2005-03-15 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
また、現在、同審議会の畜産企画部会でも、今後十年間を見据えた新たな酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針、いわゆる酪農近代化基本方針の策定に向けた議論が行われております。そして、加工原料乳生産者補給金単価を含む畜産・酪農政策価格とそれに関連する施策が次々に決まろうとしております。
また、現在、同審議会の畜産企画部会でも、今後十年間を見据えた新たな酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針、いわゆる酪農近代化基本方針の策定に向けた議論が行われております。そして、加工原料乳生産者補給金単価を含む畜産・酪農政策価格とそれに関連する施策が次々に決まろうとしております。
それはもう既に酪農近代化基本方針の中で言っております一頭当たり六千四百キロの乳量というのは、既にもう達成をしておるのであります。しかもこの酪農基本計画の中でも、二戸当たりの飼養規模が西欧諸国並みにもう達した、したがって、生産性の合理化という内的な充実を図ると。
六十三年、一昨年の二月に公表されました酪農近代化基本方針でございますけれども、これは平成七年度を目標にいたしたわけでございますが、当時八九%の自給率を見込んでおったわけでございます。そして、ことしの一月に公表されました長期見通しにつきましては、先生御指摘のように七八%といいますか、これは幅で示しておりまして中位が七八%というふうになっておるわけでございます。
私どもの酪農生産基盤の拡大と生乳生産の基本となったものは昭和六十年を目標とした第三次酪農近代化基本方針であり、この目標に向かって年度ごとには若干のでこぼこはございましたが、北海道に示されました年率七・三%の平均伸び率を確保すべく酪農家が総力を挙げて取り組んでまいったところでございます。
そして今後の畜産の進め方につきましては、私ども一昨年の末に基本法に基づく長期見通し等も出しておりますけれども、この長期見通しを踏まえ、酪農については酪農近代化基本方針の定めるところに従い、それから肉牛につきましては私どもまた肉用牛振興地域制度等の見直し等も行い、計画的に、あるいは生産政策なりあるいは価格政策なり、あるいは経営対策なりを進めていくつもりでございます。
ここに法律があって、法律に基づいて酪農近代化基本方針を五十一年の三月に出しておる。さらに五十五年の十二月に第四次の基本方針が出されて、そうして畜産振興審議会に諮問して答申をいただいていますね。それには明らかに生産目標というものがあるでしょう。その生産目標を度外れて生産をやっているんですか、農民の方は。どうですか、審議官。
○神田委員 特に酪農近代化基本方針の中では、前回の六十年見通しでは、総需要量年間伸び率四・二%というふうにつくられていたわけでありますが、今回は特にこれを二・五%に減速さした。しかし、こういうふうな従来の目標は下方修正をした形でこの近代化方針が出されてきているということに私どもはちょっと後ろ向きの姿勢を感じるわけであります。
○甕説明員 それでは、そのほかの資料が一、二ございますので御説明いたしますと、まず、第三次酪農近代化基本方針における目標と実績の地域別比較でございます。 第三次酪農近代化基本方針におきましては、目標年度の昭和六十年度におきます生乳生産量を七百六十八万トンと置いております。そのうち北海道では三百四万トン、都府県では四百六十四万トンでございます。
先生の御指摘の点は、生産者団体が自主的に行っておりますところの計画生産の生産目標数量を各都道府県に配分いたします際に、その配分の基準として酪農近代化基本方針、ないし各都道府県の酪農近代化計画のウエートを重視すべきではないか、そういう御指摘かと理解するわけでございますが、その点につきましては、生産者団体の中央機関でございます中央酪農会議または指定団体長会議におきまして非常に議論がなされておりまして、私
○政府委員(杉山克己君) 長期需給見通しとの関連で申し上げますと、六十年見通し、また酪農の場合はこれをベースにした酪農近代化基本方針というものがございます。そのテンポからいたしますと、大体生産は年率四・二%程度で伸びるというふうに考えられるわけでございます。ところが、現実の伸び率は、これをはるかに上回っております。昨年、一昨年も同様でございました。
