2003-05-30 第156回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
我が国では、さきの判決で重症障害者の郵便投票における代理投票の禁止規定が違法とされて、今、議員立法によって制度の是正を目指しておりますけれども、そこで今日は、選挙における聴覚障害者の知る権利としての個人演説会等における要約筆記の自由化の課題についてお尋ねをまずしたいと思うんです。
我が国では、さきの判決で重症障害者の郵便投票における代理投票の禁止規定が違法とされて、今、議員立法によって制度の是正を目指しておりますけれども、そこで今日は、選挙における聴覚障害者の知る権利としての個人演説会等における要約筆記の自由化の課題についてお尋ねをまずしたいと思うんです。
○国務大臣(近藤鉄雄君) 今度の法律改正は、従来以上にむしろ重症障害者の方々の雇用機会を積極的に開いていこう、こういうことで例えば雇用率にダブルカウントするとか、いろいろなことを考えているわけでございますが、繰り返しますけれども、そういう形での障害者の雇用促進というものを労働行政の大きな柱にしてこれから努力をしてまいりたい。
例えばペルーなんかのあの治安の悪い、ホテルの下で鉄砲の撃ち合いなんかをやっているようなああいう治安の悪いようなところでも若い青年たちが農業技術の指導なんかをしておりましたし、あるいはマレーシアのクアラルンプールの辺くでは、重症障害児、これを日本の若い女の人が行って、実際に面倒を見るだけでなしにその面倒の見方なんかを指導している。
○吉川春子君 国立病院・療養所に併設する養護学校は、病虚弱養護学校がほとんどで、しかも重度重複児や重症障害児が多く在籍しています。つまり医療を必要とする障害児なのですから、そういうことになるわけなんです。
私どもは、この重症障害者に支給されます特別加算は、国民年金対象者だけに加算されるものではなくて、農林年金の年金受給者であっても重症障害者に該当すれば、これは支給がされるというふうに理解をいたしておるところでございます。
しかも国立の施設内にいる重症児というのは、全施設内にいる重症障害児の三分の二を占めているわけなんです。ここの就学率を引き上げないことには、この重症障害児に対して行き届いた教育というものはできない、そういうことになるわけなんですね。ですから、国として速やかに公立、法人並みに引き上げる、こういう努力をなさるべきだと思いますが、これは厚生大臣、いかがお考えでございましょう。
しかし、国立の重症障害児の施設に国立養護学校を併設するとか、それからあるいは重症障害児にも、医療、教育、この一体の取り組みをして教育の機会を与えるとかいうふうなことは、これは国としてやはり考えるべきことだというふうに私は思うのです。
○安武洋子君 重症障害児の教育の問題についてお伺いをいたします。 昭和五十四年からの養護学校の義務制に向けて、現在全国的に施設の整備とか、教員養成とか、こういうものが進められておりますけれども、しかし、この計画の中には重症の障害児教育が外されております。だから、今後障害児の教育が進めば進むほど、取り残された重症障害児の教育が大きな問題になってくると思うのです。
それで、市町村によりましては老人のホームヘルパーそれから身体障害者のホームヘルパー、重症障害児のホームヘルパー、これを合わせて全国で予算的には約一万三千人ぐらいを持っておりますけれども、こういった人々が、具体的には必ずしも老人は老人だけでなくて、身障と言われておっても身障だけでなくて、ヘルパーとしての仕事ができるようにするというような運用をしているわけでございます。
いま言ったように、専門家がその業務上に起因するかどうかわからぬという判断が、それは一概に重症障害者とは違うんだ、こういう専門家の問題で認定ができないんだよ。だから、腰痛症はうんと多いでしょう。あなたはそんなことを知っていて言っているのかどうかわからぬけれども、実態ではうんと申請している人は多いんだよ。
老齢福祉年金の上積み及び在宅重症障害者福祉手当の大政策のほか、恵まれない待遇と過重労働に悩む福祉施設職員の給与の特別引き上げ等々で三六%の増額を見ました。これに福祉減税を加うれば、名実ともに福祉予算であります。 三は、教員の人材確保法に基づく第二次及び第三次の一部を計上し、好待遇、良教育の努力が見られます。
確かに電動式の車いすについては患者に、まあ西多賀が発祥の地と申しますか、非常に喜ばれておることも承知いたしておりますので、われわれといたしましても、計画的にひとつ電動車いすを国立療養所の予算の中でやっていきたいというふうに考えておりまして、四十九年度は九十三台ということで用意したわけでございますが、患者の実態等を見まして、日常生活の用具という関係で、今後とも児童家庭局の対策、わが国一般の民間等の重症障害児
、私は、これが重症障害児を持たれる母親は言うまでもなく、こういう障害児の教育に関心を持つすべての気持ちを私は代表している、こういうふうに言わざるを得ないと思うわけでございますけれども、こういう母親たちの願いにこたえて文部省は、重症の子供たちにとってもたとえどのような困難があろうとも教育を受ける権利については権利として存在するのだから子供たちにも教育の手を差し伸べるべきだ、まして、教育を受ける権利を奪
