1962-04-10 第40回国会 参議院 法務委員会 第19号
○政府委員(竹内寿平君) 昨年七月八日、野田検事正が本件の被告発人竹林勇氏とともに阿蘇観光ホテルに宿泊して、翌九日ゴルフをしておりますが、そのときの一行は十四名であって、野田検事正は二百十五号室に宿泊しており、竹林氏が事前にホテルに予約しておる。
○政府委員(竹内寿平君) 昨年七月八日、野田検事正が本件の被告発人竹林勇氏とともに阿蘇観光ホテルに宿泊して、翌九日ゴルフをしておりますが、そのときの一行は十四名であって、野田検事正は二百十五号室に宿泊しており、竹林氏が事前にホテルに予約しておる。
○亀田得治君 ちょっと開き漏らしたわけですが、最初、野田検事正が、自分たちは四人が集まるんだと思っていた、その四人の名前をここにちょっと、だれとだれの四人ですか。
それは、野田検事正のこの言動にいたしましても、御本人から私たち聞きたい点もありまするし、なおこの立石市郎についての話も、福岡の高検検事長の調べとわれわれと、だいぶ開きがあります。これは非常なやはり問題点だと思います。
○亀田得治君 この前、さらにもう一点調べてもらいたいと申し上げていた点ですが、野田検事正が三十六年の七月八日に、三井鉱山あるいは九産交の重役と一緒に宿泊をしておるわけですが、その際、翌日三千円戸上という人に渡した、こういうことが答えられておるのですが、事実そういうものが渡されたとしても、はたしてそれが適正な金額と言えるのかどうかというふうな点についても、全体を調べないとこれはわからぬわけでして、その
まあ最初にお答えになった第一、第二、第三の点は一応承っておきますが、今私が申し上げた点が、野田検事正のやはり非常に適切でない行動ということで、これは相当指弾されているわけです。週刊雑誌なんかにも取り上げられているくらいなんです。週刊雑誌はごらんになったでしょうね。
○国務大臣(植木庚子郎君) ただいま野田検事正の熊本時代におけるお話、お調べになったところを承りましたが、私のほうといたしましても、御要望のとおり、でき得る限り詳細に取り調べまして、その上でまた何分の意見を申し上げさしていただこうと思います。
そういった空気が感じられるということを聞いておるわけでありますけれども、会社事件としては相当大規模な事件のようでありますし、それが野田検事正の例のゴルフ場で会食する、ゴルフを被告発人と一緒にするというような不明朗な事件も随伴して起こっておるわけでありますから、そういう過程の中で本件が起訴猶予というような処分に落着するということであっては、非常に検察のためにも疑惑をあとに残すことになりますので、捜査の
しかし、この七月十五日の発令でございますけれども、五日当時に野田検事正がもう転任を知っておったかどうかという点につきましては、私は確認する方法はありませんけれども、知らなかったのじゃないだろうかという感じも実はいたしておるのでございます。
○説明員(竹内寿平君) そこへ参加した人たちの全体の費用が幾らかかったかは、取り調べの対象になっていなかったわけでございますが、野田検事正の関係部分につきまして申すならば、そのゴルフを楽しんだために、前の晩に泊まったことと、会食したということと、それから翌日ゴルフをやった、これらを含めまして、会費として三千円ずつみんなから徴収してそれで精算したと、こういうことでございまして、検事正は所定の会費三千円
この検事正の交代について何日ぐらい前にどういう連絡が野田検事正まで行ったかということを。
○坪野委員 このロープ・ウェー事件の直後に、野田検事正がやはり九州産交の会社の重役と「おくむら」という料亭で会食したというような事実があるようでありますが、この点お調べになっていただいたかどうか、お伺いします。
○坪野委員 野田検事正はこの竹林常務とは以前からのゴルフ仲間ということで、以前から知り合っておったということなんでしょうか。それともここで初めて顔を合わせて知り合ったという間柄ですか、その点一つ伺いたい。
○坪野委員 そうしますと、検察当局としては、この野田検事正の行為に対しては、特に注意をするというような措置も何らとる必要がないというお考えでありますか。
その後にもわれわれは関係者から陳情を受けて事情を聞いておりますが、たとえば野田検事正が被告発人である九州産交の重役とゴルフ場でゴルフをともにし、会食をしたという事実についても、被告発人の竹林専務がホテルの宿泊のあっせんをしておるというような事実も、ホテルの宿泊台帳を調べて確認をいたしております。
それから、前の野田検事正の件につきましては、たいへん私は、こういうことは、検察の相当な責任にある人の立場として、不愉快に思っておるわけですが、ホテルの部屋を予約したのが竹林という常務のようです。竹林というのは被告発会社の重役ですね。それから、この部屋割りなどの世話をしたというのは、大則というやはり常務が会社におられるようです。その人のようです。
この際も今の野田検事正時代の捜査でありまして、どうもこの九州産業交通が有力者を介して検察庁に相当働きかけをしておるのではないかという疑惑が強く持たれておるのは、一つの例でなしに、次々に事実が重なってきているというところから出ておるわけでありますから、一つ現地の検察当局に対して徹底的な捜査を指示し、またそういった不明朗な点を一つ払拭するようにしていただきたいと思うわけであります。
○坪野委員 当事の熊本地検の野田検事正は、苑田検事が非常に熱心に捜査を進めておったが、何か外部からの働きかけがあって捜査方針を変更して、そしてこの苑田検事を転勤させて伊津野検事に担当主任を変えたというようにも疑われておるわけであります。
それからついでに、あんたの知らぬことも皆聞いておきますが、本年の七月八日ですね、岐阜に転勤される前ですが、野田検事正か本件の被告人の竹林常務、こういう人たちと一緒に阿蘇観光ホテルでゴルフをやって、そして夜はそこで会食をしておる、こういう事実があるわけなんです。ともかく、ああいう地方の都市においてこういう告発事件のあるときに、一体検事正としてそういうことをしていいものかどうか。
この事件は、先ほど申し上げた高田検事がやはり担任をしまして、強制捜査まで踏み切るという手はずまで整えたときに、野田検事正からそれを差しとめを受けて、結局不起訴処分になった。こういうふうに組合員の諸君には伝えられておるわけです。
で、当時高田検事が一生懸命この問題に取り組んだようですが、それが野田検事正の逆鱗に触れて転勤を命ぜられた。高田検事は涙を流して憤慨した。こういうことがいまだに熊本では伝えられているわけです。その後その事件は堀という検事の手に担任がえをされまして、結局不起訴処分ということで、結末がついているわけです。そんなに古い事件でもありませんので、なぜこれを不起訴にしたのか。