2014-04-03 第186回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
ホル雄をブランド化して頑張っている十勝の士幌町や清水町の酪農・育成・肥育農家や加工業者、それから地域への影響を考えると、私としてはもう助けてくださいと言いたいような思いでいっぱいであります。 日豪EPAの、私たちからしてみれば僅かなメリットのために、長い間地道な苦労を積み重ねてきた農業者が犠牲になるということは本当につらいことであります。
ホル雄をブランド化して頑張っている十勝の士幌町や清水町の酪農・育成・肥育農家や加工業者、それから地域への影響を考えると、私としてはもう助けてくださいと言いたいような思いでいっぱいであります。 日豪EPAの、私たちからしてみれば僅かなメリットのために、長い間地道な苦労を積み重ねてきた農業者が犠牲になるということは本当につらいことであります。
それぞれの地域性、またその地域の持てる肉畜育成あるいは酪農育成のためにどのようなことをすればいいのかということは、それぞれの地域によって違うと思います。東北地方、積雪寒冷地もございます。あるいは南の方に行けば、草生については少なくとも東北の二・五倍くらい。
したがって、流通機構の改善ということもここから生まれてこなければ、やっぱり農業育成、酪農育成にもならぬし、専業農家の育成強化にもならぬと思うのです。そういう点が相まってこそ初めて二・五ヘクタールの自立農家を育成することができると思うのです。
もしおっしゃる通りになま牛乳に切りかえて、しかも計画的に、年次的に何年計画でもって完全に国内産なま牛乳でもってミルク給食はやるんかという目標を立ててやるとならば、どうしてもその基礎は、農林省の立場においての農業政策、酪農育成の政策の基本線が学校給食に季節的変動なしに必ず提供する、値段もなるべく安くするというもろもろの条件を整備するための施策が——はっきり私は申す能力がございませんけれども、想像しまするに
ただ現状が、繰り返し申しますようですけれども、酪農育成という角度からだけ特に考えられて、夏場アイスクリームが売れれば学校給食のなま牛乳はボイコットされるというふうな実情にありますことをはなはだ残念に思っておるぐらいでございます。