2003-06-12 第156回国会 参議院 環境委員会 第15号
専門性に関しては、動植物の種や器官の判定、年齢の推定、象牙の真偽の判断について一定の実務経験等を有することを求めており、例えば野性動植物の保全にかかわり、専門的知見を蓄積しているNPOなどであって要件を満足する専門家が法に定める数以上勤めている場合に、新たに参入することが考えられます。
専門性に関しては、動植物の種や器官の判定、年齢の推定、象牙の真偽の判断について一定の実務経験等を有することを求めており、例えば野性動植物の保全にかかわり、専門的知見を蓄積しているNPOなどであって要件を満足する専門家が法に定める数以上勤めている場合に、新たに参入することが考えられます。
また、そのほか、近く野生生物の保護に識見を有する方々を、希少野性動植物種保存推進員、ボランティアでございますけれども、委嘱することにしておりまして、また、自治体とも適切に連携を図ることによってその実を上げるように努めていきたいというふうに考えております。
自然環境保全法とか自然公園法、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律、そして今回国会に出されている、私はこれは早くつくらなければいけない法律だったと思いますが、絶滅のおそれのある野性動植物の種の保存に関する法律案、そういったものがかかわるというふうな御説明でした。 しかし、こういった四つの法律、そのまさにすき間のようなところにあものがこの生物の多様性ではないか、機能としての生態系というふうに思います。
もう一つ、きょう環境庁と通産省の方、せっかく来ていただいておりますので、あと四分ぐらいしかありませんが、せっかくですから例のワシントン条約、絶滅のおそれのある野性動植物の国際取引の規制ですか、実は一昨日、相手国の輸出許可証がないと我が国に入れないということですが、問題は、ワシントン条約の中にいろいろ明記されているそれ以外、条約外のものについてはやはりフリーパスになるのか、その辺をお伺いいたしたいのですが
○村岡政府委員 先生御指摘の留保品目削減に関する努力の点でございますけれども、現在日本は十四種にわたりまして留保しておるわけでございますが、このうち、養殖が可能なものについては鋭意養殖をやろうじゃないかということで、タイマイ、アオウミガメ、ヒメウミガメ、ワニ等各種の野性動植物について養殖のフィージビリティースタディーを行っております。このうちワニにつきまして、フィリピンでややめどが立ってきた。
こういうふうなものを行います場合に、やはり天然記念物等の貴重な野性動植物の生息地、あるいはまた学校、病院等の周辺の松林にはこれは空中散布を行わないというふうなことで、これ以外の場所に行います場合にも、関係の地元の方々にこの薬剤防除を行います必要性、あるいは使用薬剤の問題、散布の方法等の問題につきましても周知徹底を図りまして、御理解と御協力を求めているわけであります。
野性動植物取引規制条約及び同条約改正はワシントン条約と通称されているものでございまして、絶滅のおそれのある野性動植物の保護のため、その国際取引の規制を定めたものでございます。 菌寄託ブダペスト条約は、微生物の利用に関する特許手続の簡素化を図るものであります。 一九七九年国際天然ゴム協定は、ASEAN諸国の関心品目である天然ゴムの価格安定のため緩衝在庫を設けること等を定めたものであります。
これは野性動植物絶滅のおそれのある種の国際取引に関する条約ですね。これは今日まで日本も参画をしながら協議をしてきて、そして条約ができている。しかし参画はしてきたけれども六年間わが国は批准ができないでいる。 この問題ですが、近く第二回の加盟国会議が行われますね、この三月十九日から三十日まで。
それから、絶滅のおそれのある野性動植物の国際取引に関する条約にいたしましても、わが国は加盟はしていない。これを批准をして発効いたしますと、現在行われております象牙やワシの剥製、べっこう、ワニの皮製品などが商業取引が禁止になる、こういう問題も出てくるわけでありますが、しかし、こういう問題も国際的に禁止になっておるのに日本の商売人だけがやっておるということは、これはやはり国際的にも許されない。
条約案の内容は、昨年の九月にニューヨークで行なわれましたこの環境会議の準備委員会のまた下部機構でございます自然保護作業部会、これで準備いたしました条約案におきましては、こういう絶滅に瀕しております野性動植物の輸入面を規制したいというのがおもなねらいになっているようでございます。
全体で二十八カ条、それからこれに付表、こういった野性動植物の輸入を禁止するあるいはその一部を制限するためにその品目を掲げました大きな付表がついているものであります。
最近ではキツネもいなくなった、イタチもいなくなった、キジもいなくなってきたというような野性動植物が非常に失われてきているということは、これは大きな問題になっている。したがってこういう面から考えていきますと、この天敵ということは自然保護のための処置の規定というものが大きく取り上げられなければならない、こう思うわけです。