1985-03-28 第102回国会 参議院 法務委員会 第4号
○政府委員(筧榮一君) 本件につきましては、御承知のように金丞泰なるものの脱税がまず告発されまして、その捜査の過程で、それの共犯ということで加藤暠を共犯として捜査をし起訴した、その過程で加藤自身についての脱税の嫌疑があり告発を受けてこれを起訴したという関係でございます。
○政府委員(筧榮一君) 本件につきましては、御承知のように金丞泰なるものの脱税がまず告発されまして、その捜査の過程で、それの共犯ということで加藤暠を共犯として捜査をし起訴した、その過程で加藤自身についての脱税の嫌疑があり告発を受けてこれを起訴したという関係でございます。
○政府委員(筧榮一君) 今回の加藤暠に対する税法違反の事件につきましては、今月の二十二日に一部無罪と申しますか、加藤暠自身の脱税については無罪、金丞泰との共犯の脱税については有罪という判決が下されたところであります。
○政府委員(村本久夫君) ただいまお尋ねの誠備事件につきましては、金丞泰の所得税法違反事件と加藤暠の所得税法違反事件の二つがございます。 まず、金の所得税法違反事件でございますが、これにつきましては、東京国税局が昭和五十六年二月に東京地方検察庁に告発し、同月、起訴をされております。
○政府委員(前田宏君) ただいまいわゆる誠備グループの事件につきまして、証券界全体に警鐘を与えたという、胸を張ったというような御指摘でございましたけれども、私どもはそういうつもりで実はおらないわけでございまして、あの事件は当初吉永こと金丞泰という人の所得税法違反、つまり脱税でございますが、それが告発になりまして、それを捜査し、起訴をした。
○政府委員(前田宏君) ただいま御指摘のように、新聞報道等ではいろいろと言われておるわけでございますけれども、検察当局でやりましたのは、御案内と思いますけれども、吉永こと金丞泰という人と、それからいまお尋ねの加藤暠という者に対するいわゆる脱税、所得税法違反ということで、刑事事件として処理をしたわけでございまして、誠備グループなるものの何か株の操作というものを捜査の対象としておるわけではございません。
○飛田説明員 いろいろ一遍にお尋ねがございましたが、大ざっぱに申し上げますと、まずただいまのお尋ねは、現在東京地検が捜査しているのが巷間に言われる誠備グループ事件と呼ばれているそのすべての問題を捜査しているというふうな前提に立った御質問のように思うわけでございますけれども、現在東京地検が捜査の対象としておりますのは、国税当局から告発がなされた吉永こと金丞泰という人の所得税法違反事件であるということを
○飛田説明員 ただいまお尋ねの、通称吉永と言っているのですが、本名が金丞泰という方でございますが、この人が昭和五十三年及び五十四年分の所得につきまして多額の所得税を脱税しているということで国税当局から告発を受けましたので、東京地検におきましては現在この金という人の所得税法違反事件について鋭意捜査をしているところでございます。
○前田(宏)政府委員 お尋ねの事件は、本年の二月四日に東京国税局から、吉永こと金丞泰なる者の所得税法違反ということで告発がございまして、東京地検で捜査をしているわけでございます。