2006-03-28 第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
具体的には、安全面からの重大災害防止のための工学的研究とヒューマンエラーの防止について心理学、生理学的研究、すなわち衛生面、これを一体的に実施をする。化学物質について、爆発の危険性、これは安全面、中毒、発がん危険性、衛生面、こうしたものを一体的な研究をしていくと。すなわち合併をしたことによって、新たな目標が生まれて、新たな研究が生まれるということでなければならないと思います。
具体的には、安全面からの重大災害防止のための工学的研究とヒューマンエラーの防止について心理学、生理学的研究、すなわち衛生面、これを一体的に実施をする。化学物質について、爆発の危険性、これは安全面、中毒、発がん危険性、衛生面、こうしたものを一体的な研究をしていくと。すなわち合併をしたことによって、新たな目標が生まれて、新たな研究が生まれるということでなければならないと思います。
特に今後は、重大災害の発生を根絶するために自主保安体制を基本とし、災害の未然防止対策や被害拡大防止対策を充実するとともに、それらを有効に機能させる前提である保安管理体制の整備や教育訓練の徹底を図るなど、総合的な重大災害防止対策を確立する必要があると考えられます。
さらに、有識者から成る保安問題懇談会を設置し、近時の重大災害の反省も踏まえ、災害発生の未然防止、被害の拡大防止、保安管理体制の整備、保安教育・訓練の充実等各般の重大災害防止対策のあり方について検討を行い、現在、その結論を踏まえ、所要の対策を講じているところであります。
現在、私どもの局に保安問題懇談会を設置いたしまして、これらの重大災害の反省も踏まえまして、災害発生の未然防止、被害の拡大防止の対策、保安管理体制の整備の問題、それから保安教育訓練のあり方といったような各般にわたります重大災害防止対策のあり方、それに深部保安対策、こういったものについて御検討をお願いしているところでございまして、その結論に基づきまして今後適切な保安対策を講じてまいりたい、かように考えております
以上のようなことから、今後の保安対策の課題でございますけれども、深部保安対策に配慮した重大災害防止対策の確立が重要であるというふうに考えている次第でございます。
これらの観点を踏まえまして重大災害防止をしていく必要がありますけれども、そういたしますと、ガス突出、ガス爆発あるいは山はね、自然発火、これらに基づきます坑内火災の防止、こういうものに重点的に取り組む必要があろうかと思われます。
○政府委員(宮本四郎君) 幌内の炭鉱が特に千メートルの掘進をやっておりまして、非常に深部の問題が多いということでございますので、山はね、ガス突出その他があるという予想がございますから、先般来監督局におきましても、特別の重大災害防止対策という監督のスケジュールを立てまして山に入っておったわけでございますが、何せ相当の広さを持っておりますので、この七片に到達するにはかなりまた先のようなスケジュールが組まれておったわけでございます
せっかくの施設があっても、その活用がなされておらないという実態、あるいは重大災害防止の問題につきましても、基本的にはやはり深部採掘ということになりますと、骨格構造の基本的な再検討が必要でなかろうかという感じがします。
その後、この事故を契機といたしましていろいろ各省でも仕事をやっておりますが、これは労働省関係でも、神奈川労働基準局長が「港湾荷役における高度さらし粉等による重大災害防止対策の強化について」ということで、港湾貨物運送事業労働災害防止協会に通達いたしまして、その神奈川県の支部がそれに対していろいろまた研究して、それに対する対策をつくりました。
第一点の設備の近代化につきましては、ガス、炭じん爆発等の重大災害防止をはかるため、採掘区域の深部移行に伴うガス対策としてのガス抜きの強化、自然発火、ガス湧出、落盤等の防止をはかるための採掘跡の充てん設備の増強、現場の実態把握のための中央集中監視制御装置の開発導入の推進、その他保安機器の開発導入整備等をはかっておる次第であります。
次が、産業災害防止対策の推進でございますが、新産業災害防止五カ年計画の強力な推進、特に重大災害防止のための指導監督体制の強化整備、検査検定の強化、労働災害防止協会の育成強化、重要職業性疾患防止対策の強化等の経費を計上いたしております。
そのほか、法令の整備も、重大災害防止という点に重点を置きまして、およそ十回にわたりまして整備拡大をして参ったわけでございます。それから、一般的に安全に対する認識を深めていただきますために、七月一日を「国民安全の日」というふうに定めていただきまして、特に安全に対する一般国民の認識を高めるような対策もとってきたわけでございます。
重大災害防止に重点を置いたとか、こういうふうにいわれるのですが、そういう中小企業の労働災害をなくすために、具体的にどういう施策を重点的にやったのか、今後やるということをこの五カ年計画で定めたのか、あるいは重大災害の防止を行なうためにはどういう施策が必要と認めて計画をしたのか、そういう点をお伺いをしておるわけです。
○国務大臣(小笠原三九郎君) お尋ねの保安局長の通牒は、争議の最中に人命の保護並びに重大災害防止のために、労使双方の良識により保安確保に遺憾なからしむる処置を地方鉱山保安監督部長に指示したものでございまして、鉱山保安法により本来監督部長に属する保安命令の発動につきましても、特に事前に本省に打合せをすべき旨を指示し、慎重を期したような次第でございます。