれば、世界中のどこの国にでも持つて行ける。しかもこれは、今の外国の鉱石を輸入して来るごとく大きな運賃をかける必要はない。全土の砂の中からとれることが明瞭になつて来た。
そのほかにタングステンだとかモリブデン、或いはコバルト、耐火粘土、ニツケル、金属チタン、こういうものが重要物資として指定されまして、法人税、所得税の減免が実施されておるわけでございます。
ニツケルにしましても、白金にしましても、又噴射式飛行機には絶対的に必要な金属チタンにしましても、ソ連には十分過ぎるほどある。(笑声)にかかわらず、不足しておるのは政府の言うところの国際的のみであります。又この法案は世界再軍備のため重要原料の不足が予想されたため、アメリカの要請によりでき上つたものであります。