1948-12-22 第4回国会 衆議院 本会議 第20号
かくて、二十日討論に入り、民主自由党を代表して宮幡委員は賛成意見を述べられ、社会党の重井委員、國民協同党の河野委員、同党の河野委員、社会革新党の本藤委員長、労働者農民党の堀江委員は、それぞれ各党を代表して反対の意見を述べられました。次いで採決いたしましたところ、起立多数をもつて原案の通り可決いたしました。 簡単でございますが、以上御報告申し上げます。(拍手)
かくて、二十日討論に入り、民主自由党を代表して宮幡委員は賛成意見を述べられ、社会党の重井委員、國民協同党の河野委員、同党の河野委員、社会革新党の本藤委員長、労働者農民党の堀江委員は、それぞれ各党を代表して反対の意見を述べられました。次いで採決いたしましたところ、起立多数をもつて原案の通り可決いたしました。 簡単でございますが、以上御報告申し上げます。(拍手)
○重井委員 本タバコの値上げの原因は、最初昨年の値上げではそれが不足するため、同時に予算その他とにらみ合せまして値上げをする。こういうことになつておりますが、もし前の片山、芦田内閣の経済方針で進んでおりましたならば、こういうことにはなつておらなかつたと思うのであります。途中いろいろ経済方針なんかがかわりまして、タバコの賣れ行きが惡くなつたような結果に陷つていることも考えられるのであります。
○重井委員 それから長官にお尋ねしたいのでございますが、タバコ專賣局の從業員の人々は、他の鉄道從業員あるいは遞信從業員と一應同じような待遇を受けておると思いますが、塩業関係の從業員の場合、現場の人々、これはかなり封建的な組織によりまして、現在從事されておると思います。
○重井委員 なおこれは委員長にお願いいたしますが、これに関係するところの他の鉄道法案もやはり公聽会を開いていただいて、理事会で具体的な方針を御決定願いたいと思います。
○重井委員 どうも最後にはつきりしなかつたのですが、どういう状況にあるかということですね。現在その交渉ができて、そして近く再收納の見通しがあるこういう御意向ですか。
○重井委員 昨日の新聞によりますと、アメリカのトルーマン大統領の第一声といたしまして、タフト・ハートレー法廃止を宣言しておられるようであります。それにつきましてこの國家公務員法の改正、それに関連した公共企業体労働関係法だと私は考えておりますので、マ書簡が出まして、続いてポツダム政令、そうして國家公務員法改正、そうしてこの法案となつておるのであります。
○重井委員 私の感覚をもつていたしますれば、勧告が出た当時と現実とはかなり変化があると思います。こちらからその変化を見通して、一應この法案に対する意見を聞いてみる必要があると私は考えるのでありますが、これに対する総理の考えをお聞きしたいと思います。
○重井委員 特にこの法案に関係あるマツカーサー司令部の係のお方が二、三箇月本國に帰つておられた。最近こちらにおいでになつたと承つておりますが、最近政府として直接御意見をお聞きになつたかどうかということをお聞きしたいと思います。
○重井委員 私はこの法案の修正案を提出したいと思うのであります。すなわち逓信職員訓練法案の一部を次のように修正したいと思います。第二條第二項を削除するこであります。
問題は重井委員の要求資料の中に、最も講習所と密接な関係のある郵便と電信についての講習関係の訓練規定がされておらないわけなのです。ただ郵便為替だとか、簡易保險だとか、むしろ逓信省の事業としては傍系的なものについての訓練計画が示されているだけなのです。これが第一どうなるということか問題だと思います。
○林(百)委員 そうすると、大野局長の言われるように、むしろ内容を示さない方が將來の含みがあるということならば、なぜ重井委員に対する要求資料のうち、郵便貯金とか保險とか、こういうものだけの資料を出し、しかも大野局長は、別紙第五によつて簡易保險及び郵便年金のうち、適当なものに対してはこういう科目までもあるじやないか、だから承知してくれと、こう言われるのか、お聽きしたい。
○重井委員 私は未だ厚生委員になつたばかりで、恩給の法規もよく見ておりませんが、今日通過した恩給法の一部を改正する法律案とこの特例案とはドういう関係にあるのですか。
○重井委員 これを実施する時期はいつごろですか。
○重井委員 大体了解できるのですが、海運局になるのであつて、機構は変らない、予算も変らないということです。しかし局になる以上は、いくらか機構の変更、あるいは局長、課長というような関係の機構改革というものがあるのでございますか。
○重井委員 私はただいま参考人が申されたことに対して全面的に賛成するのであります。そして参考人のおつしやられたことを生かしたいと思うのであります。ただ問題は、現在置かれている日本の立場が問題になつておるのではないかと私は考えるのであります。ちよつと速記を……。
○重井委員 今度の法案の改正によりまして、無線電信講習所が文部省に移管になることになつておりますが、これに対しましては、どういうような考えをもつておられますか。
○重井委員 臨時措置による卒業者は、自分の待遇に対してたいへん心配しておると思うのであります。その待遇はどのようになるのでありますか。
