1999-08-12 第145回国会 参議院 本会議 第45号
自自政権が野田実議員の議員失脚、中島洋次郎議員の逮捕、防衛庁不祥事など、相次ぐスキャンダルの渦中で誕生したことは象徴的であり、政治の浄化は望むべくもありません。自民党は自社さ連立政権が小沢強権政治打破のために政策で合意されたことを忘れたのでありましょうか。
自自政権が野田実議員の議員失脚、中島洋次郎議員の逮捕、防衛庁不祥事など、相次ぐスキャンダルの渦中で誕生したことは象徴的であり、政治の浄化は望むべくもありません。自民党は自社さ連立政権が小沢強権政治打破のために政策で合意されたことを忘れたのでありましょうか。
野田実議員の失職が記憶に新しい中、逮捕されている中島洋次郎議員の受託収賄疑惑も明らかになりつつあります。政治家がみずからの襟を正し、国民から疑惑を受けることのないよう、政治腐敗防止を確立しなければなりません。 我が党が強く主張している企業・団体献金をきっぱりと廃止するとともに、あっせん利得処罰法の制定や政治倫理法の強化が急務であります。
○荒木清寛君 先ほどは野田実議員の話につきましては、そうはおっしゃっておりますけれども、きちんとお答えをされたわけでございます。連座制で辞職をした議員について県民に反省の意を表したいというのであれば、まさにそのやめられた後の補欠選挙で擁立をしないというのが本当の反省であると私は意見を申し上げます。
そこで、この野田実議員につきましても、私は政治倫理の上からはみずから辞職を決断するのが当然であると思います。また、自民党の総裁である総理におかれても毅然たる対応をこの問題に対して示すべきだと思いますが、まずいかがでしょうか。