1981-05-12 第94回国会 参議院 商工委員会 第9号
現実に〇・五%の引き下げにとどまったのでありますが、中小企業の設備投資の意欲を促す意味でも、あと若干の上乗せが必要でなかったのではなかろうかというふうに思うのでありますけれども、この点について特に「日刊工業新聞」の三月三十日付を見たのでありますけれども、中小企業庁長官は三機関の貸出金利幅について、中小三機関の金利下げ幅は必ずしも長期のプライムレートと同一でなければならないということではないと。
現実に〇・五%の引き下げにとどまったのでありますが、中小企業の設備投資の意欲を促す意味でも、あと若干の上乗せが必要でなかったのではなかろうかというふうに思うのでありますけれども、この点について特に「日刊工業新聞」の三月三十日付を見たのでありますけれども、中小企業庁長官は三機関の貸出金利幅について、中小三機関の金利下げ幅は必ずしも長期のプライムレートと同一でなければならないということではないと。
なぜならもともと金利格差がつけられておるのでございますから、したがって、もし大蔵省の言うように、あるいは従来どおりに今回も大企業と中小企業の金利下げ幅に格差をつけるとなりますと、大企業と中小企業の金利負担は一層拡大することになると思います。この点の是正について中小企業庁あるいは通産省は、強力に大蔵省なり日銀に働きかけるべきだと思うのでございますが、通産大臣の見解を伺っておきたいと思います。