1949-08-08 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号
○説明員(矢野酉雄君) それは直接私厚生省の立場からいたしましても、水産長官に要請したいと思つておりますが、実はその問題、事実淺岡委員もおられまして、水産常任委員でありますから、実際に今やつて参りまして、一昨々日も水産部長並びに田中資材課長、それから金子技官等にも会いました。本日も只今水産委員長木下君にこの問題を要請しました。
○説明員(矢野酉雄君) それは直接私厚生省の立場からいたしましても、水産長官に要請したいと思つておりますが、実はその問題、事実淺岡委員もおられまして、水産常任委員でありますから、実際に今やつて参りまして、一昨々日も水産部長並びに田中資材課長、それから金子技官等にも会いました。本日も只今水産委員長木下君にこの問題を要請しました。
それから今の案で、これが各位が御了解されたということになりましても、私はただここに、これで金子技官の面子が一應立つことになるのですが、併し根本的に計算基礎になるものに対してはこれは我々としては承服できないということだけはお含みを持つて頂くことを一つ我々としてはお願いしたい。そうでなければ金子技官の主張はどうしても引つこめない。
○北條秀一君 金子技官は片方は非常に詳細に説明するが、和歌山縣の場合は引揚者の方から一体どれだけ要望があつたのか、千玉だけしか要望がなかつたか。
○北條秀一君 その問題は先程聞きましたように、冷靜なデータに基いて出すわけですから、金子技官の手許に集まつたところの資料が、冷靜に判断されたものならばいかに少くても止むを得ないと思う。その点も金子技官に先程説明を求めたわけです。ですからこの和歌山縣の例は金子技官としては、唯僅かに二%という非常に差のあるものを出されたということは、非常にそれが問題になつたということは不用意であつたと思います。