1978-06-13 第84回国会 参議院 商工委員会 第22号
○政府委員(橋本利一君) 先ほど来、探査、探鉱の問題について御指摘でございますが、もちろん事前にできるだけ正確にそういったデータを得ることができればこれは非常にいいわけでございますが、なかなかそうしかく簡単に判断ができないものでございまして、たとえば物理探鉱と申しましても磁気探鉱、重力探鉱と、いろんな方法論がありまして、それぞれをその地点にかみ合わせながら検討していくということでございます。
○政府委員(橋本利一君) 先ほど来、探査、探鉱の問題について御指摘でございますが、もちろん事前にできるだけ正確にそういったデータを得ることができればこれは非常にいいわけでございますが、なかなかそうしかく簡単に判断ができないものでございまして、たとえば物理探鉱と申しましても磁気探鉱、重力探鉱と、いろんな方法論がありまして、それぞれをその地点にかみ合わせながら検討していくということでございます。
ただ、現実の問題といたしましては、まだ本格的な探査探鉱活動がなされておりませんので、特定鉱業権者が決まった上でそれぞれの人たちが、たとえば地震探鉱、重力探鉱、磁力探鉱といったような物探をやり、さらに試掘をやりあるいは探掘をやりといったようなことを重ねまして、どの程度の賦存量があるか、あるいはどの程度可採できるかといったようなことを経済面と照らし合わせて勘案していくという手順になろうかと思います。
従いまして、五カ年計画としては、まあ百五十四カ所に対する七割はできたけれども、日本全体から考えてみると、まだまだ試掘をし、あるいは重力探鉱または地震探鉱によって、日本の埋蔵石油量の確認をしていかなければならない個所がたくさん残っていると思うのであります。
まず作業量の点についてその数字を申し上げますと、五カ年計画と若干の見込みを含んでおりますが、三十四年度までの総計の率を申し上げますと、重力探鉱で八六%であります。また地震探鉱につきましては約六一%、地表調査について申し上げますと九六%ということになっております。
作業量の方から申し上げますと、御承知のようにこの会社はただいま申し上げましたように探鉱してそれから試掘をやる、こういうのが順序でございますが、探鉱の方で重力探鉱と地震探鉱とございまして、重力探鉱の方で申し上げますと、五カ年計画の遂行率の割合が約八六%でございます。地震探鉱の方が六一%でございます。
すなわち、地表の調査の班といたしましては八十九班、重力探鉱の関係におきましては十四班、地震探鉱の関係では二十七班を編成いたしまして、無着手であるとか、あるいは不完全な調査地域であります北海道、関東の諸地域を調査いたしますと同時に、調査は一応できておりますけれども、さらに精密調査を行わねばならない、あるいはいろいろの調査を接続して、総合的な調査を行わなければならぬという関係の裏日本の方の調査、かようなものをやったのであります
これでごらん願いますと、地質調査が地表調査、重力探鉱、地震探鉱、構造試錐、こういうふうに四つに分れるわけでございまして、このうちで重力探鉱と地震探鉱、これがいわゆる物理探鉱の技術に属するわけでございまして、当初計画と修正計画と比較いたしますと、この重力探鉱の範囲が非常に広くなっている。重力探鉱を非常にたくさんすることになるわけであります。
このほか三十一年度中には、重力探鉱機二台、地震探鉱機二台、作孔機十二台を新規に購入いたしましたほか、小口径試掘用機械千五百メートル級一式を新潟鉄工所から近く認可を受けて譲り受けたいと存じております。また昨年度から本年度にかけまして新しく二千メートル級の試掘用機械三台の輸入を計画いたしまして、うち二台はすでに現品も到着いたしておるのでございます。
○三村参考人 お答えいたしますが、重力探鉱というのは非常にスピードが早いのでありまして、今まで帝石においてもおもなところは大半済んでいます。それでわれわれが今計画しているのは五ヵ年間に最もいいところをつかもうという考えですから、その重力探鉱をやっていない手薄のところはどこであるかといいますと、海底田であります。
○三村参考人 齋藤さんからのお話でございますが、重力探鉱につきましては、これは先ほど申しましたのは、地震探鉱は今後特別にやらなければならぬと思っていますが、それは従来の地震探鉱の技術並びに機械では不十分であったということなんですが、重力探鉱についてはすでに相当やっておるものとわれわれは考えておるわけでございます。
