1965-05-26 第48回国会 衆議院 運輸委員会 第33号
○猪口説明員 室蘭港の実情について申し上げますと、実は室蘭ではそういう消防施設が不十分でございましたので、三年ほど前に、長崎から、長崎におりました引き船用の巡視艇を配属がえをいたしまして、それに消防施設を備えつけまして、八本のノズルを持たした金剛丸という約百トンの船がございます。
○猪口説明員 室蘭港の実情について申し上げますと、実は室蘭ではそういう消防施設が不十分でございましたので、三年ほど前に、長崎から、長崎におりました引き船用の巡視艇を配属がえをいたしまして、それに消防施設を備えつけまして、八本のノズルを持たした金剛丸という約百トンの船がございます。
○猪口説明員 たまたま、ちょうどこの事件につきましても、先ほど申しました金剛丸が七時三十五分、この大型船の付近を巡視警戒中でございました。
もう一つ私は驚いたことは、金剛丸の事務長がスパイだということで、たしか北鮮へ上陸を拒否されて日本に送り返されたんじゃないですか。あの金剛丸の事務長が、一月二十五日に第九管区海上保安本部に入った情報によると、二十四日の午前六時半ごろ、石川県羽咋郡志賀町の海津に水死体となって漂着しておるということがわかった。
七月の二十一日に、金剛丸という船が北朝鮮の興南港でスパイ容疑で抑留された。そうしてそれが十月二十一日に釈放されたわけですが、これについてスパイ事件などということが言われておるのです。しかも、天川という第五管区の係長に依頼をされてスパイ行為をやった、こういう記事が出ておったわけです。
それから大阪の海員組合の松本次長の方からも、王管区の方で金剛丸の消息を確かめる方法はなかろうかという御相談もございまして、北鮮との間は、今までも特に大体日赤を通じまして事情を聞いておりますので、そういうことで九月の末に私ども承知しております。
金剛丸は、御承知のように十七日に大阪を出まして、二十一日に興南に入りまして、十月の二十日に釈放されて、二十一日出帆した船であることは御承知の通りでありますが、これが抑留されました理由は、操舵室の小川の部屋に写真機があったということで、そのほかの事情はよくわかっておりません。
したがいまして、北鮮につきましては、在来問題のありました金剛丸も九航海を実施しておりまして、十航海目にこのような行方不明の事件ということが起こったわけであります。まあ、ただいま運輸省のほうからお答えがございましたように、日赤を通して、どういう事情に基づくものかいち早く知りたいと思っております。
次に、外務省のほうにお尋ねしたいのですが、先般新聞でやかましくいわれておりました金剛丸の行方不明のことなんですが、その後の消息がおわかりになっているかどうかお知らせ願いたい。
その次のページの主なる被害船舶及救助状況というのを見ますと、客の乗れるのが金剛丸と白山丸と二つで、両方とも坐礁ということになつておりますが、前のほうの乗揚だと思うのですが、沈沒二隻というのはどういうのですか。 〔委員長退席、理事岡田信次君委員長席に着く〕