1968-05-10 第58回国会 衆議院 外務委員会 第20号
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 したがって、本土に返ってきた場合は、もともとの所有権との衝突、こういうことが出てまいりますので、その点につきましては、暫定措置法案の中におきまして、現島民が宅地として使用しているものにつきましては、法律上民法の賃借権が設定されたというふうに処理をいたしまして、現島民の方々の宅地の使用権を確保しているわけでございます。
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 したがって、本土に返ってきた場合は、もともとの所有権との衝突、こういうことが出てまいりますので、その点につきましては、暫定措置法案の中におきまして、現島民が宅地として使用しているものにつきましては、法律上民法の賃借権が設定されたというふうに処理をいたしまして、現島民の方々の宅地の使用権を確保しているわけでございます。
〔鯨岡委員長代理退席、野田(武)委員長代理着席〕 そうでありませんと、ケース・バイ・ケースになりましょう。その点は外務省、政府としてはどういうふうにお考えになっておられるか。このことはいささか政策上の問題でもありますから、政務次官からでもお答えをいただけたらけっこうだと思います。
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 そこで、例を引かれました、バナナの関税が逆行しているじゃないか、関税の値上げというふうに逆行しているじゃないか、あるいはまた砂糖の法案等も出さざるを得ないじゃないかという御指摘のように承りました。これは、リンゴ等との競合ということがありますけれども、私は根本的な問題でないと思う。
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 わが国の世論も、新聞を中心とする最近の世論というものは、漁業ラインをどっちが譲ったとか譲らぬとか、あるいは請求権に伴う経済供与で民間供与の一億を三億にするとかせぬとか、それで譲ったとか譲らぬといって得をしたとか損をしたとか、そういうところに議論を持っていっていますが、それは朝鮮民族の帝国主義植民地主義に対する感情に正しい理解というものを日本国民がまだ持っていないからなんです
〔委員長退席、野田武委員長代理着席〕 朝鮮というふうに書いてあるのが約三十五万くらいでございます。
〔福田(篤)委員長代理退席、野田(武)委員長代理着席〕 さらにさかのぼりますと、一九五五年の七月に、これもジュネーブ会議でありますけれども、当時のフランスの首相のフォール氏から、これは米英仏ソの四大国でありますけれども、それぞれの軍事支出を削減し、これによって浮いた金額を低開発国の援助に振り向けらるべきだという提案を行ないましたが、これも日の目を見るに至らなかった、実はこういう経緯があるのであります
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 米国のこの申し入れが新聞などに広く伝えられましたのは、昭和二十七年末ごろのことでございます。これ以来、国会での論争も大へん活発になって参りました。しかし、援助というものを無償であると思いまして、ありがとう、サンキューと、言えば、すべての借金を踏み倒せる、こういう考え方は、日本人の東洋的な感覚ではないかという気がするのであります。
〔松本(俊)委員長代理退席、野田(武)委員長代理着席〕 なお、大平さんに対する質問ですが、先ほど理事の方からの御注意によりますと、大平さんのお時間が大へん迫っておるという話でございますから、きょうはそのつもりで質問いたします。
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 ですから、国会の総意じゃないということだけをやはりはっきりさしておいていただきたいと思います。
〔委員長退席、野田(武)委員長代理 着席〕
〔委員長退席、野田(武)委員長代理着席〕 今の総理の御答弁を伺っておりますと、二十四年のころの答弁は、贈与であるか債務であるかはわからないと言った、しかし、それはこういうふうにも言えるのだ、贈与の分もあります、債務の分もありますと答えてもいいけれども、簡単に言うには債務と心得ると言えばそれで済むのだ、こういうことを黒田委員の質問に対して答えていらっしゃいます。このことをお認めになるでしょうね。