2021-06-08 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
五 安全・安心なジビエの提供に向けた野生鳥獣肉の衛生管理に当たっては、平成三十年五月に制定された国産ジビエ認証制度の趣旨及び目的を踏まえて、同制度の普及促進を図るとともに、認証に取り組む事業者に対するきめ細かな支援を行うこと。
五 安全・安心なジビエの提供に向けた野生鳥獣肉の衛生管理に当たっては、平成三十年五月に制定された国産ジビエ認証制度の趣旨及び目的を踏まえて、同制度の普及促進を図るとともに、認証に取り組む事業者に対するきめ細かな支援を行うこと。
五 安全・安心なジビエの提供に向けた野生鳥獣肉の衛生管理に当たっては、平成三十年五月に制定された国産ジビエ認証制度の趣旨及び目的を踏まえて、同制度の普及促進を図るとともに、認証に取り組む事業者に対するきめ細かな支援を行うこと。
厚生労働省では、野生鳥獣肉を取り扱う方が共通して守るべき衛生措置につきまして、野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針、ガイドラインをお示ししております。 野生鳥獣肉の処理に当たりましては、獣毛等による汚染を防ぐため、議員御指摘のとおり、皮を先に除去する方が一般的であることから、ガイドラインでは、剥皮、内臓の摘出の順に衛生管理の手順を示しております。
厚生労働省が野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針、ガイドラインを出してございますけれども、この場合は、調理時に十分な加熱をして利用することとされております。
食用に供する野生鳥獣肉につきましては、業として処理、加工、調理、販売等を行う場合には、まず、食品衛生法、これに基づきまして、都道府県等の許可を受けた施設において、衛生管理基準を遵守して行う必要があります。
野生鳥獣肉の出荷制限が指示されております地域におかれましては、原子力災害対策本部から示されております「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」というものに基づきまして、検査体制などの安全確認スキームが整えられた場合に限り、出荷制限の一部の解除が可能ということになってございます。
原発事故の影響で野生鳥獣肉の出荷が制限されておりまして、食肉利活用ができないことから、捕獲された鳥獣の適切な処理の推進が重要でございます。それなくしてこの捕獲数の低減というものは実現できないだろう、こう思います。
委員御指摘のとおり、福島第一原発事故の影響を受けました東北、関東、新潟の九県におきましては、原子力災害対策特別措置法に基づきまして、イノシシとか鹿といった野生鳥獣肉の出荷制限が措置されております。先生御指摘のとおり、鹿については、岩手、栃木、群馬の三県が出荷制限されているということです。
また一方、これを地域資源として捉え、野生鳥獣肉、いわゆるジビエとして有効に活用しようとする機運も高まりつつあるというふうに認識しております。 農林水産省では、鳥獣被害防止総合対策交付金において、捕獲鳥獣の焼却施設の整備を支援するとともに、食肉処理加工施設の整備支援により鳥獣利活用を推進しており、静岡県の伊豆市の処理加工施設でも本交付金を御活用いただいております。
食用に供する野生鳥獣肉の処理、販売等につきましては、食品衛生法に基づきまして、営業許可を受けた施設で、条例等で定める衛生管理基準を遵守して行う必要があるということになっております。
○三宅政府参考人 野生鳥獣肉の衛生管理に関しましては、専門家等による検討結果を踏まえまして、昨年の十一月ですが、野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針を策定し、都道府県等自治体にお示しをいたしました。
また、先ほど先生がお話しになられましたように、厚生労働省が野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針の案を取りまとめましたことを受けまして、今後とも、ジビエ料理の普及に向けて、関係府省と連携をしながら取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。
