2020-04-07 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
今お話がありましたとおり、まず第一といたしまして、発生圃場におけるバレイショの植栽を禁止をするということ、それから、防除区域からのバレイショ等の移動制限をする、それから三番目といたしまして、本線虫の発生密度を減らす効果がある対抗植物、トマトの野生種ということでございますけれども、これを植栽する、それから、農薬による土壌消毒などを行うということでございます。
今お話がありましたとおり、まず第一といたしまして、発生圃場におけるバレイショの植栽を禁止をするということ、それから、防除区域からのバレイショ等の移動制限をする、それから三番目といたしまして、本線虫の発生密度を減らす効果がある対抗植物、トマトの野生種ということでございますけれども、これを植栽する、それから、農薬による土壌消毒などを行うということでございます。
この蚊のいわゆる染色体さらにはゲノム等々の編集技術を使った遺伝子ドライブと呼ばれる技術を使って、蚊の雌になる機能を破壊させて、野生種と交雑を起こしたとき雄しか生まれてこない、次の世代、そのまた次の世代がゲノム編集のCRISPR・Cas9遺伝子を組み込んで、世代を超えて雌になる機能を破壊していくというのが、実はもう既に研究が進められています。雌は生まれてこない。
検体の採取に当たりましては、野生種でございますことから採取範囲が広く、地元生産者が最もその土地の状況に精通しておりますことから、これらの方々の協力を得まして採取をすることが最も効率よい手法であると考えているところでございますが、検査を実施するに当たりまして、どのような支援が必要で、どのような対応が可能なのか、福島県ともよく情報交換等を行ってまいりたいと考えております。
しかし、野生種の牛というのは、残念ながら、今、イギリスのチリンガム公園牛というのと鹿児島のトカラ列島口之島牛だけでありまして、家畜が野生化したり、半野生化というんですか、野生化しつつある家畜というのは非常に貴重な存在だという御指摘をしておられます。
二〇〇八年には、環境省の認可を受けて野生種の人工交配を行い、その種子を自生地にまくという、今そういうところまで進んでいます。 このアツモリソウ再生会議というのは、環境省の補助金、それから富士見という自治体、そして企業の拠出金で運営されております。
遺伝資源、これは、作物育種の素材としての利用のほかに、近年のバイオテクノロジーの進歩により、遺伝子の機能解析の素材など、多様な用途への利用の重要性が高まっておりまして、野生種を含めました遺伝資源の収集、保存は我が国の農業や食品産業の今後の発展に必要不可欠なものであるというふうに認識しております。
野生種を含めまして、遺伝資源の収集、保存、これは我が国農業、食品産業の今後の発展にとって必要不可欠であるというふうに考えております。 今後とも、この問題につきましては、重要課題として引き続き遺伝資源の収集と的確な保存、活用ということについて努めてまいりたいと考えております。
ところが、そういう貴重種だけをキュー・ガーデンのようなところで細々と維持管理していても、それは本当の意味の遺伝資源全体の保全につながらないということがだんだん問題になってきて、野生種でも何でもいいんですが、ある種の存在している生態系そのものを自然のままで保全しないと、周辺の関連する亜種とか何かも含めてなかなか保全できないという考え方から生物多様性条約ができ、そして、なるべく自然をあるがままにそっとしておきましょうという
○染政府参考人 セイヨウマルハナバチにつきまして、これを今後、特定外来生物等に指定していくかどうかという問題につきましては、中央環境審議会の中で、ただいまお答えがありましたように、在来のマルハナバチとの競合の問題、あるいは野生種の繁殖に影響を与えるとの懸念とか、そういうことが指摘されておる現状にあるわけでありますので、その辺をどう受けとめるかという問題だと思います。
農林省というのは、毎年毎年、導入・探索の予算に基づいて栽培種と関係のある野生種の導入・探索旅行というのをやっていて、年間平均三チームぐらいが諸外国に出ている。稲については、雲南の地区でちょうどモチ米とウルチの間ぐらいの、次の次の品種のネタみたいのを雲南あたりに探しに行くわけですが、そういう人里離れた山の中で野生種を探すので、いろいろ危ないこともあります。
本当に、アメリカでのトウモロコシの世界で人工遺伝子が野生種にまで入っちゃったという事情は承知していないんですか。「ネイチャー」の記事は読んでいないということですか。
これが一部の人間にアレルギー反応を引き起こすということで回収しようという話になったんですが、トウモロコシですから花粉が次々に飛んで、ついにメキシコのトウモロコシの野生種、私どもがトロピカルメイズと呼んでいる野生種ですが、それにまで入っちゃいました。Cry9Cに似たCryの1Aという遺伝子がメキシコの野生種から発見されましたというニュースが、最近の「ネイチャー」に出ていました。
例えば、ある特定の野生種がないようなところ、畑で栽培するということであれば、畑というのはかなり管理がされるものですので、そういう意味では大丈夫かもしれません。その場合にもし心配であれば、定点観測のように、どこかのツルマメをずっと遺伝子をチェックしていくというような方策があるかと思います。