○政府委員(翁久次郎君) 私どもは主として重症障害児施設における腰痛症問題ということで昨年来こういった実態につきましてはある程度承知もいたしております。また保育所等におきまして、ただいま基準局長から御答弁がございましたように、いわばいわゆる頸肩腕症候群的な症状が出て、またそういう認定も受けた保育所の保母さんがおられるということも、詳細ではございませんけれども承知いたしております。
○政府委員(翁久次郎君) 非常にむずかしい問題でございまして、これも先ほど御指摘ございましたように、一万七千おられる重症障害児、基本的にはこういった御不幸な子供さんが生まれないようにすることが最大の眼目でございます。しかし、これができない場合に、そういった子供さん方を、やはり国なり県なり、あるいは民間の施設がこれを厚く介護する、こういうことがやはり福祉の一つのあり方であろうと思います。
○翁政府委員 御指摘になりました点につきまして、特に機能訓練を中心に申し上げますと、重症障害児は、御指摘のとおり、ほんとうにからだの動きのとれない重症の子供が多いわけでございます。
まず施設整備の点から申し上げますと、御指摘になりましたように、現在国立療養所を主として、なお民間の三十六施設、さらに今後の計画といたしましては、来年度民間、国立合わせまして千六百床、大体一万六千五百人の要収容重症障害児に対しまして昭和五十年には施設整備を完了したいということで、他の社会福祉施設の進捗状況に比べましては相当大幅な伸びを見ていると思っております。
○翁政府委員 御指摘になりました問題について、私も重症障害児施設については機会あるごとに見に行っております。私が見ております限りにおきましては、ただいま御指摘になったような事実については承知をしておらないのでございますけれども、具体的な例をおあげになりましたので、そのことについて私どもの考え方を申し上げたいと思います。
行った個所は、私は東京班でございまして、寝た切り老人が入っている特別養護老人ホーム、また、経済的に恵まれてない老人が入っている養護老人ホーム、そして重症障害児が入っている施設、この三つを見てまいりました。ある新聞は、私どもが秋津療育園という重症の障害児施設に参りましたときの状況をこう伝えております。あまりの深刻な状況に、視察していた国会議員団は声もなかった。
これは厚生省としてきめたわけでございませんので、そこまで私が申し上げるのは行き過ぎかと思いますけれども、重症障害児の問題を考える場合に、職員の処遇と重症児の処遇、そしてそれと相応した職員配置、それに必要な予算要求、こういうことで申し上げたのでございまして、現実の腰痛症の方々がおられるということを否定しているものではございません。
それからまた重度精薄の子供、あるいは重度と重症障害児等入れてもけっこうですが、重度精薄だけがわかっていれば、重度精薄児で施設の中に収容されている比率はどのくらいですか。
しかし、御指摘の看護婦が不足のために開けないというのは、特定な四月に卒業して来る看護婦をつかむのに、工事がおくれている等の関係で、年度途中に出発した国立療養所の重症障害児施設などは、一部看護婦不足のために、獲得困難なために、四十床そのままほとんどあいているというところが数ヵ所ございます。
これが従来一万のものが、重症障害者に対しては四万円。七十まで一年につき、別な者には二万円、こういうものが改正になった。こういうことで、一定の各種控除というものが引き上げになったけれども、これは実際、いま局長が説明されたように国民の財産形成も、そういう中産階級の、いわば表現としては中堅財産階層、こういうものを標準としてはならない。何を一体基礎にしてこういう引き上げの積算が計算をされるか。
そのほか、重度障害者の自立更生の促進をはかるため、全国に先がけて身体障害者福祉工場を設置し、働く重症障害児対策として社会福祉法人十字の園に定員四十名の「おおぞらの家」を開設しております。 次に、施設の整備状況を見ますと、さきの四人委員会の民間に助成していく方針のもとで整備が進められております。
ことに、長い間重症障害児・者を介護していらっしゃる家庭が長年物心両面で非常に苦労されて、そしてついに労苦に尽き果ててしまって障害者を死に至らしめたりという事件が相次いでおるいまの社会情勢でございまして、いろいろな施設なり、その衝に当たっておられる方々のお気持ちを聞きますと、非常に胸に刺される感じがいたしておるわけでございますが、本日のこの委員会ではこういうような問題について、まあ時間の関係がありましたので
したがって、これは守る会からも、北浦さんからもいま出されておりますけれども、この老後、特にこういった重症障害者をかかえております老人対策については相当に積極的に考えなければいけないと思うわけでございますが、そういうことにつきまして、局長さんのほうではどんなふうに考えていらっしゃいましょうか、その点が一つ。 それから、いまもお話しのように、空床がまだ相当ございます。