○齋藤憲三君 その重力探鉱も従来の状態を聞きますと、帝石も二班か三班しかなかった、地質調査所にもわずか一班、それで重力探鉱というものはそんなにできているはずは私はないと思う。
それからまだ掘ってはおりませんが、北海道の野幌の大きな構造、あるいは秋田県の浜口の構造、あるいは西小国の構造、こういうものは平原あるいはみな火山岩に隠れたところでありますが、これを地震探鉱、重力探鉱によって見出して参っております。 それからもう一つは試掘と地質調査の結びつきでありますが、試掘は実際に地下に井戸を掘りますので、地下の地質層がわかります。
次に五カ年計画の実施方法でありますが、まず調査の方法といたしまして、地質調査の個所が百五十一カ所、地震探鉱が九十一カ所、重力探鉱が三十一カ所であります。それは全部緑のパンフレットに書いてあります。それから試掘の個所が百五十四カ所、これは北海道からずっと青森、秋田、山形、新潟、関東地域、静岡となっております。
では、どういう点が具体的に技術的に進歩したかと申しますというと、いわゆる探鉱の方法、いわゆる物理探鉱の方法、或いは物理探鉱の中でも地震探鉱、重力探鉱というような、そういう物理探鉱の方法、それから試掘いたしましてコアの試験方法、それから油層に当りましたときのいわゆる油層のテスト、即ちホーメーシヨン・テストというようなそういう試験方法ですね、これらがアメリカあたりの新らしい技術を取入れておりますので非常
次の重力探鉱は毎月十カ所をやるという予定になつておりますが、これにつきましては機械は現在帝石に一基、それから地質調査所に一基というものが充てられるわけでありますが、この十カ所をやりますために帝石としてはもう一基購入する、従つて帝石で二基、地質調査所で一基というものはこの計画を遂行するために充てられます。それで毎年十班、十カ所の重力探鉱をやるという計画になつております。
それから第二は極めて新らしい輸入機械によりまして地震探鉱、重力探鉱の実施を行うようになつた。これによりまして相当よく的確にわかるようになつた。それから第三は掘さく技術の進歩によりまして従来とても日本の技術におきましてはできなかつた三千メーター級の試掘ができるようになつた。
二百万に近い政事が開発されるのじやないかというようなふうに我々は開いているわけでございますが、二百万という数字は別にこれは具体的な計画はできておりませんけれども、少くとも百万キロリツターを今申上げたやり方によつて開発すれば、今申上げた計画で行きますと、五カ年後におきましては百万キロリツターぐらいは出せるという答申が参つておりまして、これは非常に細かくどこどこの地域を地震探鉱で行く、どこどこの地域を重力探鉱
それは政府が重力探鉱班というものを二百班なら二百班こしらえて、西ドイツの地区は重力探鉱をやり、地震探鉱をやり、電気探鉱をやり、政府の力をもつて試錐をやつて新しい油田地帯を見つけたがために、今二百万トン出る。ところが日本は今この五箇年計画を立てて、五箇年中に百万トンに上げようというのです。
そしてその次には更に精密な地表調査をやり、その結果に基いて或いは重力探鉱であるとか或いは地震探鉱であるとかという、最近非常に発達して参りました物理的な探鉱をいたしまして、これによつておおむね地下の千メーター或いは二千メーター下の構造を推測するわけであります。そこでその推測された構造に向つていわゆる試掘井を掘つて行くわけであります。
すなわち物理探鉱法は広汎な地域にわたつて重力探鉱法による基礎調査をまずやり、続いて地震探鉱法による構造の精査をいたします。さらに必要に応じては、放射能探鉱、地化学探鉱等を併用することによるものでありまして、基礎調査及び以上の精査を完了するだけでも少くとも二年ないし四年を必要とするのであります。 次に探鉱の深度が非常に伸びて参つたということであります。
それは一炭鉱で、探鉱にはボーリングまたは最近行われている科学的探査、たとえば重力探鉱とか電気探鉱、地震探鉱のごとき探鉱が相当行われておりますが、これらの探鉱は第百四條の一号に入れることはむりのようであります。鉱業としては重要事項でありますので、探鉱を一号追加していただきたい。
こうなると重力探鉱による概査と地震探鉱或は放射能探鉱その他による精査を施行して試掘候補地を見出すまでの地質調査期間として二ケ年は先ず見て置かねばならない。次にこの地質調査の期間が終つてから試掘することになるが、地層の状況・地理的な條件或いは深度等の関係から二ケ年以上はどうしても必要である。