厚生労働省におきましては、野生鳥獣肉の安全性確保のための研究を実施しておりまして、その中で、病原微生物による汚染実態調査、あるいは諸外国の調査も行ってきております。 今後、これらの研究成果等を踏まえまして、疾病に罹患した野生鳥獣の排除ですとか、あるいは、衛生的な解体、処理の方法などを内容とする、国としてのガイドラインの作成を進めていくこととしております。
委員会におきましては、参考人から意見を聴取するとともに、地域の狩猟者団体と認定事業者との調整、連携の必要性、捕獲等に対する財政支援の重要性、野生鳥獣肉の利活用の推進等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 なお、本法律案の審査に資するため、栃木県日光市におきまして現地調査を行いました。
これらを踏まえまして、厚生労働省におきましては、野生鳥獣肉の安全性確保のための研究を進めてきたところでございます。また、野生鳥獣の病気についても研究対象として研究してきております。こういった研究成果を踏まえまして、内臓の取り出し方も含めまして、適切な処理方法に関するガイドラインの作成を行っていくこととしております。
厚生労働省におきましては、野生鳥獣肉の安全性確保のための研究を実施しておりまして、その中で病原微生物による汚染実態調査や諸外国の調査も行ってきたところでございます。現在、研究の最終報告を待っている段階でございまして、今後、これらの研究成果を踏まえて、疾病に罹患した野生鳥獣の排除ですとか衛生的な解体処理の方法等を内容とする国としてのガイドラインを作成していくこととしております。
一方で野生鳥獣肉、イノシシや鹿ですね、そういった野生鳥獣肉は、生産者がまずハンターですので、野外で鉄砲ないしはわな等で捕獲をして処理場に持っていくという形になります。ですので、その時点でまず死んでしまっているわけですね。死んでしまってから持ってくるということなので、死んでしまったらもちろん生き物は腐っていきますので、時間の壁というのがどうしてもございます。
これは地域的に、一部の地域にはなっておりますが、長野県でも南の方の地域におきましては、やはりそうした大事なこの野生鳥獣肉を生活の中で生かす、有り難くいただくという歴史、文化がございます。
今現在では、都道府県ごとに野生鳥獣肉の衛生管理に関するマニュアルが作成されている、作成されていない県もあるようでございますが、そうなっているようですけれども、各県ばらばらではなく、ほとんど同じようなものになっているというふうには承知をしておりますが、やはり国として、こういう改正をするんですから、今度はしっかりとしたマニュアルをつくって、それに準じた形で各都道府県がマニュアルをつくるという形にした方がよりいいのではないかなというふうに
このため、厚生労働省におきましては、野生鳥獣肉の安全性確保のための研究を進めておりまして、その中で、病原微生物による汚染実態調査ですとか諸外国の調査も行ってきております。 現在、研究の最終報告を待っている段階でございまして、今後、これらの研究成果等を踏まえて、疾病に罹患した野生鳥獣の排除ですとか衛生的な解体処理の方法などを内容とするガイドラインの作成を国としても進めていくこととしております。
厚生労働省におきましては、野生鳥獣肉の安全性確保のための研究を進めてきたところでございまして、今後、この研究成果等を踏まえ、衛生管理に関するガイドラインの作成を進めていくこととしておりますが、さまざまな御意見を踏まえつつ、さらに検討を進めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(田村憲久君) 吉田議員からは、野生鳥獣肉の衛生管理基準についてのお尋ねをいただきました。 食用に供される肉については、適切な衛生管理が求められておりますが、野生鳥獣は、飼育環境が管理されておらず、また、屠殺される場所が屋外であることなどから、一般の家畜とは異なる、独自の衛生管理が求められます。
これらの研究成果などを踏まえまして、厚生労働省としてもガイドラインの作成など野生鳥獣肉の安全性確保対策を進めていきたいと考えております。
昨年四月以降一年間の検査結果では、食品から検出される放射性物質のレベルは一般的に低下しておりまして、基準値を超える食品も水産物、キノコ類、山菜類、野生鳥獣肉などが中心になっているということでございます。このため、これらのデータを踏まえて、検査対象品目、出荷制限解除の考え方等について三月に必要な見直しを行ったものでございます。