最後に一つだけお伺いしますが、アメリカのスターリンク・トウモロコシで、私は大体、他殖性のもので遺伝子組み換えをやったものを開放系利用するというのは十年は早いんじゃないかと思いますが、案の定、スターリンクで使ったCry9Cという遺伝子が、殺虫性のたんぱくをつくる遺伝子ですが、それが、メキシコの野生種に入ったのがCry9Cかどうかはわからないんですが、一応人工的な遺伝子がもうメキシコの野生種にまで入っちゃいました
○鮫島委員 文部科学省に伺いますが、では、学術目的として野生種を導入したいというとき、その動物園の備えるべき要件というのは、法律的にどう規定されているんでしょうか。
では、今の場合、阿蘇くま牧場は、学術目的として輸入される野生種の受け入れ先としても十分ふさわしいという意味でしょうか。それとも、今申請されている、スマトラゾウという種類はないと思いますが、今申請されているインドゾウは野生じゃなくて人工環境で繁殖したものだ、だからいいんだということなんでしょうか。それとも、野生種であっても、この阿蘇くま牧場は受け入れられる施設なんでしょうか。
ですから、この動物、象が野生種だったら大変なことになるわけですよ、学術目的じゃないのに輸入されちゃうということになりますから。だから、これは野生種なのか、それとも人工環境で繁殖したものなのかというのを厳密に審査しなければいけないんですが、今、経済産業省はどういう審査をしているんでしょうか、この阿蘇くま牧場の社長さんから申請書が出されたと思いますが。
そのような面で、種子の保存と、これは野生種を含めたことでございますが、我が国農業の技術開発にとりましては必要不可欠のことと、このように思います。そういうことで、我が省、農水、農林水産ジーンバンク事業を実施しておるところでもございまして、一層のこの遺伝問題につきましては努力をしてまいりたいと、こう思っております。
環境省のかかわり合いというのは、遺伝子組みかえの生物が生態系にどういう影響を及ぼすか、例えば野生種と交雑をして新しいものができる、それが悪い影響を与えるといったようなことについては、環境省として非常な関心を持っておりまして、この分野での知見を引き続き高めるような方向で努力を今いたしているところでございます。
それで、遺伝子組みかえの話でございますけれども、環境省の遺伝子組みかえ生物との関係でございますけれども、例えば野生種と遺伝子組みかえの作物なり植物なりが交雑をするということで新しいものが生まれて、それが生態系へ影響を及ぼすというようなことが問題となりますので、そのような影響が生じないということが重要だと環境省としては考えております。
ただ、もう一つの視点として、種を守るという点からの武器がなかったということで今回の法律を得たいと思っておるわけでございますけれども、ここでもやはり野生種を守るための基本的な考え方を特別に取り出して、政府の考え方として国民に向けていくということで、これはまた大きな進歩であろうと思います。
農業作物の中では、優秀な品種がとれたものほど野生種を保存してない。単系化しております。これは一大事だということで先般来、一昨年ぐらいからですか、生物資源の保存ということで議会の方からもいろいろ御助言がありまして、各省ともに、特に農林省あたりでも生物資源の保存ということに非常に力を入れ出した。
明らかにそういう野生種の病虫害に強い遺伝子を導入することによって、栽培植物が性能的に改善される、耐病性が増すということは幾つも例がございます。ただ、それによって多収穫が生まれるかという今の御質問ですが、私はそこは余り論理性がないのではないかと思います。
さらに、遺伝資源の保存の現状でございますけれども、遺伝資源の保存はなかなか大変な仕事でございまして、先ほど申し上げましたような非常に莫大な点数について、種子繁殖性の植物の種子の保存は主として筑波にあります農業生物資源研究所の種子貯蔵施設を中心に保存をしてございますが、例えば芋類だとかコンニャクのたぐいといった栄養系の作物あるいはその野生種、木本性の果樹でありますとかお茶あるいは桑、こういったたぐいのものは
例えばまず第一の項目は細胞融合・核移植による新生物資源の開発、こういうテーマでございますが、この中で注目すべき成果としては、細胞融合の手法によりまして、従来不可能とされていました栽培種のトマトと野生種のトマトの融合細胞から稔性のある個体の作出に成功しております。
農林水産技術研究にとってこの遺伝資源の確保は絶対に欠かすことのできない重要な課題であり、その中でも野生種の資源は特に重要であるということが強調されるわけでありますが、このことについては科学技術庁との密接なつながりがあるわけです。
○政府委員(櫛渕欽也君) 今先生の御指摘の件でありますけれども、実は野生植物と申しましょうか、こういった資源植物の収集確保の問題で、農林水産省としては現在、これが特に最近のバイオテクノロジーの研究開発の将来の基盤であるという認識で、こういったいわゆる野生種と申した方が正しいかもしれませんが、在来種はもちろん野生種あるいは近縁野生植物、こういったものにつきまして、従来よりもよりその収集に力を入れてまいっており
また一方、少し縁の遠い野生種と栽培種の間の交配も一部では行われてきております。これは例えば野生種が持っております病気に強い遺伝子、耐病性遺伝子を栽培種に導入するときなどに使うものでございます。小麦の赤さび病、トマト、ジャガイモ、たばこなどの各種耐病性遺伝子など、野生種が持つ耐病性遺伝子がこの方法で栽培品種に導入されてきております。これもまた農業生産上大きな貢献を今までしてきたわけでございます。
そこでインディカとかアフリカ種の野生種の遺伝子を入れるということが大事なんですが、これは自然交配が非常に困難である。そうなりますと、ハイテクの最高の手法を使って、細胞融合や遺伝子の組みかえ、これをやらなければできないと思うのです。