○杉山政府委員 見通しと実績の較差を対比するのには、いままで第三次酪農近代化基本方針というものがございまして、これが見通しの一番権威あるものということになっておるわけでございます。 これは、目標年度を六十年度に置きまして、四十九年を基準年度にいたしまして、六十年の生産量を七百六十八万トンということで設定いたしております。
先生御高承のとおり、第三次酪農近代化基本方針におきまして想定されております生乳生産の年の伸び率は四・二%でございますから、六百十二万二千トン、四・七%増というのは、第三次酪農近代化基本方針との対比におきましても相当高い生乳生産の伸びを見込んでおるということを御理解いただきたいと存ずるわけでございます。 一方、先ほど申し上げました飲用向けの…−
まず、政府が増産を指導しておったにもかかわらずというお話でございますが、現在の生乳生産の水準は、五十二年度で約五百七十万トン強でございますが、これは私どもが定めました第三次酪農近代化基本方針が想定しております速度よりも相当速い速度で増産が行われておるわけでありまして、私どもが第三次酪農近代化基本方針で申し上げていた水準よりは相当上をいっているということを、まず御理解をいただきたいと思います。
○武田委員 一昨年ですか、酪農近代化基本方針というものを打ち出しましたね。あの内容、そしてこの意図するものはどういうものですか。
○杉山政府委員 四十九年を基準年度とする第三次酪農近代化基本方針、これを目標と実績とを対比してみますと、生乳生産につきましては、四十九年はスタートの年ですから四百八十七万六千トンということで、同じ水準でございます。
酪農近代化基本方針の中で、いろいろと需要の長期見通しに即した生乳の地域別の需要の見通しやその他について提言をなさっておられます。しかし、そういう中で私どもは、基本的にはこういう近代化基本方針を出しても、具体的に一体どういうふうなことでこの六十年度の目標に達せられるような、価格やその他の面でそういうことができるのかどうか、こういうことをまず御質問申し上げたいと考えているわけであります。
この日本農業新聞の記者も指摘をしているようでありますけれども、昨年私はこの酪農近代化基本方針に触れて、かなりの時間をかけて大場さんと議論をしたことがあります。そのときに私は、一次、二次と達成率の低い点を指摘をして、このままでは日本の酪農というのはあなたがお考えになっているような方向で進むかどうか大変危惧されますということを言いました。
第二次酪農近代化基本方針で北海道が生乳生産量二百五十一万トンというふうに出されているわけです。これで道が第三次の酪近計画を出して、その進捗状況を見ますと、そうすると、達成率は乳量で七二%、それから乳牛で八一%というような数字になっているわけです。この第三次の酪近がこれは大変だと言ったのは、第二次でもこれくらい達成できなかった。
きょう私が質問をいたしますのは、先月酪農近代化基本方針の第三次計画策定に当たって現状置かれている問題点を幾つか提示をして、それらを踏まえて第三次計画に盛るべきだ、こういう考え方を被露したわけであります。その後開かれました畜産振興審議会の懇談会におきまして出されました第三次計画を見まして、私が指摘をしました点が必ずしも的確に盛られていない。
さっき柴田委員からも酪農振興法の問題について触れておりましたが、来年は酪農近代化基本方針の改定の年に当たっておりますね。まずそういうことで理解は違っておりませんね。
○島田(琢)委員 酪農振興法によりますと、酪農近代化基本方針を立てるに当たって考慮すべき点が幾つかございます。酪農近代化基本方針が昭和四十年に作成されて以来、私はこれを推し進めようとする政府の姿勢に対して非常に強い疑問を持っている点があるのです。それは何かというと、一つのきちっとした目標を掲げてそれに近づけていくための努力が忘れられているのじゃないかと私は思う。
○大場政府委員 酪振法によりますと、酪農近代化基本方針をおおむね五年というインターバルで決めていくということになっておりまして、前回は四十六年でございましたから、ちょうど来年が五年という期間で申し上げれば改定期に当たるわけであります。
それでは、昭和四十六年の三月に農林省は酪農近代化基本方針を策定をしておりますね。大河原さんがおるときですね。この基本方針を策定すると、いわゆる酪農振興法に基づいて、第二条の三あるいは第二条の四というもので、各県は酪農の近代化を図るための計画を作成して農林大臣の認可を受ける、認定を受けるという段取りになっておるわけです。それが四十六年の三月に各県に示されておりますね。