○土井委員長 次に日程第二七、逓信職員訓練法案に関する請願文書表第一二三六号、赤松勇君ほか二名紹介、——紹介議員が見えておりませんから重井委員より御説明を願います。
重井委員。
○重井委員 過日も御質問申し上げまして御善処願つた問題なのでありますが、郵便貯金の第二封鎖に関する問題でございます。けさの新聞を見ますと、また切捨てというようなことになつております。
緊急質問が重井委員からあるそうでありますから、これを許します。
○重井委員 私鉄と國鐵の経理関係についてお尋ねしたいと思います。私鉄はかなり赤字が出ておる。國鉄も赤字が出ておる。そして私鉄から当然國鉄に対して支拂いしなければならない貨車使用料とか、あるいは切符の賣上代金、こうしたものを私鉄がかなり支拂いを怠つておる。しかもその國鉄の金によつて私鉄を運営しておる。
○重井委員 外郭團体に対しまして、直接監督し、——あるいは監督できない團体があるのかもしれませんが、私はもしその外郭團体の責任者の出頭が求められるならば、現在の経営内容をお聽きしてはどうかと考えるのであります。その点はいかがでございましようか。
○重井委員 各同僚の委員からしばしばお尋ねがあつたのでございますが、それに基きまして、外郭團体に対してもつと積極的な対策を現在御考慮になつているかどうか、お尋ねいたします。
○重井委員 この問題はいろいろ論議されましたが、大体片がついておるのでありまして、また蒸し返すということにならないように努力したいと思います。もしまだ問題がありましたらまたの機会にお願いいたしまして、きようはこの程度で散会されんことを希望します。
○重井委員 現在行政整理が大きくなつているが、逓信省関係の実動人員と予算人員の差戰時中の施設等の人員についてお伺いいたします。
○重井委員 もう一度久保山さんにお尋ねしたいのであります。私どもの原則的の考えといたしましては、これはアメリカの郵便取扱いに対する原則としてもあるのでありますが、公正妥当なる料金という原則があるそうであります。公正妥当と申しますと、経営者側はその経営が成り立つということ、利用者側は、それを利用するために、料金を支拂うのに苦痛がないということ、これが公正妥当だ、こう言われておるのであります。
○重井委員 これは質問ではないのですが、佐藤さんのお言葉は、いわゆるこうした通信料値上げ問題に関し強く関心をもつ以外の、一般的の素朴な國民大衆の反対の声だ。こういうように私は受取つておるのでございますが、かなり考えさせられるものがあります。ただ佐藤さんにお願いしておきたいことは、誤解があるわけなのであります。
○重井委員 私ども通信委員をいたしておるのでありますが、本日は公述人の方から私どもより以上の高邁な通信事業に対する御意見を伺いまして、たいへんうれしく存じ、感謝いたすのであります。私久保山さんにお尋ねいたしたいと思いますが、久保山さんはいわゆる文化事業の一部門である雜誌新聞等のみについて御意見を述べられたのでございますが、久保山さんもその他に対する御意見が必ずおありだろうと存じます。
○重井委員 進駐軍関係の現業面である運轉、運送という方面は、一般から補給されておることを承つておりますが、ただいまの調査、資料という方面に相当人員が要る、こうした方面の予算の内容、これはどこが負担したおるか。
○重井委員 私は現在の國鉄は、現状から考えてその人員は決して多くないと申し上げたのであります。現場における人員数は多くないというように私は考えておるのでありまして、非現業の行政面におきましては、あるいは過剩ではないかと考えておるのであります。そこで戰前における現業と非現業、現在の現業と非現業、この比率がもしおわかりでしたら承りたいのであります。
○重井委員 なお質問申し上げたいことはいろいろあるのでございますが、款項目にわたります予算が提出になりまして、大藏大臣並びに経済安定本部長官の御出席を願いまして御質問をいたしたいと存じます。私の質問は本日はこれで打切りといたします。
○重井委員 御提出になつておりますいろいろの資料を檢討してみまするに、まだ詳細な予算の基礎が提出になつておりませんので、はつきりとは申し上げられませんけれども、現在御提出になつておる資料だけでは、三・五倍の値上げは、はたして経費を償うために絶対必要なものであるかどうかということを疑わざるを得ないのであります。
○重井委員 過日行われました大臣の法案説明、並びに今日までいただいておりますところの資料、あるいはただいま前田委員の質問に対するお答えを聽いておりますと、ただ運賃の値上げを合理化するための言葉のみのように聞えるのでございます。運賃値上法案を提出します以上、あくまで國鉄再建のため、計画的な方針が提示されなければならないと思うのであります。
○重井委員 戰前に比較したら大した上りではないと言われる、これは一應納得できるのでありますけれども、戰後の現在の日本の経済状況その他を勘案しますときに、ただ單に戰前の指数に比較してこうであるというようなことは、どうも納得ができないのであります。もつと積極的に、いわゆる戰前の経済情勢と現在の経済情勢とをよく勘案して、そこに熱意ある結論をつけるというようにお考え願いたいと思うのであります。