2002-04-05 第154回国会 衆議院 環境委員会 第7号
ですから、厚生労働省は、厚生省健康危機管理基本指針に基づいて、飲料水を原因とする国民の生命、健康の安全を脅かす事態に対して行われる健康被害の発生予防、拡大防止等の危機管理の適正を図るために、さきの実施要領を示したとしておりますが、野洲川流域での地下水汚染に対する対応は全く危機管理に値しないものではないかと私は思うのですけれども、厚生労働省はどのようにお考えですか。
ですから、厚生労働省は、厚生省健康危機管理基本指針に基づいて、飲料水を原因とする国民の生命、健康の安全を脅かす事態に対して行われる健康被害の発生予防、拡大防止等の危機管理の適正を図るために、さきの実施要領を示したとしておりますが、野洲川流域での地下水汚染に対する対応は全く危機管理に値しないものではないかと私は思うのですけれども、厚生労働省はどのようにお考えですか。
しかし、土壌・地下水汚染に係る調査・対策指針に基づいて、使用履歴のある事業所や疑わしい箇所を改めて土壌ガス調査を行うというようなことをやって、野洲川流域での汚染源を特定すべきだと思うのですけれども、環境省、これから続けていく調査と言われましたけれども、それで特定できるというふうにお考えでしょうか。
現在、滋賀県内の野洲川流域で、地下水汚染が地元では大変な問題になっております。野洲川流域の左岸にございます守山市の立入水源地の原水から、発がん性の疑いのある四塩化炭素が地下水質環境基準を最大濃度〇・〇一〇二ミリグラムと超過して検出されていることが明らかになっております。また、右岸の野洲町三上水源地の原水でも、同物質が最大濃度〇・〇四四九ミリグラムと超過して検出されております。
第二は干拓地でありますが、私どもは野洲川流域の災害地、川西村、笠原、速野村、今浜、兵主村、井口等の堤防決壊箇所を視察しましたが、相当の厚さのある堤防が諸々決壊した状況を見まして、単に原形復旧ではすまないのでありまして、これは改良して完全なものに復旧するという必要を痛感したのであります。